シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

ポケモンマスターズに対する期待

スマホ向けアプリとしてポケモンマスターズが発表されました。
ポケモンのゲームでは珍しく、トレーナーに焦点を当てた内容となっています。
個人的にポケモンスマホアプリで一番ピンと来た作品で
初報時点で遊びたい、と感じた為ピックアップしてみました。
スマホアプリではこの手のいわゆるキャラゲーが多く存在していますが
ポケモンキャラゲーってどうなの?という視点から見てみたいと思います。
例によって長くなったので一旦区切り

ポケモンにおけるトレーナーキャラの需要

ゲームだけだとそこまで見えてきませんが
アニメやカードを踏まえるとトレーナーキャラの需要が高いのは明白ですね。
特にカードは全体に描かれたSRのトレーナーキャラ(サポート)のカードが有り
キャラクターによって取引価格が大きく変わるという露骨な状況です(
女性キャラの男性人気がやや目立つ傾向にありますが
トレーナーキャラのラ人気投票では男性キャラが1位を取ったりと女性人気も十分です。

ジムリーダーやチャンピオンが一堂に会した施設、PWTがBW2にありました。
実のところ普段のバトル施設と大差のない施設なんですが
5地方のジムリーダーとチャンピオンが登場するだけで非常に楽しい施設でした。
DLCとしてアニメキャラクターとのコラボが有ったりで
非常にキャラゲー要素の強い施設でしたね。

キーキャラクターばかりが注目されがちですが、一般トレーナーも人気は高いです。
かんこうきゃくやオカルトマニアなんかは根強い人気がありますね。
ミニスカートやエリートトレーナーのように全作品に登場する一般トレーナーも居り
どのバージョンのデザインが好きか、なんて話も良く聞きますね。
ポケカに登場する事も多いので、一般トレーナー需要も高いと言えそうです。

ポケモンマスターズではそんな一般トレーナーも登場。
エリートトレーナーも♂はSMデザインながら、♀はORASデザインが登場。
同じトレーナーでも出典の違うデザインと凝ったことをしています。
BW2の女主人公であるメイも登場で歴代主人公にもスポットが当たると
もはやどこまでキャラクターが出てくるのか予想が付きません。

あまりにも多すぎるトレーナーキャラ

ポケモンは7世代まで進んでおり、ジムリーダー(キャプテン)だけでも8人×7地方
四天王(島キング、クイーン)が4人×7地方存在しており
主人公、ライバル、チャンピオンで4人×7地方。早くも100人を超えます(
悪の組織は幹部が複数いますし、ボスを含めると・・・もう頭が痛いですね。
トレーナー扱いか難しいですが、博士やボックス管理人等キーキャラクターはまだまだ居ます(
剣盾でそれらが全部増えると考えただけでもお手上げ感があります。

そんな状況で、キーキャラクターのフォルムチェンジとも言える異なる姿があります。
がんばリーリエのような作中の変化もありますが
リメイク版等でデザインが変わる例も多いです。
登場作品が多いカントージムリーダーはそれが顕著。
アニメ関連も含めるとタケシとカスミはかなりの姿がありますね。

デザイン違いといえば一般トレーナー。こちらは最大で11作品も存在します
(7世代+FRLG+HGSS+ORAS+ピカブイ)
デザイン違いを採用すると一般トレーナーだけでも途方もない数になります。
更にコロシアムやXD、バトレボは、レンジャーは、アニメは・・・
考えれば考える程キャラクター数は多く、全くキリがありません。

トレーナーのキャラゲーとして

ここまでトレーナーの数が増える前に出して欲しいところでしたが
スマホキャラゲーとしての下地が出来上がったのはここ数年。
第六世代あたりに作っても大成はしなかったでしょう。
ポケモンスマホアプリも増えてきたのはここ数年なので
そういった面の下地も必要だったかもしれません。
剣盾の発売前というのがネックの1つではありますが
発表のタイミングとしては申し分ないと言えそうです。

一方でガチャゲーが不可避な人数であり
『狙ったキャラクターが欲しい』という需要が満たせ無さそうなのが難点。
例えば個人的に好きなジムリーダーはホミカなんですが
いつ実装されるのか、実装されて引けるのかを考えると
ちょっとやる気にならない部分が出てきてしまいます。
とはいえ、ボイス付きで遊べるとなると考えちゃうのもキャラゲーの魅力です。

ポケモンマスターズではキャラクターが3Dで描かれます。
キャラゲーは様々な絵師を招いてカードという形でイラストを用いることが多いんですが
ポケモンとしてはそれをポケカで採用済みというのが実情。
使い回しは権利関係が厄介ですし、新規絵をこれから集めるのも大変です。
本編は3Dになっていることもあり、3Dはちょうどいい落としどころかなと思います。
まだ3D化していないキャラクターも残っているので
そういう面での楽しみもあるでしょうか。

ポケモン共に進むキャラゲーとしてはポケモン+ノブナガの野望がありました。
あちらも実際に戦うのはポケモンという面で共通します。
ゲーム性は大分違いますが、キャラ別にサポート技が存在。
ステータス上昇や回復といった効果を1度だけ使うことができました。
例えばタケシは防御アップ、カスミは特攻アップなんて効果だと個性も出て面白そうです。


ポケモンならではの要素

トレーナーキャラにスポットを当てたポケモンマスターズですが
先ほどの通り実際に戦うのはパートナーであるポケモン
カスミのスターミーやシロナのガブリアスなんかは鉄板ですが
タケシがHGSSやBW2と同じく進化前のイワークをパートナーにしてるあたり拘りを感じますね。
パートナー違いで同キャラでも性能に差を付けることができるので
衣装違いはパートナーが違う、なんて差別化も面白いかもしれません。

そしてポケモンといえば対戦、そして交換ですね。
システム上男女キャラ混合になりますが
近年のスマホゲームは男性向け、女性向けで偏らせるのがセオリー。
性転換させてでも性別を偏らせるのが近年の傾向です(
PVを見る限りそんなセオリーを破る男女混合のシステムになりそうですが
プレイヤー同士で交換できるとなるとポケモンらしさと両立が可能となります。
もちろん有利不利が大きく出易いのでガチャゲームでは禁じ手に近いですが
採用されたら面白いかな、と思ったので書いておきます。


現在のガチャゲーの立ち位置

ここまで散々ガチャゲーについて書いてきましたが、法規制の話が出ているのが現状。
性質上の相性は良いんですが、今からガチャメインではじめるにはリスクが付き纏います。
加えてポケモンスマホアプリでガチャを取り入れたのはポケモンコマスターのみで
そのポケモンコマスターもガチャ以外がメインの体制に変わりました。
ポケモンユーザーがガチャに慣れていないという部分を踏まえると
ガチャ以外での提供も十分に考えられるところです。
いずれにしても課金要素は不可避なゲームにはなると思いますが
どんな形になるのかという点にも注目したいところですね。


そんなこんなで配信が楽しみなポケモンマスターズ。
今後の続報にも期待したいところですね。