シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

SVのわざマシン 廃盤編

わざマシンリストはいよいよ最後。
リストは最後なんですが、覚え書き部分を残しているのと
豆知識的な更新がある為、本格完成はまだとなります。
今回も基本的にはポケモンHOME未対応ではありますが
一部反映されている箇所があります。


剣盾でわざマシンだったが、SVでわざマシン化されなかった技
剣盾のわざマシンは1度入手すれば何度でも使える仕様だった。
そういう面もあり低威力技や汎用性に欠ける技が多くわざマシンとなっていた。
SVではそのうちランクバトルでの採用率が低かったであろう技が多く廃止となっており
バランス調整でわざマシンから外れたと思わしき技は少なかった。

わざマシン考察
マシン00「メガトンパンチ」追加効果のないノーマル技。
SVではより覚えるポケモンの多いとっしんが一番上のわざマシンに。
一方でわざマシンから外れたことで、SVでは覚えるポケモンが居ない技となった。
覚えた所で対戦環境どころか、シナリオでも使いどころはパンチグローブへの対応程度。
剣盾でも需要は無かったため、このままひっそりとする技となるだろう。
マシン01「メガトンキック」追加効果のないノーマル技。
こちらも対戦環境での活躍が無かった技。
しかしながら、ノーマル物理枠として僅かな需要を察してか
ケッキングがレベル技として再習得を果たしている。
その他では、ドロバンコバンバドロ、イシヘンジン
ウェーニバル、カラミンゴと少数しか覚えなくなった。
ケッキング以外は使いどころが難しい技となるだけに
ケッキングの活躍に今後の去就がかかる技となりそうだ。
マシン02「ネコにこばん」戦闘後に小金を稼げるノーマル技だが、金額があまりにも少額。
SVでは各種ニャース系統の専用技へ戻った。
SVでは同額が手に入り、威力が3倍高いゴールドラッシュが登場。
金策と言える額ではないが、足しにするにしてもそちらが安定。
ネコにこばんの出番は無くなったと言えるだろう。
マシン07「ミサイルばり」虫タイプの2-5回の連続攻撃技。
他の連続攻撃と同じくぼうだんにより防がれる技。
いかさまダイスの登場で活路の増えた連続技だが
わざマシン化しても覚えるポケモンが少なかったため、妥当といえば妥当な立ち位置。
SVではタイプ一致はクヌギダマフォレトスヘラクロスと少ないが
タイプ不一致の使い手がぼちぼち存在している。
ラスタルでメインウェポン、というよりは
連続攻撃を活かした味方殴りの向いた技となるだろうか。
わざマシン復帰してもおぼえるポケモンはそこまで増えず
立ち位置が変わるまでは至らないだろう。
マシン12「ソーラーブレード」発動してから1ターンの間何もせず
2ターン目に攻撃するタイプの溜め技で草技。
天候が「ひざしがつよい」だと溜め無しで撃てるが
「あめ」「すなあらし」「ゆき」だと溜め有りの上威力半減となってしまう。
ソーラービームとは物理の接触攻撃である点と、「きれあじ」に対応する点が異なる。
SVではカリキリラランテス、ソウブレイズが習得。
剣盾でも使い手はほぼチェリムに限られており
わざマシンから外れて困るポケモンが居ないのが現状。
「きれあじ」の草タイプが登場した際はロマン砲となりそうだが
現状では活躍の機会は無さそうだ。
マシン16「いやなおと」剣盾に続き、相手の能力を2段階下げる変化技が続投する中
いやなおとのみ、わざマシンから外れる形となった。
2段階下げる変化技では唯一命中85であり、剣盾でも大きな活躍が無かった技。
音の技であり、みがわりを貫通するが、ぼうおんに防がれる。
対戦環境への影響は大きくなさそうだが、元々タマゴ技だったポケモンのうち
シェルダーメリープモノズはいやなおとを覚えられなくなった。
その他、わざマシンのみで習得するポケモンが軒並み覚えられなくなっているが
アーマーガアがレベル技として再習得を果たしている。
SVでも命中85のままとなっているため、わざマシン再録するよりは
命中100の新規技をわざマシン入りさせた方が建設的な気がする。
マシン19「しんぴのまもり」5ターンの間、状態異常と混乱状態を防ぐ効果。
壁効果と異なりひかりのねんどで延長できず、かわらわりサイコファングで壊れない。
状態異常を防ぐ効果はミストフィールドを筆頭に多数存在し
SVでは状態異常に強い特性も増えて役目を終えた感は否めない。
とはいえ、テラレイドバトルでは重宝する効果になるため
状態異常対策での採用余地はまだ残っている。
対戦環境ではミストフィールドで十分だろう。
マシン20「じばく」威力200と高威力だが、発動時に自身をひんしとするノーマル技。
しめりけが居ると防がれるのではなく失敗する。
SVでは第二世代以来、マシン技や教え技から退場技が外れる形に。
SVではだいばくはつを含めて僅かに習得ポケモンが存在するが
ノーマルタイプの習得者が居なくなり、タイプ一致で使うにはテラスタルが必須に。
攻撃技として見ても1体を犠牲にして出す威力ではなくなり
退場技はてっていこうせん等選択肢が増えて対戦環境ではあまり見ない技に。
わざマシンとしての復帰しても活躍が難しい技だろう。
マシン24「いびき」ねむる状態でのみ使えるノーマル技だが、威力が50と低い。
音の技であり、みがわりを貫通するが、ぼうおんに防がれる。
同じ条件だが、覚えている技からランダムで出せるねごとがSVではわざマシンに残っており
催眠対策でもねむるとのコンボでもねごとに軍配が上がる形に。
覚えるポケモンはややパッとしないところばかりだが
SVではヒメグマリングマが新規でレベル技として習得した。
ねごとと並んで長らく残っていたが、ついに脱落となってしまった。
マシン30「はがねのつばさ1割の確率で自身の防御を1段階上げる追加効果のある鋼技。
メタルクロー、アイアンテールと並ぶ古来からの鋼技だが
SVでついにわざマシンから外れる形に。
