シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

SVのわざマシン 再録・新録技編

長らく待っていたポケモンHOMEがついに開通しました。
ボックスが限界寸前で孵化が行えない状況だったので、ようやく動けるようになりました。
7月からのレギュレーションDのルールの発表もあったので
レギュレーションDからの参加を目標に育成に励みたいところですね。

ということで、HOME開通を目処に考えていたSV版のわざマシンリスト。
まだ全面完成には至ってないんですが、尻に火が付いたので渋々公開となりました(

初回は再録・新録となったわざマシン
他と分ける必要性は薄いんですが、個人的に分けて考えたかったので
メインのリストからは分けての公開としました。


過去作から再録されたわざマシン
過去作でマシン技/教え技になった技のうち
剣盾でわざマシン/わざレコードに入らなかったが
SVで再録を果たした技のリスト。
数自体は少ないものの、個人的に把握しておきたかったので
別枠でまとめてみました。
なお、ほとんどの技で過去作と覚えるポケモンの差異が非常に大きくなっていました。

わざマシン登場作品考察
001「とっしん」初代VCマシン技SVでも引き続きおんがえしは廃止技のまま。
覚えるポケモンが多く、汎用ノーマル技の立ち位置として登場したが
90/85で反動まである技を汎用的に使うかといえば・・・
過去作から覚えられなくなったのはゲンガー。進化前は元々習得不可。
一方でベトベターベトベトンが新習得。
不定形・妖精のポケモンの一部が習得できないが
ほとんどのポケモンが覚えられる技となっている。
いずれにしてもシナリオ用の側面が強く、対戦環境ではからっきしとなりそうな技。
反動技のため、すてみで威力が上がり
いしあたまで反動ダメージを消せる技。
(002「あまえる」)剣盾マシン技
(XD教え技)
剣盾に続き、相手の能力を2段階下げる技が継続。
あまえるは相手の攻撃を2段階下げる効果。
剣盾から覚えるポケモンが増えており、SVではXDリライブ技が再録された。
ディグダ、ガーディ、ドンメルが再度習得するようになったが
残念ながらデルビルが漏れてしまった。
その他の既存ポケモンでも新たに習得するポケモンが増えており
使いどころ次第では面白いことになりそうな技となる。
005「どろかけ」金銀VCマシン技
Em第四教え技
わざマシンの中では威力が最も低い技の1つで地面技。
相手の命中を下げる効果メインでダメージはオマケ感覚。
Zワザダイマックスが消えて高威力化出来なくなってから収録されるのも悩ましいところ。
どろかけを覚えるポケモンは概ねマッドショットを覚えるのも懸念材料。
過去作から覚えなくなった既存ポケモンが非常に多いが、法則性は見つからず。
中でもルガルガン(黄昏)のみは進化前でしか覚えることができない。
シナリオ用としても使いどころは少ないので対戦環境入りは難しいか。
011「みずのはどう」第三第四BDSPマシン技
第六第七レジェンズ教え技
地味な水特殊技が地味に復刻。
とはいえだくりゅう、ねっとう、しおみずと水特殊技のわざマシンが消えており
ダブルの命中安定単体攻撃だと選択肢に入るレベルに。
過去作から覚えなくなったポケモンが多く、水と氷タイプ以外は覚えなくなった傾向。
一方でニューラ、クマシュンフリージオ等氷タイプが新習得している。
シナリオ用の面が強いが、メガランチャーに対応する技だったりと
局所的な活躍はありそうな技。
015「むしのていこう」第六第七マシン技虫タイプの低威力枠だが、追加効果が強力。
相手全体の特攻を下げる追加効果がある為、ダブルバトルで活躍する技。
チヲハウハネ以外の虫タイプが全員覚えることができ
