シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

第44話「シトロン対ユリーカ!?ニャオニクスできょうだいバトル!!」

例によって放送順とは前後しますが、OPの映像の一部が新カットに。
ORASの発売やら新EDテーマの発表から、曲ごと変わるかと思っていたので予想外の変更でした。
変更されたのは回収済みとなったカルネやコルニの登場シーン。ただピカチュウVSメガサーナイトのシーンだけは残りました。
(本編で実現すらしなかったケロマツVSメガルカリオのシーンは色んな意味で無かった事になりました)
三人組の登場カットは健在で、変更後のカットは全てセレナが中心。
1人置いてけぼりを受けたようにしょんぼりするもサトシに声をかけられるセレナ、
海岸で1人太陽に向けて手を伸ばすセレナ、
今後ゲットするヤンチャム『カロスクイーン』のエル、そしてセレナママと実家のポケモン達。
最後はセレナを中心に「黄色い花開く」の歌詞の通り黄色い花畑の上で4人虹を眺めるカットとなりました。
ヤンチャムで断言しているのは例によって今後の放送予定がほぼ発表されている為ですね。
もう年内放送のほぼ全てが見えてるとか本当ポケモンは制作が早いったら無いですわ(
先ほど予想外と書いたのもこれが理由。手持ちの変動も見えているのでこのタイミングでの映像変更は、ということですね(

ということで本編。開始早々リュウジなるトレーナーが合流済み。
食事(を待つ)シーンから始まっていることもあり、前回が3つ目のジム戦で終わっていることもあり
1話飛んでしれっとベルが合流していたエモンガ回がデジャブしました(
しかしニャオニクス♂に図鑑を向けたりと合流してからそう時間は経っていない模様。
プルミエの時といい、今シリーズは遭遇を端折るという場面が見受けられますね。
そのリュウジは「ニャオニクスは♂♀で姿が違う」、「喧嘩するほど仲が良い」といった言葉に若干嫌な顔を見せます。
一方でニンジンを選り分けて食べているユリーカに「残さず食べないと立派なポケモントレーナーになれないよ」とシトロン。
ユリーカはユリーカで「お兄ちゃんだってグリーンピース嫌いなくせに」と反抗。
兄妹の間に小さな溝が生じてしまいました。

その後リュウジと談笑に花を咲かせる3人に対し、嫌々ニンジンを食べるユリーカ。
そんなユリーカの目に留まったのはニャオニクス♀を見つけて発情ハート目になってついて行こうとするハリマロン
幸いユリーカが捕まえることに成功しますが、来た道が分からなくなり迷子になってしまいます。
3人がユリーカの迷子に気付いたのはユリーカが居なくなってずいぶん後のようでした。
「ユリーカったら・・・ニンジンを食べるのが嫌で逃げたんだな・・・」
「まずい!この森は道から外れると危ないんだ!
 池や崖があちこちにあるし、野生のスピアーの巣もあるから!!」
ということで、当然のようにスピアーに襲われるユリーカとハリマロン
ここはハリマロンで反撃、の以前に石に躓いて転んでしまいました。
絶体絶命のピンチを助けたのはニャオニクス♀を連れた・・・誰?(
まもるでミサイルばりを封じ、ユリーカを助け起こすも囲まれてしまいました。
しかしここでサトシ達が到着。リュウジのニャオニクス♂のエナジーボールであっさり退散させました。

先ほどの男性はリュウジの兄のハジメだそうですが、どうもこの兄弟には大きな亀裂がある模様。
そして頭ごなしにユリーカを叱り、ユリーカの話を聞かないシトロン。
要はユリーカが心配で周りが見えなくなっているようですが、ユリーカがケガ(また擦り傷ですが)をしている事にも気づきません。
助けてくれた上にケガのことまで心配しているハジメとの対比もあり、ユリーカとシトロンの間にも亀裂が生じてしまいました。
ともあれ1年間の旅から帰ってきた兄弟の家があるということで、まずはユリーカの治療の為家まで行くこととなりました。

