遅ればせながら、わざマシンリストのメインがようやく仕上がりました。
文字数で4万時弱なので、時間がかかったのも納得の内容かと思います(
別のリストもある程度仕上がってきたので、今月は複数回の更新を目標としておきます。
前回補足に上げ損ねてましたが、HOME開通後のポケモンには非対応となっております。
○○も覚えるじゃん、が多々ありますが、ご留意ください。
剣盾から続投のわざマシン
剣盾でわざマシン/わざレコード化されていたうち
SVでもわざマシンに収録されたわざマシンのリスト。
わざマシンの大部分を占める部分で
一番まとめるのが大変な部分でした(
SVでもわざマシンの順番は全てリセットとなりました。
例外が有れど、威力が低い技は若い番号が振られ
高威力技は3桁以降、といった法則で並んでおりました。
変化技に関しては天候やフィールドが固まっているぐらいで特に法則性は無く
探すのはやや苦労しそうです。
わざマシン | 考察 |
---|---|
002「あまえる」 | 剣盾に続き、相手の能力を2段階下げる変化技が継続。 あまえるは相手の攻撃を2段階下げる効果。 過去作から覚えるポケモンが増えており、SVではXDリライブ技が再録された。 ディグダ、ガーディ、ドンメルが再度習得するようになったが 残念ながらデルビルが漏れてしまった。 その他の既存ポケモンでも新たに習得するポケモンが増えており 使いどころ次第では面白いことになりそうな技となる。 |
003「うそなき」 | 剣盾に続き、相手の能力を2段階下げる変化技が継続。 うそなきは相手の特防を2段階下げる効果。 過去作から新たに覚えられるのはピカチュウ、ニャース、ペルシアン、ムウマ、ムウマージ。 ただし、ライチュウに進化すると何故か覚えられなくなる。 素早いポケモンが多く覚え、うそなき+特殊技の動きが強力。 クリアチャームの存在はあるが、今作でもハマれば強い技だろう。 |
004「こうそくいどう」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 こうそくいどうは自身の素早さを2段階上げる効果。 過去作から覚えられるポケモンが大きく増えており 新ポケモンも加味すると使い手の多い技となった。 今作でも素早いポケモンはかなり素早いので、鍵になりそうな技。 一方でわざマシンに復帰したおいかぜがライバルになるか。 |
006「こわいかお」 | 剣盾に続き、相手の能力を2段階下げる変化技が継続。 こわいかおは相手の素早さを2段階下げる効果。 こちらも過去作から覚えるポケモンが大きく増えており 悪タイプはマスカーニャとヤミラミ以外習得可能に。 心なしかあまえると習得ポケモンの被りが多い。 素早さ操作が可能な技だけに、メジャーどころの習得可否は覚えておきたいところ。 |
007「まもる」 | いつもの汎用変化技。 SVではZワザやダイマックスによるダメージ貫通が無くなり テラスタル状態の技も防げる仕様に。 わざマシンを使えるポケモン全てが覚えることができ わざマシンを使えないポケモンのうちコフーライが例外的に習得できる。 ダブルバトルを中心に活躍の機会が増えそうな技。 |
008「ほのおのキバ」 | 三色キバが剣盾に続きわざマシンに。 ちなみに剣盾と三色の並びが異なっている( 過去作から覚えるポケモンが増えてはいるものの 威力、命中の不安を誤魔化す要素が無くなり 対戦環境での使い所が難しい技。 がんじょうあご持ちで覚えられるのは三色を網羅するデカグースのみ。 序盤から作れるのでシナリオ用の技マシンと割り切るのが良いかもしれない。 |
009「かみなりのキバ」 | 三色キバが剣盾に続きわざマシンに。 こちらも過去作から覚えるポケモンが増えているが ほのおのキバ以上に無効化され易いのが難点で がんじょうあご持ちも三色共通のデカグースしか居ない。 こちらも序盤のシナリオ用と考えるのが無難だろう。 |