SVでは覚えるポケモンヤヤコマヒノヤコマファイアロー、アーマーガアのみとなった。
鋼タイプはほとんどがアイアンヘッドを覚えることができ
ダイスチルが消えた以上鳥ポケモンの鋼技需要も消えてしまった。
わざマシンから外れるのは妥当なタイミングと言えるだろう。
マシン31「メロメロ」自身が♂なら相手の♀を、自身が♀なら相手の♂をメロメロ状態にする変化技。
メンタルハーブに対応するメンタル技。
第二世代からの汎用技がついにわざマシンを外れた。
対戦プールが広がる程、性別不明のポケモンが増えるため
そもそもメロメロの対象となるポケモンが少ない傾向となっており。
剣盾時点でメロメロを使った戦術が話題となることも無かった。
SVで覚えるポケモンラブカスケイコウオネオラント
オドリドリ、モスノウと極めて少なくなった。
メロメロが決まっても、どちらかの交代で解除されてしまうため
アドバンテージを取るのが難しかった技。
わざマシンから外れるのは妥当であり、むしろ遅かったと言える。
マシン35「あられ」天候を「あられ」にする変化技。
第三世代から登場した天候が技ごと廃止に。
SVでは「あられ」に対応していた要素は全て「ゆき」に置き換えられた。
「すなあらし」のように氷タイプの能力上昇効果を付けたかったが
スリップダメージの範囲が広すぎることから、新天候へ置き換えたといったところか。
「あられ」に防御上昇効果が追加された場合のコオリッポの処理を考えると妥当と言えるか。
一方で、氷タイプ以外であられとゆきげしきの習得状況が異なっている。
あられを覚えるのにゆきげしきは覚えないといったケースに気を付けたい。
マシン36「うずしお剣盾でバインド技が複数追加されたが、SVではわざマシンから外れた。
SVではシェルダーパルシェンギャラドスブイゼルフローゼル
ケイコウオネオラントママンボウ、テツノツツミが習得。
元々タマゴ技だったドジョッチバスラオは習得できなくなった。
テツノツツミがうずしお+アンコールでハメるコンボを使うため
対戦環境でも稀に見る機会がある技と言える。
わざマシン復帰でこのコンボを使える強力なポケモンも居ないので
そこまで復帰の需要は無さそうな技か。
マシン37「ふくろだたき」手持ちの数の分攻撃を行う特殊な悪技。
目下味方を攻撃し、せいぎのこころを発動させる技だが
SVでは更に相性の良いふんどのこぶしが登場。
悪用を警戒してか、わざマシンから外れる形に。
SVではレベル技習得のポケモンが複数存在する。
反面タマゴ技だったディグダメグロコは習得できなくなった。
わざマシンなしでもイッカネズミ+コノヨザルという強力な組み合わせが生まれているため
わざマシン復帰でドラパルト等が再習得すると厄介なことになりそうだ。
マシン42「リベンジ」優先度-4の後攻技で、技のダメージを受けると威力が2倍になる格闘技。
SVでは同効果のタイプ違いであるゆきなだれがわざマシンに残ったが
SVではレベル技含めて覚えるポケモンが居ない、廃止技の扱いに。
四災対策で活躍しそうな技だっただけに、廃止技となるのは残念。
残っていた場合はつららおとしやあくのはどうで怯む、といった光景が頻発したか(
マシン45「ダイビング」1ターン目にほとんどの攻撃を受けなくなり、2ターン目に攻撃する水技。
たきのぼりアクアブレイクを覚えるポケモンが増えて
溜めのあるこの技を使う必要が無くなった。
SVではサシカマスカマスジョー、ナミイルカ、イルカマン、ヘイラッシャが習得可能。
使い手的にも下手に溜めを入れず火力で押したいポケモンが多い。
わざマシン復帰してもそこまで使いたいコンボも無いだろう。
マシン46「ウェザーボール」天候変化に応じてタイプが変わるノーマル技。
ぼうだんにより防がれる技。
ダイマックス技が無くなり、天候が安定しやすくなったが
SVではわざマシンから無くなってしまった。
SVでは自力習得できるポケモンを中心に習得ポケモンが残り
ユキワラシオニゴーリユキカブリユキノオーが再習得を果たしたが
ユキメノコに進化すると習得できなくなる点に気を付けたい。
加えて元々タマゴ技だったカリキリは習得できなくなった。
ラスタルとの相性が極めて良い技で、誰でもポワルンになれてしまうため
SVでのわざマシン復帰は難しい技となりそうだ。
マシン49「すなじごく」剣盾でバインド技が複数追加されたが、SVではわざマシンから外れた。
SVでは地面タイプを中心に習得ポケモンが残ったが
元々タマゴ技だったウソハチウソッキーが覚えられなくなった。
他のバインド技よりも無効化され易い地面タイプなので
わざマシン復帰しても他のバインド技程活躍は出来ないだろうか。
マシン51「つららばり氷タイプの2-5回の連続攻撃技。
こちらは他の連続技と異なりぼうだんに防がれない。
いかさまダイスの登場で需要の高い技ではあるが
SVではシェルダーパルシェン、セビエしか覚えられない希少な技に。
わざマシン復帰の際にはマニューラツンベアークレベース等が習得し
氷技を活かし易くなるポケモンが増えそうだが
パオジアンも習得する可能性が高く、厄介さが増す形となりそうだ。
わざマシン復帰には賛否が分かれそうな技と言えそうだ。
マシン52「とびはねる」1ターン目にほとんどの攻撃を受けなくなり、2ターン目に攻撃する飛行技。
ダイマックスと攻防に相性の良い技だったが
SVではダイマックスが無くなり、需要も激減。
SVでは既存のポケモンはレベル習得のポケモンのみ再習得となった。
わざマシン復帰するとギャラドス唯一の飛行物理技となるが
ダイジェット無しで使うかと言われると微妙だろう。
マシン55「しおみず」相手のHPが最大HPの半分以下だと威力が2倍になる水技。
元威力は65と心許無いが、条件を満たすと130と十分な威力となる。
SVでは使い手が大きく減り、ギャラドスハリーセンハリテヤマ
ママンボウクマシュンツンベアーと特攻が低いポケモンばかりに。
ねっとう廃止による水特殊単体打点の需要や