虫タイプ以外ではムクホークとテツノドクガが習得する。
再録技では唯一既存ポケモンの習得状況が変わっていない。
シナリオよりもダブルバトルでの活躍が多いだろう。
023「チャージビーム」第四第五第六第七マシン技
レジェンズ教え技
電気タイプの低威力枠。
近年の技を踏まえると発生率70%と命中率90は心許無い。
過去作から覚えなくなったポケモンが多く、習得ポケモンは電気タイプがメインになった。
特にてんのめぐみ持ちであるラッキーとノコッチが覚えないのは残念。
シナリオ用の側面が強い技。
027「つばめがえし」第三第四第五第六第七マシン技恒例ながら剣盾で廃止された飛行技が復活。
明らかにダイジェットの元技になるのを避けた形となった。
過去作から覚えなくなったポケモンは少なくないが、メイン使いするポケモンは該当せず
ダイジェットのないSVでは影響が薄いと言える。
一方で新たに覚えるようになったポケモンも少なくなく
習得ポケモンを覚えるのが大変になったという状況。
技としてはテクニシャン、はりきりと相性の良い特性が多く
新特性のきれあじにも対応する為、対戦環境でも見ることのある技だろう。
038「ニトロチャージ第五第六第七マシン技素早さを上げつつ攻撃できる炎技。
過去作から覚えなくなったのはヤトウモリ、エンニュート、ブースター。
主に炎タイプが覚えるが、他ではオドリドリ、スコヴィランは覚えられず
炎タイプ以外では(ヤヤコマ)、チヲハウハネが習得する。
攻撃しながらの素早さ上昇の強さは剣盾のダイジェットで証明済み。
威力は低いが、対戦環境での出番はあるだろう。
040「エアカッター」第四教え技急所に当たりやすい飛行技。
第四世代教え技からの復帰でわざマシンになるのははじめて。
過去作から覚えなくなったポケモンが存在するが
チルタリスを除いてエアスラッシュを覚えるため特に困らない。
新規で覚えるポケモンも若干存在しているが
フワンテを除いてエアスラッシュを覚えるため、シナリオ用の面が強い。
(進化形のフワライドはエアスラッシュを新習得)
きあいだめと組み合わせて確定急所化でワンチャンス望めるだろうか。
ちなみに新特性のきれあじにも対応し
かぜのり、ふうりょくでんきにも対応する。
044「ドラゴンテール第五第六第七ピカブイマシン技後攻技で相手を強制交代させる追加効果を持つドラゴン技。
剣盾ではダイマックス相手には無効で扱い難かったが、SVでは効果を発揮しやすく。
一方でフェアリータイプにテラスタルされると無効化される。
既存ポケモンではギャラドスヤドキングハブネークエンニュートが覚えられなくなった。
一方でデンリュウオンバーン、タルップル等新規の習得も存在する。
おんみつマントの効果範囲外なのでアイテムによる無効化が無く
トリックルーム対策として採用率向上に繋がるか。
113「おいかぜ」第四第五第六第七教え技味方全体の素早さを2倍にする変化技。
剣盾から行動順の仕様変更により、ダブルバトルでの重要度がより上がった。
SVではわざマシンに初登場し、使い手が大きく増えた。
過去作から覚えられなくなったのはモルフォンミツハニービークインルチャブル
一方でワタッコデリバードが新規習得。
いたずらごころヤミカラスはやてのつばさファイアローを中心に
今作でもダブルバトルの核となる技となる。
かぜのり、ふうりょくでんきに対応するが
おいかぜは無効にならず、攻撃上昇や充電の効果のみが発動する。

新規収録となったわざマシン
過去1度もマシン技/教え技になっていない技のうち
SVでわざマシン入りした技のリスト。
性質上新技も含むため、数は多めとなります。
剣盾では第三世代技のわざマシン化が多かったですが
SVでは初代技のわざマシン化が多い傾向でした。