010「こおりのキバ」 | 三色キバが剣盾に続きわざマシンに。 過去作から覚えるポケモンが増えているが 三色の中では最も数か少ない。 三色共通のデカグース以外にもがんじょうあごの使い手が存在しており ハギギシリ、カジリガメが習得する。 水物理にとっては扱いやすいサブウェポンとなり 対戦環境での採用率は三色キバで最も高いだろう。 反面序盤から作れるが、材料が手に入るのが後半になる為 シナリオ用としてはイマイチ使いどころがない技に。 |
012「けたぐり」 | 相手の体重が重いほど威力が上がる格闘技。 序盤のポケモンは軽いポケモンが多いので、シナリオ用に向いた技と言える。 SVではダイマックスが無くなり、タイプ以外では無効化されなくなった。 過去作から覚えるポケモンが増えているが、新習得は軒並み特殊メインとなる。 対戦環境では最終進化の重いポケモンがメインとなり テラスタルしても体重は変わらないため、剣盾より出番が増えそうな技と言えるだろう。 |
014「アクロバット」 | 道具を持っていないと威力が2倍になる飛行技。 強力なもちものが増えている昨今では、いかにアイテムを消費するかになる。 過去作では身軽なポケモンが習得のメインだったが SVでは鳥ポケモンも覚えるようになり、習得ポケモンが増加した。 対戦環境ではパラドックスポケモンでブーストエナジーを消費し アクロバットに繋ぐ動きが非常に強力。 剣盾では目立たなかったが、SVでは注目の技と言えそうだ。 |
018「どろぼう」 | 相手のもちものを奪う効果を持つ悪技。 しかし『相手がもちものを持っており、自身がもちものを持っていない』状況でのみ奪えるため アクロバットと同じく自身の道具を消費しないと効果が出ない。 一方で野生のポケモンに対してはもちものを持っていても 奪ったアイテムが直接バッグに入るようになった。 反面野生限定で重要なアイテムがでんきだまぐらいしかないのが難点。 過去作から覚えるポケモンが大幅に増えている技。 とはいえ技の効果が扱い難いのは否めなく、今作でもテクニシャンのサブウェポン止まりになりそうだ。 |
024「ほのおのうず」 | 唯一わざマシンに残った炎タイプのバインド技。 覚えるのはSVでも炎タイプがメインで 覚えられない炎タイプは(ヒートロトム)、オドリドリ、ヤトウモリ、エンニュート。 加えてドラゴンタイプの一部やスカタンクが覚える技。 なお、バインド状態にする効果はおんみつマントでも防げない。 スリップダメージ、交代禁止を活かしてカイリューが猛威を振るっているとか。 |
025「からげんき」 | 自身が毒・麻痺・火傷状態だと威力が2倍になるノーマル技。 威力70の技ながら低威力帯に並んでいる為、わざマシンを探す際は注意。 まもる同様に汎用的で覚えるポケモンが多い技だが わざマシンを使えないポケモン以外ではズピカ、ハラバリー、ノノクラゲ、リククラゲ、ミガルーサ ハバタクカミ、コレクレー、サーフゴー、テツノブジンが覚えることができない。 なお、過去作で覚えられなかったポケモンは全てパルデア図鑑に載っていない。 こんじょうとのコンボが有名だが、単体で火傷対策が出来る技なので 物理系全般に採用余地がある技。 |
028「じならし」 | 相手の素早さを1段階下げる追加効果のある地面技。 この手の技では珍しく、自分以外の全体を対象とする技。 覚えるポケモンが地面タイプがメインだが、ノノクラゲ、リククラゲは覚えられない。 過去作から覚えるポケモンが若干増えており キノガッサ、ノクタス、メブキジカ、ルガルガン(全種)、ヨクバリスが新習得。 その他、進化前でも覚えられるポケモンが増えている。 じならし+じゃくてんほけんのコンボは有名で SVではテラスタルも合わせて起動しやすくなったと言える。 反面グラスフィールドでダメージが半減される点には留意したい。 |
029「たたりめ」 | 相手が状態異常だと威力が2倍になるゴースト技。 ゴーストタイプは多くがおにびを覚えるため、相性が良い効果。 そのゴーストタイプで覚えられないのはオドリドリ、ドラメシヤ、コノヨザル。 過去作からベトベター、ベトベトン、スリーパー、ヤミカラス、ドンカラス、エルレイド シビルドン、スナバァ、シロデスナが新規習得。 上手く状態異常技と組み合わせると高い威力を発揮する技。 最大の仮想敵であるサーフゴーを状態異常にするのが難しいのが悩みどころ。 |