カタストロフィとの相性の良さからわざマシン復帰後の需要はありそうだが
ねっとう自身が復帰してしまうと存在感を奪われる厳しい技と言える。
マシン57「しっぺがえし」相手より遅く動けば威力が2倍になる悪技。
こちらは元威力50と2倍にしても100とやや低め。
悪物理は中威力帯が充実しているため、やや物足りない威力となる。
SVでは既存のポケモンはレベル習得のポケモンのみだが
新たにヒメグマリングマヤングースデカグースが新規で再習得。
剣盾でレベル技から外れたペリッパーは覚えないままとなった。
覚えるポケモンとしては不一致でのサブウェポンがメインだが
悪タイプでもディンルーやアラブルタケといった重戦車タイプが覚えるため
SVでも局所的ながら出番はありそうな技。
反面わざマシン復帰してもこれといった使い手が増えず、活躍は見込め無さそう。
マシン58「ダメおし」相手がこのターンダメージを受けていると威力が2倍になる悪技。
元威力は60であり、2倍時は120とそこそこ強力。
先の通り中威力帯が充実した悪物理なので、2倍前提で使いたい技。
性質上シングルでは条件を満たすのが難しいため、ダブル向きの技。
SVではレベル習得だったサボネアノクタス
メグロコワルビルワルビアルが習得不可となっており
元々タマゴ技だったクマシュンも習得できなくなった。
わざマシン復帰で四災が覚えた場合が厄介そうな技で
パオジアンやディンルーでのダメおしが非常に強力と言えるだろう。
マシン60「パワースワップ自身と相手の攻撃・特攻の能力変化を入れ替える効果。
SVでは習得ポケモンが大きく減りエーフィ、キリンリキアサナン
チャーレム、ベラカス、リキキリンと6体のみに。
元々タマゴ技だったチルットは覚えられなくなり
りゅうせいぐん等の能力ダウンと両立できるポケモンが居なくなった。
積み対策としてはSVでは強力なてんねんポケモンが存在しており
パワースワップでは悠長というのが実情。
最低でも能力ダウン技とのコンボがなければわざマシン復帰の甲斐が無い技となりそうだ。
マシン61「ガードスワップ自身と相手の防御・特防の能力変化を入れ替える効果。
こちらもSVでは習得ポケモンが減りスリープ、スリーパー、ブラッキーキリンリキ
アサナンチャーレム、ベラカス、リキキリンと8体のみに。
(元々タマゴ技だったウパー(J)も覚えられなくなった)
チャーレムインファイト+ガードスワップでコンボ可能だが、こちらも悠長。
一応てっぺき+ボディプレスへの切り返しにはなるが
ガードスワップとボディプレスを両立できるポケモンは居ない。
要塞対策にしてもくろいきりクリアスモッグの方が汎用性があるため
わざマシン復帰しても活躍は難しそうだ。
マシン62「スピードスワップ自身と相手の素早さの実数値を入れ替える効果。
パワースワップ、ガードスワップとは効果が異なる点に注意。
元々覚えるポケモンは少なかったが
SVでは覚えるポケモンがベラカスのみと非常に寂しい技に。
(元々レベル技だったライチュウ(A)も覚えられなくなった)
技としては特殊な素早さ操作技となるため
わざマシン復帰で使い手が増えれば面白いことになる技。
マシン69「サイコカッター」急所に当たりやすいエスパータイプの希少な物理技。
新特性の「きれあじ」に対応し、威力が1.5倍となる技。
覚えるポケモンはスリープ、スリーパー、アサナンチャーレム
エルレイド、ブリムオン、ソウブレイズ、ミガルーサ、テツノブジンと少ない。
とはいえ「きれあじ」のエルレイドとミガルーサは覚えるため
メインウェポンとして申し分なく扱える。
元々タマゴ技だったコマタナは習得できなくなった。
レジェンズでも教え技となっており、ダイケンキ(H)とバサギリも覚えたが
SVではどちらも覚えることはできず
「きれあじ」はタイプ一致のみ扱えるという状況に。
そういう意味ではわざマシン復帰の需要は有るといえる。
マシン71「ワンダールーム」5ターンの間、防御と特防を入れ替える場の効果を作り出す効果。
SVでは習得ポケモンが大きく減り、コダックゴルダックムウマの3体のみ。
元々タマゴ技だったヤドンヤレユータンは覚えられなくなった。
現状では習得ポケモンが少なすぎて扱い辛いが
SVではハバタクカミのように偏った耐久のポケモンが環境に多く
わざマシン復帰した際は活躍の機会がありそうな技。
マシン72「マジックルーム」5ターンの間、全員のもちものを無効化する場の効果を作り出す効果。
SVでは習得ポケモンが大きく減り、ゴチムゴチミルゴチルゼルクレッフィの4体のみ。
こちらも使い手が少なすぎて評価が難しいが
登場と同時に消費するもちものであるブーストエナジーと相性が良く
パラドックスポケモンが覚えると環境への影響が大きい技。
わざマシン復帰の際は習得ポケモンに気を払いたい。
マシン73「クロスポイズン急所に当たりやすい毒タイプの物理技。
こちらは新特性「きれあじ」に対応しない技。
SVではシルシェルーがタマゴ技で覚えるのみで
HOME転送したムゲンダイナからものまねハーブで習得可能。
毒物理としてはどくづきの方が優先度が高く
SVではダストシュートを覚えるポケモンも増えてお役御免。
元より覚えるポケモンも少なく、わざマシン復帰の需要も無いだろう。
マシン76「りんしょう」威力60のノーマル技だが、同一ターン中に「りんしょう」が使われた場合
その直後に威力2倍で攻撃を行う特殊な性質のある技。
性質上ダブルバトル向けの技となる。
音の技であり、みがわりを貫通するが、ぼうおんに防がれる。
SVで覚えるポケモンはプリン、プクリンチルットチルタリス
ホゲータ、アチゲータ、ラウドボーンと3系統のみ。
HOME開通を加味してもメロエッタケロマツ系統のみで
構築の軸とするには覚えるポケモンが少なすぎる。
わざマシン復帰で汎用技に返り咲いたとしても
スキン系はニンフィアしか居らず、扱いが難しいのも実情。
デザインとしてはトリプルバトル用の技だったため