この家というのがまさかの大豪邸。バトルシャトーと同じかそれ以上の規模でした(
実はこの2人、おぼっちゃまのリュウジとおぼっちゃまのハジメだったんですね。
心配性の母親が出迎え、2人との1年ぶりの再会も程々にユリーカの治療を行いました(テープ貼っただけだけど)
そこへ厳格そうな父親が現れ、修行の成果を計る為『後継者選びの試練』を受けることになりました。
その内容は『宝探し』で先に見つけたほうが後継者ということのようです。
ただし、舞台は大豪邸ととにかく広い為手伝いを頼めるとのこと。
リュウジは真っ先にサトシを引き抜きました(
返す刀でユリーカが「命の恩人だもん」とハジメに付き、セレナも巻き添えに。
残るシトロンはユリーカが嫌ったため強制的にリュウジチームにされました(
そして捜索の為分かれる二組。ハリマロンニャオニクス♀とシトロンの板挟みになりますが、ここはシトロンを選びました。

まずはリュウジチーム。当のリュウジは『宝物』に見当が付いていない様子です。
ユリーカとの亀裂で浮かない顔のシトロンはハジメが居ないこともあって直球を投げ込みます。
「あの・・・リュウジさんはお兄さんと仲が悪いんですか?」
リュウジもこの件は気にしていることもあり、特に嫌な顔もせず回想。
元々は仲の良い家族でしたが、父親に貰ったニャスパーを進化させた頃から意見がぶつかるようになったとのこと。
いやまあ、ニャオニクス♂をアタッカー起用しているのでハジメの意見もごもっともなんですけどね(
「俺だってちゃんと1人でやれる!兄貴や父さん達の役に立てるって証明してやるんだ!!」
そんな話をしながら部屋を捜索に入ってリュウジが離脱。すかさずサトシがシトロンに話しかけます。
「何か難しいんだな、きょうだいって。・・・シトロン?」
「ぼくは・・・つい色々言っちゃうんです・・・もしかしたら、ユリーカに嫌われちゃったかな・・・」
「なぁに馬鹿な事言ってんだよ!?シトロンが怒るのはユリーカが心配だからだろ?ユリーカだってちゃんと分かってるさ!」
「そうでしょうか・・・?」
「そうだって!2人はずっと一緒だったんだろ!?」「ピィカチュ!」「リィマ!」
この辺りのアドバイスまでこなせる誰だお前レベルのサトシ。
1人っ子視点ってのもありますが、別の1組の姉弟を散々見てきた経験則ってのもあるでしょうか。

一方のハジメチーム。まずはセレナは空気を読みすぎて邪魔なので即隣の部屋に追いやります(
「じゃあ私、隣を見てくるね!」
こちらはリュウジとの亀裂で浮かない顔のハジメ
ハジメさん、どうかしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
「でもここ、すっごいシワが寄ってたよ!
 お兄ちゃんもなにか考えてるとき、いっつもそんな難しい顔するの・・・あっ///」
「アハハ・・・ユリーカはお兄ちゃんが大好きなんだね」
「嫌いだもん!すぐ怒るしうるさいし!ハジメさんが、お兄ちゃんだったら良かったのになぁ」
「僕だって同じだよ。リュウジには嫌われているからね」
「喧嘩したの?」
「そうだね。つい心配で、あれこれ余計な口を出してしまって・・・
 僕はリュウジと喧嘩したいわけじゃないんだ」
こちらはユリーカが兄の目線を知る展開。
それにしても赤面ユリーカは可愛過ぎました(

家中の高そうな物を集めるも、どれもハズレ。
ヒントとして「それは今屋敷の中にはない」「宝はお前達2人に関係のあるもの」と示されます。
これにピンときたリュウジは裏庭?の『秘密の場所』へ。
ハジメも同じところを目指していたようで、『秘密の場所』の前で鉢合わせに。
そこでは珍しい花が咲いており、昔2人で協力して集めて両親に褒められたとか。
その花が『宝物』なのではと2人とも推測します。