030「バークアウト」 | 相手の特攻を1段階下げる追加効果のある悪技。 相手全体が対象でダブルバトルでの使い勝手が良い技。 覚えるポケモンは悪タイプが中心だが、覚えないポケモンも多い。 一方で過去作から新習得したポケモンも少なくなく 覚えるポケモンの把握がやや難しい技に。 音のわざの為みがわりを貫通するが、ぼうおんに防がれる。 加えておんみつマント、クリアチャームと特攻低下を防ぐ術が増えている点には気を付けたい。 |
032「スピードスター」 | 初代から存在するノーマルタイプの必中技。 実はダブルバトルにおいて相手全体を攻撃できる性質がある。 SVでも最初に貰えるわざマシンだが、御三家ではホゲータが覚えない。 一方で序盤のポケモンは多く覚えるのは剣盾と変わらない。 この枠では珍しく過去作から覚えないポケモンが存在する技で メリープ、ヤミカラス、ドンカラス、デルビル、ヘルガー アメタマ、ルリリ、ハブネーク、ラブカス、ミツハニーが覚えられなくなった。 各進化形は過去作と同じく覚えられる。 一方で剣盾で覚えなかったポケモンの新習得が多く 覚えるポケモンはかなり多い状況。 とはいえ、対戦環境で目立つ技とはならないのが難しいところ。 |
033「マジカルリーフ」 | ダブルバトルで全体攻撃にならない点を除けばスピードスターの草タイプ版。 覚えるポケモンは草タイプがメインながら 草タイプでは(カット)ロトム、カジッチュ、アノクサ、アノホラグサが覚えられない。 エスパー、ゴースト、フェアリーの一部も覚えることができ 過去作で覚えられなかったプリン、プクリン、エーフィ、ムウマ、ヤバチャ、ポットデスが新習得。 とはいえ、メインウェポンでもサブウェポンでも物足りなさがある技。 対戦環境での活躍は難しそう。 |
034「こごえるかぜ」 | 相手の素早さを1段階下げる追加効果のある氷技。 相手全体を対象とする為、ダブルバトルにおいて核となる技。 覚えるポケモンは氷タイプがメインで (フロスト)ロトム以外の氷タイプは覚えることができる。 過去作からの新習得はブイゼル、フローゼル、バンギラス、ハギギシリ。 ハバタクカミ、テツノツツミの高速パラドックスポケモンをブーストエナジーで素早さを上げ 剣盾のレジエレキのように上からのこごえるかぜが単純ながら強力。 SVでもダブルバトルの核になる技となりそうだ。 なお、新分類の風のわざに該当する為 かぜのりには防がれ、ふうりょうでんきに使うと充電状態になる点に注意。 |
035「マッドショット」 | 相手の素早さを1段階下げる追加効果のある地面技。 攻撃範囲が相手単体である点を除いてこごえるかぜと同性能。 覚えるポケモンは地面タイプがメインでドロバンコ以外が習得可能。 新習得も多く、剣盾で覚えなかったポケモンも多数存在する。 こごえるかぜよりは無効化され易く、相手単体のみではあるが 素早さ操作技がこれのみのポケモンも少なくないので シングルバトルを中心の活躍の機会が有る技だろう。 |
036「がんせきふうじ」 | 相手の素早さを1段階下げる追加効果のある岩技。 相手の素早さを下げる攻撃技が3つ並ぶ形に。 こちらは通りも良く、シングルバトルで核となる技。 覚えるポケモンは岩タイプがメインでコジオ、ジオズム以外が習得可能。 格闘・地面・鋼タイプ等覚えるポケモンは幅広い。 SVでもシングルバトルの核となる技。 |
037「ドレインキッス」 | 与えたダメージに応じて自身のHPを回復するフェアリー技。 威力は低いが、与ダメージの75%と回復量が多い。 覚えるポケモンはフェアリータイプがメインで パピモッチ、サケブシッポ、テツノブジン以外が覚える。 スリープ、スリーパー、ムウマ、エーフィ、ムウマージ フラベベ、フラエッテ、フラージェス、デデンネと過去作からの新習得も多い。 なお、ラッキー、ハピナス、ピンプクはレジェンズでは覚えるが、SVでは覚えられない。 対戦環境ではマジカルシャインやムーンフォースのが優先度が高く イマイチ活躍の場は少ないが、テラレイドバトルの適性が高い技。 一致テラスタルによる威力上昇の恩恵も有り難い。 |