現代まで技が残っただけマシといったところか。
マシン79「かたきうち」前のターンに味方のポケモンが倒されていると威力が2倍となるノーマル技。
「前のターン」である必要があり
ダブルバトルで味方が倒れたターンに使っても威力は上がらない。
SVではガーディ、ウインディコマタナ
キリキザン、オラチフ、ドドゲザンと覚えるポケモンは少ない。
BDSPでレベル習得できたマンキーオコリザルはSVでは覚えられない。
タイプ一致で使えるポケモンが居なくなり、扱いが難しくなった技。
瞬間火力のロマン砲としてもギガインパクトがあるため
わざマシンに復帰したとしても立ち位置は変わらないだろう。
マシン82「エレキネット」相手の素早さを1段階下げる追加効果のある電気技。
相手全体を攻撃できるこごえるかぜのタイプ違い効果。
SVでは覚えるポケモンが激減し、コイル、メリープがタマゴ技で覚えるのみ。
HOME転送したレジエレキからものまねハーブで習得可能。
剣盾での新規習得はモルペコとレジエレキのみと寂しく
最大の使い手であるレジエレキはレベル習得可というのを踏まえると
廃止しても影響は少ないと踏んだか。
わざマシン復帰はミライドンが覚えるか否かで環境への影響が大きく変わりそうだ。
マシン83「シェルブレード」5割の確率で相手の防御を1段階下げる追加効果のある水技。
新特性の「きれあじ」に対応し、威力が1.5倍となる技。
SVではシャルダー、パルシェン、カジリガメと覚えるポケモンが少ないが
剣盾から覚えるポケモンは少なかった技。
剣盾時点でシュバルゴ専用と言えるわざマシンだったため、
居なくなったSVでわざマシンから外れるのも納得。
一方で「きれあじ」に対応し、ダイケンキ(H)のメインウェポン需要は有るが
レベル習得できるので、わざマシン廃止も困らない。
他の「きれあじ」持ちも覚えそうにないので、わざマシン復帰の需要は無いだろう。
マシン84「スイープビンタノーマルタイプの2-5回の連続攻撃技。
いかさまダイスの対象となるが、威力25の連続攻撃では最も命中が低い。
SVでは覚えるポケモンが居なくなり、元々タマゴ技だったブイゼルも覚えなくなった。
テクニシャンでいかさまダイスを持たせるロマンコンボを使えるチラチーノが居るが
これまでレベル習得してきたため、わざマシンの需要は無い。
イッカネズミが覚えてもネズミざんの方が火力が出るため
わざマシン復帰の余地はなさそうだ。
マシン92「マジカルフレイム」相手の特攻を1段階下げる追加効果のある炎技。
炎タイプよりはエスパータイプ、フェアリータイプが覚える技。
SVでもラルトスサーナイトムウマージ
ミブリム、グレンアルマ、ハバタクカミが習得可能。
レジェンズでレベル習得だったフワンテ、フワライドは覚えられなくなった。
配り過ぎた感があり、テラバーストの立つ瀬が無くなるからかわざマシンから外れたが
ラルトス、ミブリムは新規のタマゴ技となっており、需要の高いポケモンは覚える形。
それでもニンフィア、イエッサンと覚えなくなって困るポケモンは居り
わざマシン復帰の需要は残っている。
マシン97「ぶんまわす」追加効果のない悪技。
ダブルバトルでは自分以外を攻撃する全体攻撃。
威力も高くないため、ダブルでのじゃくてんほけん起動がメイン。
SVでは覚えるポケモンが減っておりスナヘビ、サダイジャ、テブリム、ブリムオン
カヌチャン、ナカヌチャン、デカヌチャンが習得。
素早さが高いポケモンに乏しく、じゃくてんほけん起動性能は高くない。
一応(受ける側の)テラスタルにより奇襲性が増したため需要は少なくないが
わざマシン枠を使ってまでかと言われると微妙なところ。
マシン99「ワイドブレイカー」相手の攻撃を1段階下げる追加効果のあるドラゴン技。
ダブルバトルでは相手全体攻撃となる命中安定技。
ダブルバトルでは相手全体の攻撃を下げつつ攻撃できる為重宝する技。
SVではキバゴオノンドオノノクス、モトトカゲ
セグレイブ、トドロクツキ、コライドンが習得。
こちらはドラゴンの高ステータスを活かせば上からデバフを入れつつ耐えることが可能。
りゅうのまいから全体攻撃といった使い方も可能となっている
最速の使い手であるドラパルトが覚えられなくなっているため
わざマシンの需要はピンポイントながら残っているか。

剣盾でわざレコードだったが、SVでわざマシン化されなかった技
剣盾のわざレコードはSVのわざマシンと同様に使い切り。
入手が難しい分、強力な技が多かった。
SVではそのうちランクバトルでの採用率が低かったであろう技が廃止となっている。
また、バランス調整と思わしき技も少なくなく
わざマシンへ復帰の余地があるそうな技が多い。
ちなみに剣盾では御三家の元専用技が多くわざマシン/わざレコード入りしていたが
全てがわざマシンから外れるという形となった。

わざレコード考察
レコード13「きあいだめ」自身の急所率を2段階上げる効果。
この技の後に急所技を使うかピントレンズを持たせる事で確定急所となる。
剣盾わざマシンに加えてレジェンズの教え技となっているが
レジェンズ教え技からSV習得に繋がったポケモンは居ない。
元々タマゴ技だったメグロコは習得できなくなった。
確定急所に至っても倍率は1.5倍でしかなく
攻撃面の能力を1段階上げるのと結果が変わらないのが実情。
味方のいかりのつぼ発動等、確定急所ならではの要素が無いと扱いが難しい。
需要がそこまで無い為、わざマシン復帰も難しそうだ。
レコード19「トライアタック」2割の確率で相手をマヒ、やけど、こおりのいずれかにする追加効果のあるノーマル技。
SVでは「3」に関わるポケモンのみが覚えダクトリオ、レアコイルジバコイル
サザンドラ、スナノケガワ、テツノコウベが習得。
タイプ不一致でノーマル技を選ぶ理由が無く、採用の余地が無い現状。
わざマシン復帰すればてんのめぐみハピナスで使うことがある、程度にはなるか。
レコード28「メガホーン追加効果のない虫タイプの大技。