わざマシン考察
013「アシッドボム」第五世代からのいぶし銀がわざマシン化。
威力の低い特殊技ながら、相手の特防を2段階下げる追加効果がある。
タマゲタケモロバレル、エレズンを除く毒タイプを中心に覚える。
他のタイプも少ないながら覚えるポケモンが点在。
毒テラスタルで威力上昇という追い風がある反面
クリアチャーム、おんみつマントと向かい風もある技。
加えてぼうだんに防がれる点を留意しておきたい。
対戦環境での活躍具合が気になる所。
016「サイケこうせん」初代からある技がついにわざマシン化。
立ち位置としてはエスパータイプの下位技に当たるが
更に下位のねんりきの威力が50と高いこともあってか
威力は65と若干高めとなっている。
習得ポケモンエスパータイプが中心だが
ゴーストタイプや虫タイプ等多岐にわたる。
一方でケイオウオ、ネオラント、ハバタクカミ以外のポケモン
上位のサイコキネシスを覚えるため、シナリオ用の面が強い。
そのハバタクカミもダメージ計算が特殊ながら威力の高いサイコショックを覚えるため
対戦環境での活躍機会は無いだろう。
017「あやしいひかり」こちらも初代からの技のわざマシン化。
相手を混乱させる技で命中100なのが特徴。
メロメロの廃盤で減った状態変化枠といったところか。
習得ポケモンはゴーストタイプが中心だが
電気タイプやエスパータイプも多く覚える。
ちなみにスリープが習得し、初代ポケカの技を26年越しで習得した(
近年ではすっかりぼうふうの追加効果でしか見なくなった混乱だが
あやしいひかりのわざマシン化で復権なるか。
019「チャームボイス」フェアリータイプと共に第六世代で登場した技。
必中で相手全体を攻撃する音技と様々な性質を持つ低威力技。
覚えるポケモンはファンシー系のポケモンがメインだが
SVの御三家が全て覚え、序盤におけるサブウェポン運用の想定が見える。
なお、配布限定で習得したロトムは再録されなかった。
上位の技を覚えないポケモンも多いが、対戦環境で使うには威力が足りず。
ラスタル必須なのを加味してもテラバーストに軍配が上がりそうだ。
一応音のわざなのでみがわりを貫通できる優位性がある点は覚えておきたい。
020「くさわけ」わざマシンでのみ覚えられるSVの新技。
攻撃後に自身の素早さを1段階上げる追加効果があり
威力、命中共に一致するニトロチャージの草タイプ版と言える技。
陸生ポケモンなら覚えられるといった傾向にあり
ニトロチャージより覚えるポケモンがかなり多い。
草タイプではキノココキノガッサ、(カット)ロトム
タマゲタケモロバレル、ガジッチュが覚えられない。
キノガッサはテクニシャンで大変なことになりそうなので妥当と言えるか。
加えてグレイシアとユキメノコ、ヨクバリスは進化前でしか覚えることができない。
他の分岐進化先は覚えられるため、設定ミスと思われる。
ニトロチャージと同じく積み技感覚で使うことができ
味方のじゃくてんほけんを起動する技としてもかなり向いている。
環境でも活躍する面白い技と言える。
021「とびつく」わざマシンでのみ覚えられるSVの新技。
攻撃後に相手の素早さを1段階下げる追加効果がある。
がんせきふうじ等類似技が沢山あるが
威力50、命中100という技性能は初となる。
虫タイプ以外は飛びついてくるイメージのポケモンだが、数は多くない。
虫タイプで覚えられないのは
コロボーシミツハニー、チヲハウハネで進化形は覚えることができる。
こごえるかぜ、がんせきふうじ、じならしと類似技が多い中の登場だが
ここに割って入れるかがカギになりそうな技。
022「ひやみず」わざマシンでのみ覚えられるSVの新技。
攻撃後に相手の攻撃を1段階下げる追加効果がある。
ねっとうのわざマシン廃止により代替として用意されたであろう技。
追加効果自体は悪くないが威力が心許無く、代替されているかといえば微妙。