039「ローキック」 | 相手の素早さを1段階下げる追加効果のある格闘技。 他の相手の素早さを下げる攻撃技よりも威力が高いが その分テクニシャンの効果対象からは外れている。 新規習得ポケモンがそこそこ多く、若干把握が難しい技。 無効化され易い反面、予測し辛く決まれば効果的という面がSVでさらに加速したと言える。 |
041「アシストパワー」 | 自身の能力ランクが上がる程威力が上がるエスパー技。 元の威力が「20」と設定されている為、低威力時はテラスタルの威力補正がかかる。 覚えるポケモンはエスパータイプがメインでオドリドリ、ハギギシリ以外習得可能。 新習得も多く、剣盾で覚えなかったポケモンも多数存在する。 積み技との相性が非常に良く、特にイーブイがめいそうを習得したため ブイズ全員がめいそう+アシストパワーを使える点は留意したい。 |
043「なげつける」 | 自身のもちものを消費して攻撃を行う悪技。 もちものがないポケモンが使うとわざが失敗する。 今作ではわざマシンを投げられない仕様になったが 剣盾から引き続きでかいきんのたまがデメリット無しの威力130の設定。 追加効果も相変わらずだが、おんみつマントで全て防げる点に注意。 野生のポケモン相手に使ってもきのみ以外は消費しなくなった等 シナリオで扱いやすくなり、一点ものが消失し難くなった。 過去作からハギギシリが覚えなくなったが 新規習得ポケモンも多数存在。 味方殴りから疑似ねこだまし、こだわりトリックの解除と狭いながら用途の多い技。 テラスタルにより、どのポケモン相手でもじゃくてんほけん起動出来る点は留意しておきたい。 |
045「ベノムショック」 | 相手が毒・猛毒状態の時威力が2倍になる毒技。 たたりめと威力が同じだが、条件が毒状態のみと狭くなっている。 毒タイプはエレズン以外覚えることができ 過去作で覚えられなかったストリンダー(ローなすがた)が新習得。 一方でヘラクロス、ハッサムが覚えられなくなった。 SVではキラフロルの存在から相手を毒状態にし易くなった。 高い毒打点を叩き出せる為、活躍する場面が見られるだろう。 |
046「ゆきなだれ」 | 優先度-4の後攻技で、技のダメージを受けると威力が2倍になる氷技。 氷タイプは(フロスト)ロトムとユキハミ以外覚えられる。 過去作からの新規習得は進化前ポケモンのみとなっている。 氷タイプは速攻型が多く、多弱点も相まって耐久寄りのポケモンは多くない。 キョジオーンやヘイラッシャのように鈍足高耐久ポケモンのサブウェポンの方が需要が高い。 |
047「こらえる」 | 汎用技廃止が多い中、こらえるが続投。 SVではZワザやダイマックスわざをこらえるでやり過ごす使い方は出来なくなったが コンボパーツとして少ない需要が存在する。 過去作からユキハミが覚えられなくなっているが、モスノウは覚えるので対戦環境への影響は無いだろう。 SVでは先制技の採用率が高い為、使いどころの見極めが難しい技となった。 |
048「ボルトチェンジ」 | ダメージを与えた後に交代する珍しい性質を持つ電気技。 電気タイプではシビシラス、オドリドリ、エレズン、バチンウニが習得できない。 過去作で覚えられなかったメリープが新規習得している(モココ以降は元々覚えた) 電気タイプ以外ではフォレトス、テツノワダチが習得できる。 無効化されるとはいえ攻撃しながら交代できるのは心強く、展開のカギを握る技。 |
049「にほんばれ」 | 天候を「ひざしがつよい」にする変化技。 SVではこだいかっせいのトリガーとなる重要な技に。 待望のくさ・ほのお複合ようりょくそのスコヴィランの存在も大きいか。 過去作から覚えるポケモンも大幅に増え、過半数が覚える技となった。 ベロバー、ギモー、オーロンゲを除くいたずらごころが覚えるため こだいかっせいとの並びについても気を付けたいところ。 SVの天候技では最も採用率が高い技となりそうだ。 |