「立派なツノで攻撃」と部位指定のある技。
SVではオドシシヘラクロスメブキジカ、タイレーツ
ドオー、イダイナキバ、テツノワダチが習得。
わざマシンから外れたが、覚えなくなったのはカジリガメのみで
元々覚えるポケモンが少なかったため、影響は無いと言える。
わざマシン復帰の需要も少ないと言える。
レコード31「アイアンテール3割の確率で相手の防御を1段階下げる追加効果のある鋼技。
メタルクロー、はがねのつばさと並ぶ古来からの鋼技だが
SVでついにわざマシンから外れる形に。
SVではピカチュウライチュウキバゴ、モトトカゲ、ミミズズと習得ポケモンが激減。
タマゴ技として覚えるポケモンが非常に多い技だったが
キバゴ以外は全て覚えられなくなった。
ダイスチルの元技として僅かに需要があったが、ダイマックスが廃止。
肝心のキバゴアイアンヘッドを習得し
アイアンテールを主力で使うポケモンは居なくなった。
とはいえ、アイアンテールとして使うケースは少なかったため
わざマシンから外れるタイミングとしては丁度良いと言えるだろうか。
レコード34「みらいよち」2ターンの終了時に攻撃を行う特殊なエスパー技。
元々レベル習得のポケモンは多い技であり
SVでも覚えるポケモンエスパータイプを中心に多い。
一方でタマゴ技はキリンリキバネブーの2体のみで
コダックヤドンマリルデリバードは覚えられなくなった。
ただしヤドラン、ヤドキングは思いだし技として再習得しており
ピカブイのような条件での習得を果たしている。
わざマシン新録の剣盾で大きな活躍が無く、外れるのも納得の技。
遅効性の技性能にテコが入らないと活躍は難しそうだ。
レコード35「さわぐ」3ターンに渡って攻撃を続けるノーマル技。
技選択時の1ターン目に自分以外の眠り状態を回復し
3ターン目の攻撃終了まで誰も眠り状態にならなくなる効果がある。
音の技であり、みがわりを貫通するが、ぼうおんに防がれる。
SVではレベル習得のポケモンを中心に覚えるポケモンは多いが
剣盾でレベル技から外れたバスラオ(赤青)が覚えられなくなった。
バスラオ(白)は覚えられる)
元々タマゴ技だったディグダメグロコゴチムが覚えられなくなったが
ムックルは引き続き、キリンリキは新規でタマゴ技として習得。
テラレイドバトルの眠り対策としてもコノヨザルやサーフゴー等
特性で防げる強力なポケモンが多いため
さわぐで対策する必要性が薄いのが実情。
わざマシン復帰の需要は無さそうだ。
レコード39「ばかぢから」高威力の格闘技だが、使用後自身の攻撃と防御を1段階下げる技。
覚えるポケモンは大きく減り、ギリギリ2桁ほどの水準に。
元々タマゴ技だったコータスは覚えなくなったが、マケンカニは覚えられる。
攻撃が下がるため一発限りに近い技だったが
技の少ない四足ポケモンにはそれでも重要だった技。
ブースターやレントラーにとっては致命傷と言える喪失に。
加えてあまのじゃくのラランテスも覚えられなくなっており
ラランテスの物理運用の道が閉ざされてしまった。
一方でハッサムキノガッサチャーレム等はインファイトを新規習得し
格闘打点が連発の効く技となった。
わざマシン復帰の需要はあるものの、軒並みマイナーポケモンとなっており
どう応えるのかというのは気になる所。
レコード41「ブレイズキック」急所に当たりやすい炎技。
SVでは覚えるポケモンが居ない技に。
パルデア図鑑ではリオルが元々タマゴ技だったが
ブレイズキックをレベル習得できるポケモンが居ない関係か、削除されている。
炎タイプにとってはフレアドライブがあるため重要度が低い技で
格闘タイプのサブウェポンとして需要があった技。
それでもルカリオとサンダー(G)しか候補が居ないため
わざマシン復帰の需要があまり無さそうだ。
レコード44「コスモパワー」剣盾に続いて自身の能力を合計2段階上げる変化技が継続する中
防御と特防を上げるコスモパワーがわざマシンから外れた。
SVではシガロコのタマゴ技となっているが
HOME転送したアルセウスかムゲンダイナからものまねハーブでのみ習得可能。
剣盾ではゴチルゼルやムゲンダイナで詰ませに行くケースが多く
やや悪役的で嫌われる立ち位置の技となってしまった。
覚えるポケモンも少なかったため、SVではわざマシン廃止という形に。
復帰して使えるポケモンゴチルゼルぐらいなので
廃止のままでいてほしいトレーナーが多そうだ。
レコード45「だくりゅう」3割の確率で相手の命中率を1段階下げる追加効果のある水技。
命中不安はあるがダブルバトルでは相手全体を攻撃する技。
SVでは覚えるポケモンが減ったものの
すいすい特殊アタッカーがパルデア図鑑に居らず
水特殊アタッカーは軒並みマイナー寄りというのが実情。
パルデアの雨パが軒並み水物理となっており、正直影響がないという状態に。
わざマシンの復帰には特殊すいすいの復権がセットとなりそうだ。
レコード50「リーフブレード急所に当たりやすい草技。
新特性の「きれあじ」に対応し、威力が1.5倍となる技。
SVではトロピウスリーフィアエルレイド、メェークル
ゴーゴートカリキリラランテス、テツノブジンが習得。
剣盾から覚えなくなったのはドレディアのみで
剣盾でレベル技から外れたエルレイドが再度習得を果たしている。
覚えるポケモンが少ない技ということもあり、わざマシンから外れた影響は少ない。
こちらも草タイプの「きれあじ」持ちが待ち遠しいが
わざマシン復帰せずとも覚えそうなので、復帰は無さそうだ。
レコード52「ジャイロボール」相手より素早さが遅いほど威力が上がる鋼技。
エレキボールより計算式は複雑だが、最大威力150である点は同じ。
ぼうだんにより防がれる点も同じ。。
SVでは使い手がギリギリ2桁ほどまで減っているが
ドータクン(S33)、フォレトス(S40)と鈍足のタイプ一致が残っている。
とはいえこの辺りでは素早さ半減アイテムを持たせなければ威力が出し辛く
ヘビーボンバーの方が扱いやすい場面が多いのが実情。