しかし、そんな一行の下にバクオングが登場。まずはハイパーボイスで牽制でしょうか。
まずはハリマロンニャオニクス♀を守るべくミサイルばりを発射しますが、避けられてしまいます。
ならばとサトシがピカチュウを繰り出そうとしますが
「いや!」「俺達がやる!」
ということでハジメリュウジが兄弟で対抗することに。
Wひっかくを決め、かみくだくを回避しますが、リュウジが続けてひっかくを指示するとアームハンマーに打ち負け。
返しのふみつけを受けそうになるも、ハジメがまもるで助けます。
サイコキネシスエナジーボールの連係プレーを決め、ダウンを取ります。
「この感じ!」「懐かしいなあ・・・」
しかし、不用意に近づいたサトシ達にバクオングが起きてきました。
一番前に居たユリーカ(とハリマロン)を庇うシトロン。絶体絶命・・・

「そこまで!」
ボールに戻るバクオング。実はバクオングは父親のポケモンでした。
要するに父親は2人の亀裂を修復すべく一芝居打ったということですね。
「本当の宝はお前たちの中にあるのだ。それを思い出してほしかった。」
「父さん・・・」「心配ばかりかけて・・・ごめん・・・」
「いいんだ!こうして帰ってきてくれたのだから」
「仲直りできて良かったな!」「ピィカチュウ」
「こっちはどうかしらァ?」
「ユリーカ・・・ぼくは頼りないお兄ちゃんだけど、いつもお前のことを大切に思っているんだよ。・・・だからつい口うるさくなっちゃうんだ・・・」
「ううん、あたしもごめんなさい。あの時ちゃんと言えばよかったの・・・だから・・・あたしのお兄ちゃんで居てくれる?」
「当たり前じゃないか・・・ぼく達兄妹なんだから!」
「うん!」
ということでどっちも無事一見落着となりました。
ちなみにここで花束(先ほどの珍しい花)を持ってニャオニクス♀にアタックをしようとするハリマロン
しかし、実は兄弟のニャオニクスは♂と♀で非常に仲の良い関係だったようです。
・・・ということで、石化玉砕。完璧なるまでにポッチャマミジュマルの系譜を辿ってますね(

あとはいつもの夕方の別れ。
ユリーカとシトロンが手を繋ぎながら次の町を目指し、次回へ続きます。
ひょんなことから短気な弟と冷静な兄が喧嘩を起こし、
心配性な母親と厳格な父親が見守る中、『形の無いもの』を探すため宝探し。
物語として非常にありふれた話ではあるんですが、人間関係が中心になりにくいポケモンでは珍しい話。
R団の乱入も無く(ちなみに出ずっぱりだったのでルチャブル回以来10話振りの未登場)なかなかの回だったでしょうか。
ユリーカの「あたしのお兄ちゃんで居てくれる?」辺りは完全に殺し文句ですね。
シトユリごちそうさまでした。末永くお幸せに(
ケチをつけておくと脚本が同じ所為か父親登場シーンがデジャブしたところでしょうか

『マノンのメガシンカ絵日記』
ナレーションに差し替えられた前回と異なり、今回はしっかり2人と1体が登場。
今回もアランが先に登場し、マノンはローリング大転倒。転ぶのはノルマなのかなあ(
第4回はメガバシャーモ。アニメでも登場済みですね。
毎回進化前から紹介され、今回もアチャモワカシャモバシャーモメガバシャーモと進化。
しかし中の人は共通なので、珍しい男声アチャモが登場しました。
キックが得意で、体温を上げるとブーストがかかりパワーとスピードが飛躍的に上がる事が触れられました。
アランの中二評価は『紅蓮の格闘王』こっちを予想するのも楽しそうですね(
・兄妹回ということでどっちが来るかと思いましたが、タイトルコール前のカットインはユリーカでした。
アイキャッチリュウジで正解はニャオニクス♂♀。選択肢は♂♀で姿の異なるプルリルとニドランの♂♀と少し凝った問題でした。
・お兄ちゃん大好きなユリーカ。矛盾を抱えてるシルブプレネタはどうするんだろうなあ(
・次回はどじっこプクリンが頑張る回。相手は暴走するボーマンダ。フェアリータイプ扱うかなあ。
・今シリーズで予告にピカチュウが登場ってそういえばあんまり思い出せないなあ。プクリンも登場する珍しい予告となりました。