050「あまごい」 | 天候を「あめ」にする変化技。 SVでは有力なすいすい持ちが居らず、雨パの駒不足感が否めない。 こちらも過去作から覚えるポケモンが大幅に増えており 覚えるポケモンはにほんばれよりも多い。 こちらもベロバー、ギモー、オーロンゲを除くいたずらごころが習得可能。 こだいかっせい軸の晴れパに対するアンチ技として活躍の機会が有るだろう。 |
051「すなあらし」 | 天候を「すなあらし」にする変化技。 「あられ」の廃止により唯一スリップダメージのある天候に。 一方で砂パのメインであるドリュウズが居ないのが辛いところ。 新すなかき要員のハカドッグがどこまで活躍できるかがカギと言える。 こちらも過去作から覚えるポケモンが増えており 岩・地面・鋼タイプ以外も覚えるポケモンが増えた。 いたずらごころではクレッフィが新習得を果たしている。 しかしながら、バンギラス・カバルドンとすなおこしで発動するのがセオリーの天気なので わざとしてすなあらしが使われるかは微妙なところ。 |
053「スマートホーン」 | 必中となる鋼技で今作も使い手はごく少ない。 加えてアイアンヘッドも覚えないポケモンとなるとさらに減り パルシェン、ノコッチ、ヘラクロス、メブキジカ、カジリガメ、ノココッチと数える程。 今作もカミツルギの実装待ちとなりそうだ。 |
054「サイコショック」 | 自身の特攻と相手の防御でダメージ計算を行う珍しい技。 エスパータイプの多くが覚え、オドリドリ、ミガルーサ以外が習得。 プリン、プクリン、ムウマ、ムウマージ、ミカルゲ、ハギギシリが新習得。 SVでは最大の仮想敵であるラッキー、ハピナスが最初から居るが その他の仮想敵がハバタクカミぐらいしか居ないのが難点。 |
055「あなをほる」 | 1ターン目にほとんどの攻撃が当たらなくなり、2ターン目に攻撃する地面技。 地面タイプは多くが覚え、ノノクラゲ、リククラゲのみ覚えない。 SVではダイマックスが無くなり、時間稼ぎの用途は薄れ 交代で無効化され易い溜め攻撃のデメリットのみが残る。 あなをほるしか地面技が無いポケモンはザラだが、テラバーストを使ったほうが扱いやすい。 SVではイマイチ使いどころが難しそうだ。 |
056「タネマシンガン」 | しぶとく残った草タイプの連続技。 SVでは攻撃を4-5回に出来るもちもの、いかさまダイスが登場。 実質威力100以上として扱えるため、非常に心強い。 覚えるポケモンはほとんどが草タイプで(カット)ロトム、カジッチュ以外が習得。 草タイプの新規習得が多いという形に。 キノガッサ、イッカネズミはテクニシャンで扱えるため、対戦環境での活躍も多い技。 一方でぼうだんの対象技となっているが、代替技のタネばくだんも同じく防がれる。 |
057「みねうち」 | 相手のHPを1まで残すノーマル技。 完全に捕獲用の技で対戦環境では使いどころが乏しい。 威力40の低威力技ながら、中威力帯に混ざっている為わざマシンを探す際は注意。 ニャース、ペルシアン、サンダース、ナマケロ、ヤルキモノ ケッキング、フカマル、ガバイト、カムカメが過去作から新習得。 一方剣盾で限定技が再録されたチルット、チルタリスは覚えられなくなった。 SVではキノガッサがキノコのほうしとの両立が可能。 一方でみずびたしやきもったまと両立できるポケモンが居らず 対ゴーストタイプに工夫が必要な技に。 ちなみに刃を使わないからかきれあじの対象外となっている。 |
058「かわらわり」 | 相手の壁効果を消してダメージ計算を行う格闘技。 マルノーム、ハブネーク、メグロコ、ゾロアーク、キバゴ、ストリンダーと 過去作から覚えるポケモンも増えた。 今作も両壁共覚えるポケモンが増えている為、活躍の機会は多い技だろう。 |
059「しねんのずつき」 | SVでも希少なエスパータイプの物理技。 過去作からはタイプ不一致で覚えるポケモンが大きく増えた。 SVは強力な悪タイプが多い環境故使いどころは難しいが ここ一番で活躍できる技となり得るか。 |