最大の使い手であるナットレイツンデツンデが居ないため
現状ではわざマシン復帰の需要はあまりないと言えそうだ。
レコード72「パワーウィップ追加効果のない草タイプの大技。
剣盾では胴体や鼻、髪等長い部位があれば使えた技。
SVでは使い手が草タイプに寄っておりヌメルゴンアマージョ、アノクサ、アノホラグサ
ノノクラゲ、リククラゲ、モトトカゲ、チオンジェンが習得可能。
剣盾から覚えられなくなったのはタイプ不一致のポケモンのみとなった。
ギャラドスにとっては喉から手が出る程欲しい技だが
それ以外にとってはイマイチで需要が難しい技。
わざマシン復帰への壁は厚そうだ。
レコード78「ヘドロウェーブ1割の確率で相手をどく状態にする追加効果のある毒技。
ダブルバトルでは自分以外を攻撃する全体攻撃。
SVでは覚えるポケモンが大きく減りベトベターベトベトン、ウパー(P)
キラーメ、キラフロル、ドオー、テツノドクガが習得可能。
元々レベル技だったゴクリンマルノームは覚えられなくなった。
ヘドロばくだんわざマシンに残っており
ヘドロウェーブを覚えてヘドロばくだんを覚えないのはテツノドクガのみ。
基本的にはヘドロばくだんで代用が効くため、対戦環境への影響は少ない。
とはいえ、こちらはぼうだんの防がれない技であり
ダブルバトルでは全体攻撃となるため、局地的な影響はある技。
両立できるポケモンはこれらの影響を考えて採用したい。
わざマシン復帰の需要も局地的となりそうだ。
レコード83「サイドチェンジ」隣のポケモンと場所を入れ替えるダブルバトル専用技。
SVでは連続で使用すると失敗することがある仕様となった。
(まもると同じく連続使用で1/3ずつ成功率が下がる。まもると成功率は共有しない)
SVではキリンリキミカルゲ、ヤバチャ、ニャオハ
グレンアルマ、ソウブレイズ、ヒラヒナ、ボチが習得。
SVでは相性の良いダイマックスが無くなり、テラスタルで耐性を付けられるが
それでもサイドチェンジの択があるというのは大きく、プレイングを崩しやすい技。
わざマシンへの復帰は絶対に止めて欲しいという声が多いだろう(
レコード84「ねっとう」3割の確率で相手をやけど状態にする追加効果のある水技。
自身がこおり状態でも使えるが、相手のこおり状態を解除する効果も持つ。
SVではパルデア図鑑で覚えるポケモンが居らず
HOME転送したボルケニオンが覚えるのみ。
ねっとう対策とばかりにおんみつマントが登場したが
当のねっとうはランクバトルでは使えないというのが実情。
技が廃止されている訳ではない為、わざマシン復帰の余地はありそうだ。
レコード85「ふるいたてる」剣盾に続いて自身の能力を合計2段階上げる変化技が継続する中
攻撃と特攻を上げるふるいたてるがわざマシンから外れた。
SVでは覚えるポケモンがぼちぼち存在するが
つるぎのまいやビルドアップを覚えるポケモンが少なくなく
ふるいたてるを活かせるポケモンはほとんど残っていない。
この技が欲しいポケモンはマイナーポケモンがほとんどであり
わざマシン復帰の需要もそこまで多くなさそうだ。
レコード88「ヒートスタンプ」自身と相手の体重によって威力が決まる珍しい炎技。
自身が相手より重いほど威力が上がる。
草タイプは軽いポケモンが散見されるが
氷タイプ、鋼タイプは重いポケモンが多く、高威力が出し辛い。
SVで覚えられるのはタンドン、トロッゴン、セキタンザンの1系統のみ。
剣盾で覚えられたポケモンは多くないが
イシヘンジン、ダイオウドウは非常に重く、炎技がヒートスタンプのみだった。
セキタンザンは重さが足りず、フレアドライブを覚えるため採用の余地が無い。
対戦環境で見るにはわざマシン復帰が必要だが・・・
レコード91「ベノムトラップ」毒状態の相手の攻撃、特攻、素早さを1段階下げる効果。
相手が毒状態で無ければ効果が無い技。
SVではレベル技含めて覚えるポケモンが居ない、廃止技の扱いに。
ちなみにストリンダーはこの技とベノムショックが
ハイなすがたとローなすがたの差別化となっていたが
ベノムトラップの廃止に伴いローなすがたはベノムショックを新規習得した。
対戦環境で見たことがない技だけにわざマシンから外れるのは納得だが
技自体が廃止となり、SVでは見ることができない技に。
わざマシン復帰は需要も無く、難しいだろう。
レコード93「DDラリアット相手の能力ランクを無視してダメージ計算を行う悪技。
SVでは覚えるポケモンが居なくなり
HOME開通後も覚えるポケモンが居ない。
使い手は少ないものの、覚えれば強力なポケモンが多く
てっぺき対策にも需要が高い技と言えるだろう。
レコード94「10まんばりき」追加効果のない地面技。
じしんと比べると僅かに威力と命中が劣るが
単体攻撃の直接攻撃でグラスフィールドに影響しない。
SVではリングマゴマゾウドロバンコバンバドロ
ゾウドウ、ダイオウドウ、ガケガニが習得。
レジェンズでも教え技となっており、ヒメグマもレベル技となっているが
継続して覚えるのはリングマのみとなっている。
SVではじだんだがわざマシンに残っており、覚えるポケモンも増加。
とはいえ、威力的には10まんばりきが必要な局面があるため
わざマシン復帰の需要は少なくない技となりそうだ。
レコード95「じごくづき」攻撃ターンを含む2ターンの間音の技が使えなくなる追加効果のある悪技。
かみくだくとは同威力のため、悪物理技としては選択肢となる。
SVでは新ポケモンの習得が多く、習得者を2桁以上に乗せた。
一方で元々タマゴ技だったニューラが覚えられなくなった。
悪タイプはほとんどがかみくだく等の悪物理技があり、そこまで影響のない技だが
覚えられなくなったマニューラは次点のメインウェポンがつじぎりとなるため
メインウェポンの死活問題が発生している。
サブウェポン需要は現状そこまで無いが
環境に影響する音の技が出た場合はわざマシン復帰の需要が高くなりそうだ。
ちなみにじごくづきはおんみつマントで防げる追加効果となっている。