覚えるポケモンは水タイプがメインながら、ノーマルタイプや氷タイプ等
みずのはどうよりも覚えるポケモンが多い。
水タイプで覚えられないのはコイキングラブカス、(ウォッシュ)ロトム
対戦面では威力不足に加えおんみつマント、クリアチャームの存在で扱いが難しいが
テラレイドバトルにおいては需要が高い技となっている。
026「ポイズンテール」第三世代でハブネークの専用技として登場した技。
威力が低い急所技で10%の確率で相手を毒状態にする追加効果がある。
剣盾でわざマシンとなっていたクロスポイズンの威力を下げた技と言える。
覚えるポケモンは少なく、毒タイプでも尻尾が無ければ覚えられない。
毒タイプ以外では剣盾で覚えていたヌメルゴン、スナヘビ、サダイジャに加え
ノコッチ、ノココッチと僅かなポケモンしか覚えられない。
最も威力が低い急所技という面を活かして
いかりのつぼを押す技としてワンチャンスあるだろうか。
031「メタルクロー」実は鋼タイプ初登場の第二世代から存在する技。
10%の確率で自身の攻撃を1段階上げる追加効果があるが
低威力に加え、命中難もあってあまり使われていない技。
覚えるポケモンも鋼タイプは少なく、ツメのあるポケモンに限られる。
鋼技がメタルクローのみのポケモンも少なくないが
ダイスチルが廃止されたSVではあまり旨味が少ない。
じゃくてんほけんの起動にも命中難が足を引っ張り
使いどころが見当たらない技となってしまった。
なお、きれあじの対象に入ってそうで入っていない。
042「ナイトヘッド初代からのダメージ固定技がまさかのわざマシン化。
自身のレベル分の固定ダメージを相手に与える技。
立ち位置としてはゴーストタイプの低威力枠に当たると思われる。
覚えるポケモンは主にゴーストタイプで
その他では幻影が得意なポケモンが覚える。
ゴーストタイプで覚えられないのはオドリドリとドラメシヤ。
ゴーストタイプは火力自慢が多く、ナイトヘッドよりも他の攻撃技の方が強力。
対戦環境よりも他ゲームへの影響がある技と言える。
052「ゆきげしき」あられに変わるSVの新天候「ゆき」を発生させるSVの新技。
スリップダメージが無くなった分、氷タイプの防御が1.5倍になる天候効果に。
天候のあられに対応していた技や特性は全て天候のゆきに置き換えられた。
習得ポケモンは主に氷タイプなのは変わっていないが
氷タイプ以外はあられと共通しないポケモンが多い。
氷タイプで覚えられないのは(フロスト)ロトムとユキハミ。
天候をゆきにする方法は特性のゆきふらしは勿論
ヤドキングの専用技としてさむいギャグも登場しており
ゆきげしきのわざマシンを使うかは微妙なところと言えそうだ。
124「アイススピナー」ジムリーダーから貰えるSVの新技だが
アイススピナーのみレベル習得できるポケモンが存在する。
威力80、命中100と氷物理念願の安定技で
フィールドを解除する追加効果があるが、フィールドが無くても使える。
れいとうパンチを覚えられない4足や手足のないポケモンでも覚えて
サブウェポンとしても覚えるポケモンが多いのが強み。
廃盤のつららばりトリプルアクセルに変わるメインウェポン枠だが
氷タイプでも覚えられるかは半々なのが難点。
対戦環境でも活躍する技の1つではあるが
フィールドを消す効果にはくれぐれもご注意を。
171「テラバースト」わざマシンでのみ覚えられるSVの新技。
パルデア地方特有のテラスタルに関わる技。
通常時は威力80のノーマル特殊技だが
ラスタルを行っているとテラスタイプの技へ変化し
フォトンゲイザーと同じく攻撃>特攻の場合技の分類が物理になる。
(技のエフェクトはタイプ別に用意されているが、物理と特殊で変化しない)
コイキングメタモンを除く全てのポケモンが覚えられる技。
ラスタルによる不意のタイプの攻撃が扱えるようになる反面
技枠を1つ使い、テラスタルが必須という技。
SVのバトルの中核を担う技となっている。