060「とんぼがえり」 | ダメージを与えた後に交代する珍しい性質を持つ虫技。 半減され易いが、無効化されないのが最大の強み。 虫タイプでも覚えるかは半々で、鳥ポケモンが覚える傾向。 過去作ポケモンではヤミカラス、トロピウス、ドンカラスが新習得。 SVでも引き続き展開のカギを握る技となるだろう。 |
061「シャドークロー」 | 急所に当たりやすいゴースト技。 SVではダイマックスが無くなったこともあり より威力は高いが扱いが難しいゴーストダイブの採用率が低下。 物理ゴーストの安定打点としての採用が見込めるように。 過去作ポケモンの新習得はマンキー、オコリザル、グレッグル、ドクロッグ、エルレイド メグロコ、ゾロア、キバゴ、ルガルガン(夜)とタイプ不一致がメイン。 なお、威力70の急所技では唯一きれあじに対応していない。 |
062「イカサマ」 | 相手の攻撃と相手の防御でダメージ計算を行う珍しい技。 この技があるが故に特殊型の攻撃個体値は低いことが望まれる。 威力95ではあるが中威力帯の技に並んでいる為、わざマシンを探す際は注意。 過去作ポケモンの新規習得はディグダ、ダグトリオ、ヤドン、デリバード、アメモース サボネア、オニゴーリとバラエティに富んでいる。 対戦環境では一定数使われる技だけに、攻撃の数値には気を付けたい。 |
063「サイコファング」 | 相手の壁効果を消してダメージ計算を行うエスパー技。 かわらわりと同効果だが、こちらの方が威力が高い。 過去作ポケモンの新習得はデルビル、ヘルガー、ハブネーク、ボーマンダ、シシコ カエンジシ、ヤングース、デカグース、イワンコと 今作でもタイプ不一致での使い手が多い。 がんじょうあごの対象技では最も威力が高く 壁対策としても使いどころがある技だろう。 |
064「ビルドアップ」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる技。 ビルドアップは自身の攻撃と防御を1段階上げる攻防一体の変化技。 覚えるポケモンは格闘タイプがメインで パモット、テツノカイナ、テツノブジン以外が習得可能。 過去作ポケモンではヤミラミ、シビルドンが習得したが シビルドンは上位技のとぐろをまくを覚えるため正味ヤミラミのみとなる。 つるぎのまいと比べると攻撃の上がり幅は少ないが 防御が上がる為、攻防に活かせる技となる。 |
065「エアスラッシュ」 | 命中不安はあるが特殊飛行の安定技。 SVではダイジェットが無いので不一致でまで使う技ではなくなった。 鳥ポケモンを中心に過去作ポケモンの新規習得が多いが 新規習得は物理メインばかりなので対戦環境で見るとイマイチか。 一方でレジェンズで習得できたケイコウオはSVでは習得できない。 特殊技だがきれあじに対応する技。 一方でエアカッターと異なり、風の技には分類されない。 |
066「のしかかり」 | 廃止が相次ぎ、残った数少ないノーマルタイプの技。 ノーマル物理で命中100のマシン技では最高威力となっている。 SVでは過去作ポケモンの新規習得が非常に多く 複合ノーマルでも覚えるポケモンが多くなった。 一方でカゲボウズ、ジュペッタ、フワンテが過去作から覚えられなくなっている。 加えてルガルガン(黄昏)のみ進化すると覚えられない性質がある。 ちいさくなる特効の効果は据置だが、最大の仮想敵だったラッキーが覚えなくなり 次点の使い手となるフワライドには無効という事で ちいさくなる対策としてはイマイチ機能しない技となった。 |
067「ほのおのパンチ」 | 恒例となった三色パンチの一角。 覚えるポケモンは三色の中で一番少ない。 過去作からヤドキングが新規習得して三色パンチを揃える格好に。 元々かえんほうしゃやだいもんじを覚えるため 使い勝手はともかく、ヤドランとの差別化要素が大きくなった。 パンチグローブの登場もあり、技性能は僅かに向上しているものの SVでは仮想敵のナットレイが不在な事もあり、やや扱いが難しい技となった。 |