鎧の孤島教え技
剣盾において元々教え技だった究極技、誓い技、りゅうせいぐん、てっていこうせんは
全てSVではわざマシンへ収録となった。
一方で鎧の孤島で教え技として登場した新技は
一切がわざマシン収録されず、半数程が1-2体のレベル技として登場するのみで
残りの半数は覚えるポケモンが居ない技という立ち位置となった。

そんな覚えるポケモンが僅かしか居ない中でも
クイックターン、ワイドフォースと対戦環境で活躍する技もあり
わざマシンへ復帰した際は更なる活躍が期待出来る技だと言える。

教え技考察
教え技「だいちのはどう」フィールドに応じてタイプが変わるノーマル技。
ダイマックス技が無くなり、フィールドが安定しやすくなった。
SVではミニーブ、オリーニョ、オリーヴァの1系統のみの習得。
特性がこぼれダネで鈍足ということもあり、実質草技の扱いに。
メガランチャーで威力1.5倍で扱えるブロスターが覚えられないのは辛い。
SVではメイカー特性が減り、いたずらごころフィールド使いも減ったが
フィールド技の新規習得が多い為扱いやすくなっている。
ブロスター以外にもわざマシン化の需要は高そうだ。
教え技「しっとのほのお」ターン中、相手の能力が上がっていた場合
相手を火傷状態にする追加効果が付与される炎技。
ダブルバトルでは相手全体を攻撃する技。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
ダイマックス技による能力上昇は無くなったものの
しれいとうやものまねハーブ等能力ランクを上げる手段が増えたため、需要は減っていない技。
一方で剣盾時点でりんぷんに防がれたため、おんみつマントで火傷を防ぐことができ
能力変化では無い為こだいかっせい/クォークチャージには反応しないのは弱点となる。
決まれば強力な技であることは間違いないので
わざマシン化で覚えるポケモンが増えていると面白い技と言えるだろう。
教え技「クイックターンダメージを与えた後に交代する珍しい性質を持つ水技。
とんぼがえりの水タイプ版だが、威力が60に下がっている。
SVではイルカマン、テツノツツミのレベル技として登場。
特にイルカマンはクイックターンで戻ることで
フォルムチェンジの条件を満たせるため相性はバツグン。
テツノツツミも攻撃は高くないが、素早さから活かし易いポケモン
逆に言うとこの2体より相性の良いポケモンが居るかと言われると怪しく
わざマシン化の需要がそこまで高くないという事情がある。
とはいえ、カマスジョー等覚えたいポケモンは居るだろう。
教え技「ライジングボルト」相手がエレキフィールドの効果を受けていると威力が2倍になる電気技。
使用者も接地していればエレキフィールドの効果で更に威力が1.3倍となる。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
SVではダイサンダーとして扱えないためエレキフィールドの展開が難しく
エレキメイカーもバチンウニのみの為かなり扱いが難しくなった技。
クォークチャージを加味しても扱いやすいとは言えず、10まんボルトを優先したいところ。
逆に言うと局所的な活躍の機会があるため、わざマシン化の需要は十分だろう。
教え技「グラススライダー」使用者がグラスフィールドの効果を受けていると、優先度が+1になる草技。
性質上優先度+1で使うとグラスフィールドの効果で威力が1.3倍となる。
ただし、SVでは威力が70から60へ弱体化されている。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
専らゴリランダーがグラスメイカーから扱う技だったが
SVでは威力が下がる弱体化を受けた。
とはいえゴリランダーはそれを加味しても十分扱える技で
下がった威力もテラスタルで補ったり、やりようはありそうだ。
ちなみに威力60という数値はテクニシャンに対応する最大値となり
キノガッサが扱えるか否かは大きな要素となりそうだ。
いずれにしてもわざマシン化の需要は高いだろう。
教え技「トリプルアクセル当てる度に威力が上がる3回攻撃の氷技。
3回攻撃の各回に命中判定があり、外れた時点で攻撃が終了する。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
剣盾ではタイプに関わらず覚え、唯一の氷技というポケモンが多かった為
氷タイプ以外にもわざマシン化の需要が高い技となっている。
教え技「コーチング」自分以外の味方全員の攻撃と防御を1段階上げる変化技。
ダブルバトルではもう1体の味方のみ
テラレイドバトルでは自分以外の味方全員に効果がある。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
剣盾では格闘タイプの大半が覚える技だったため
いたずらごころのリオルはもちろんのこと
コノヨザルやテツノカイナもコーチング使いとして適性が高いポケモン
ラスタルによる耐久補助も踏まえると剣盾以上に重要な技となりそうで
わざマシン化の需要はかなり高いと言える。
教え技「ふしょくガス」もちものを消失させる効果を持つ変化技。
ダブルバトルでは自分以外を対象とする全体攻撃。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
剣盾においては覚えるポケモンが少なすぎるという問題があり
覚えるポケモンがギリギリ10系統という状態だった。
SVでは毒タイプでもどこまで覚えるかという問題はあるが
トップメタのパラドックスポケモンはブーストエナジーを持っていることが多く
もちものを消失させる機会は剣盾よりも減りつつある。
裏を返すとパラドックスポケモンの隣で使うと相手のみに効果が及ぶ為
パラドックスポケモンと合わせると扱いやすくなったとも言える。
わざマシン復帰の際は覚えるポケモンがどこまで増えるかで扱いが変わりそうだ。
教え技「ねっさのだいち」3割の確率で相手をやけど状態にする追加効果のある地面技。
自身がこおり状態でも使えるが、相手のこおり状態を解除する効果も持つ。
ねっとうの地面版と言える技だが
SVではねっとう共々覚えるポケモンが居ない技となっている。
熱砂という性質から地面タイプだけでなく、炎タイプも覚えた技で
炎タイプのサブウェポンとしても活躍した技。
SVではテラスタルにより若干扱いは難しくなったものの
依然わざマシン化の需要が高い技と言えるだろう。
教え技「ダブルウイング」2回攻撃を行う飛行技。
剣盾の教え技ではSVで覚える系統が最も多く
ボーマンダ、カイデン、タイカイデン、オトシドリ、チヲハウハネがレベル習得。
SVでは強力に扱えるダイジェットが無くなったものの
ポケモン以外の有翼ポケモンにとっては存在が大きい技で
テラバースト無しで合計威力80の技を扱えるのは心強い。
ストライクやカイリュー等需要が高いポケモンが多く
わざマシン化が切望されている技と言えるだろう。
教え技「ワイドフォース」使用者がサイコフィールドの効果を受けていると、威力が上がるエスパー技。
相手単体の攻撃範囲も相手全体へ変化する、
性質上全体攻撃で使うとサイコフィールドの効果で更に威力が1.3倍となる。
SVで覚えるポケモンはグレンアルマのみだが
イエッサンとの並びでダブルバトルにおいて活躍している技。
イエッサン自身が使えるようになったり
他のエスパータイプと組み合わせたりと活用の幅が大きい技。
こちらもわざマシン化の需要が高い技と言えるだろう。
教え技「はいよるいちげき」相手の特攻を1段階下げる追加効果のある虫技。
しかしながら同系統の技では威力・命中が低く扱いが難しい。
SVではタマンチュラ、ワナイダー、マメバッタ
カヌチャン、ナカヌチャン、デカヌチャンが習得。
テラレイドバトルのデバフ要員としてのたまに見るが
対戦環境ではめっきり見かけないという立ち位置。
覚えるポケモンは虫タイプ以外に寄っているという性質もあり
わざマシン化してもこの立ち位置は変わらなさそうというのが実情。
教え技「メテオビーム」発動ターンに自身の特攻を1段階上げて
2ターン目に攻撃するタイプの溜め技で岩技。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
ダイロックとしての運用が出来なくなり、命中不安の要素は残るが
希少な岩特殊技としてパワフルハーブを使っての運用が可能。
わざマシン化の需要はあるが、過去作から覚えるポケモンがややイマイチなので
ポケモンがどこまで覚えるかがカギを握る技となりそうだ。
教え技「ポルターガイストもちものを持った相手にのみダメージを与えられるゴースト技。
攻撃時に相手の持ち物が表示される。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
SVでは最大の仮想敵であるハバタクカミが登場したが
ブーストエナジーを持つことが多く、もちものなしで対峙することが多いポケモン
対ハバタクカミには向かない技という一点で評価が難しい技となっている。
ダイホロウ化してアイテム未所持のポケモンを叩けなくなったのも痛い。
剣盾と比べるとやや扱い辛くはなったが
そこを加味しても十分強力な技。
わざマシン化の需要は十分と言えるだろう。
教え技「スケイルショット」ドラゴンタイプの2-5回の連続攻撃技。
技の使用後に自身の防御を1段階下げ、素早さを1段階上げる効果がある。
こちらはぼうだんには防がれない。
SVではトドロクツキが思いだし技として覚えるのみ。
いかさまダイスの対象技となるため、SVで地位向上が見込める技。
特にセグレイブはいかさまダイス+つららばりが主力の為
覚えればスケイルショットを合わせやすいポケモン
過去作からカイリューガブリアスオノノクスも覚えるため
素早さを上げつつだったり、ダブルでの単体攻撃に使える技。
SVの新規習得によっては需要が急騰する技となりそうだ。
教え技「うっぷんばらし」ターン中自身の能力が下がっていた場合
威力が2倍になる悪技。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
剣盾ではダイマックスで能力が下がる機会が多かったが
SVではダイマックスが無くなり、機会が少なくなった。
加えてもちものとして能力が下げられないクリアチャームが登場しており
能力ダウンをケアするならこちらで十分という事情がある。
もちろんがんせきふうじやバークアウト等、条件を満たす機会は少なくないが
じならしで巻き込む等の能動的な手段を持たないと他の悪物理に劣る技となってしまう。
わざマシン化の需要はそこまであるとは言えない技か。
教え技「アイアンローラー」フィールド効果の発動中のみ使える鋼技。
攻撃後発動中のフィールド効果を解除する。
SVではテツノワダチのみがレベル技として習得する。
SVではダイマックスが無くなり、メイカー系特性も減少。
フィールドの発生が少なくなり、扱いが難しくなった。
同じくフィールドを解除する技にアイススピナーがあるが
あちらはフィールド効果が発動していなくても使える。
フィールド未発生時にダイスチルとして使う事もできなくなり
発動条件が厳しいため、鋼技としては他の技が扱いやすい。
SVではわざマシン化の需要が高い技とは言えないだろう。
教え技「ミストバースト」発動時に自身をひんしにして攻撃を行うフェアリー技。
しめりけが居ると防がれるのではなく失敗する。
ダブルバトルでは自分以外を攻撃する全体攻撃。
使用者がミストフィールドの効果を受けていると、威力が上がる。
ミストフィールドはフェアリー技への威力補正がかからない。
性質上ダメージよりも自身の退場用の技。
SVでは覚えるポケモンが居ない技となっている。
剣盾でもあまり見かけなかった技であり
わざマシン化の需要はあまり無い技となりそうだ。