068「かみなりパンチ」 | 恒例となった三色パンチの一角。 ちなみにSVでは三色キバと並びが同じに。 過去作からヤドキングが新規習得して三色パンチを揃える格好に。 テラスタル、過去作技を加味しなければ唯一の電気タイプの攻撃技となる。 パンチグローブの登場で使い勝手は良くなっているが 元より三色パンチで最も扱い難いだけに 使いどころがさらに難しい技となった。 |
069「れいとうパンチ」 | 恒例となった三色パンチの一角。 三色パンチ共通でてつのこぶしの対象技となる。 こちらは過去作からモココ、デンリュウが新規習得し、三色パンチを揃えた。 こちらもテラスタルを考慮しなければ唯一の氷タイプの攻撃技。 同じくパンチグローブの登場で役割破壊が広がったが テラスタルにより遂行が難しくなっており、差し引きマイナスといった状況。 それでも三色パンチでは一番採用率の高い技となるだろう。 |
070「ねごと」 | 眠り状態でしか使えない珍しい変化技。 SVではいびきのわざマシンが廃止され、覚えるポケモンが激減。 多くのポケモンが眠り状態で使える技はねごとだけとなった。 過去作から覚えるポケモンは変わっておらず、こらえると異なりユキハミも習得。 一方で新ポケモンではクワッス、ウェルカモが習得できないが ウェーニバルは習得可能なので、対戦環境に影響は無い。 SVではキョジオーン、サーフゴーと状態異常対策に富んでいる為 どちらかというとねむねごで耐久するのがメインとなるだろうか。 |
071「タネばくだん」 | 追加効果のない草技。 覚えるポケモン草タイプがメインで(カット)ロトム、カジッチュ以外が習得。 タネマシンガンと比べるとタイプ不一致での習得が多く 過去作からの新規習得は全てタイプ不一致での習得となった。 SVではいかさまダイス+タネマシンガンが草タイプのメインウェポンとなるが タネばくだんもぼうだんで防がれるため、代替としても難しい技。 サブウェポンとして使うに留まりそうだ。 |
072「エレキボール」 | 相手より素早いほど威力が上がる電気技。 とはいえ、2倍速くて威力80なので10まんボルトのほうが安定して扱える。 習得ポケモンは主に電気タイプでシビシラス、オドリドリ、エレズン以外が習得可能。 過去作からピチュー、シビビール、シビルドン、バチンウニが新規習得。 電気タイプ以外ではベラカス、サーフゴー、テツノワダチが習得できる。 一応ベラカスにとっては唯一の電気技だが、素早さが高くないので エレキボールよりもテラバーストを使うだろうか。 電気タイプとしても扱いは難しいが、ヘイラッシャ対策になる技の為 一瞬ぐらいは注目される技になり得るか。 なお、ぼうだんの対象になる点には気を払いたい。 |
073「ドレインパンチ」 | 与えたダメージの半分、自身のHPを回復する格闘技。 てつのこぶし、パンチグローブに対応するパンチ技。 過去作からマンキー、オコリザル、ベトベター、ベトベトン、ウソッキー ヤルキモノ、ケッキング、マクノシタ、ハリテヤマが新規習得。 一方で過去作からピンプクが覚えられなくなった。 ビルドレインという単語がある程、ビルドアップと相性の良い技。 常に最前線とはいかなくとも、対戦環境に残る技となるだろう。 |
074「リフレクター」 | 物理の被ダメージを減らす壁技。 既存ポケモンではブラッキー、ヤドキング、ヤミラミ、ミブリム、テブリム ブリムオン、ベロバー、ドロンチが新規習得。 例によって初代ポケモンの習得は変わらず、USUMや剣盾準拠となった。 SVでも壁戦術は主軸となるだろう。 |
075「ひかりのかべ」 | 特殊の被ダメージを減らす壁技。 既存ポケモンではハネッコ、ポポッコ、ワタッコ、ブラッキー、ヤミラミ、フラベベ フラエッテ、デデンネ、ベロバー、ドロンチが新習得。 一方でユキカブリ、ユキノオー、ドヒトイデが覚えられなくなった。 SVでもいたずらごころを軸として壁戦術の活躍があるだろう。 |
076「ロックブラスト」 | タネマシンガンと共にわざマシンに残った岩タイプの連続技。 タネマシンガンと異なり命中不安が付き纏うが いかさまダイスで4-5回攻撃となり、実質威力100以上で扱いやすい。 覚えるポケモンは岩タイプが多く、イワンコ、コジオ、ジオズム以外が習得可能。 岩タイプ以外も過去作ポケモンの習得が多く 剣盾では少なかった使い手が増えた格好に。 SVではバトルでの活躍の場面が増えるだろう。 一方で、タネマシンガンと同様にぼうだんで防がれる点は留意したい。 |
077「たきのぼり」 | 中威力帯に多い威力80の水技。 既存ポケモンの新規習得が増えており、水タイプのポケモンの使い手が増えた。 しかしながら、たきのぼりを覚えてアクアブレイクを覚えないポケモンは少なく ギャラドス、ミニリュウ、ハクリュー、カイリュー、ルリリ ケイコウオ、ネオラント以外はアクアブレイクも習得可能。 怯みか威力かの選択肢ではあるが、たきのぼりならではのポケモンは少ない。 とはいえ、ギャラドスの最高打点という事でSVも出番自体はありそうだ。 |
078「ドラゴンクロー」 | こちらも威力80で追加効果のないドラゴン技。 ツメが無いと使うことが出来ず、覚えるポケモンは意外と少ない。 過去作からはワルビル、ヌメルゴン、オンバットが新規習得。 しかしドラゴンタイプの技としては威力不足が否めない。 きれあじにも対応していないこともあり 対戦環境での活躍は難しいと言える。 |
079「マジカルシャイン」 | 同じく威力80で追加効果のないフェアリー技。 ダブルバトルでは相手全体が対象と前2技と性質が異なる。 過去作からはメリープ、モココ、デンリュウ、キマワリ、バネブー ブーピッグ、ケイコウオ、ネオラントが新規習得。 ムーンフォースを覚えないフェアリータイプもザラなのでということもあり 今作でもシングルダブル問わずに活躍の機会は多いだろう。 |
080「ゆびをふる」 | ランダムな技を繰り出すロマンの詰まった変化技。 SVでは過去作からの新規習得が大幅に増えて、手があれば使えるレベルまでになった。 ただし、エルレイドは進化前でしか覚えられない(サーナイトは覚えられる) ゆびをふる限定ルールのプールが広がり、楽しめるようになった。 一方で専用技があまり出ないといった技の性質は変わらず 画面映えが若干物足りない点は剣盾と変わらない。 |
081「くさむすび」 | 相手の体重が重いほど威力が上がる草技。 けたぐりと同効果ながらこちらは中威力帯に分類され、シナリオ上も中盤の登場となった。 同じくダイマックスで無効化されなくなり、扱いが向上。 岩や地面タイプには重いポケモンが多い為、刺さりやすい技となった。 覚えるポケモンは例によって草タイプメインで、(カット)ロトム、カジッチュ以外が習得。 過去作からはゴルダック、ウソッキー、ムウマ、ザングース、ウソハチ、ムウマージ、メグロコが新習得。 草タイプの安定技としてはエナジーボールとの選択になるが くさむすびはキョジオーン、ヘイラッシャ、ディンルーに最大威力が出るが マリルリ、(ウォッシュ)ロトム、テツノツツミにはエナジーボールに軍配が上がる。 仮想敵に合わせて運用を決めたいところ。 |
082「でんじは」 | 相手をマヒ状態にする変化技。 電気タイプではオドリドリ、エレズン、テツノカイナ以外が習得。 電気タイプ以外にも覚えるポケモンが多く 過去作ポケモンの新規習得も多くなっている。 一方でノコッチが過去作から覚えなくなっている。 ただし上位互換に当たるへびにらみを覚えるため、対戦環境での影響は無い。 キョジオーン、サーフゴーとでんじはが通らない相手が増えているが それを加味しても強力であり、かたやぶりを使ってまで通す価値のある技。 SVでも活躍の機会は多いだろう。 |
083「どくづき」 | 少し間が空いて威力80の毒技。 SVではツメやキバのないポケモンの習得が増えており 過去作ポケモンではクヌギダマ、フォレトス、キノガッサ、ナマケロ、ヤルキモノ ケッキング、ゴクリン、マルノーム、カムカメが新規習得。 一方でカリキリ、サシカマスが覚えられなくなっているが どちらも進化すると覚えるため、対戦環境に影響は無い。 フェアリータイプへの対抗技としては若干心許無いが 一部のポケモンにとっては唯一の対抗策となるため 対戦環境でも細々と活躍の場があるだろうか。 |
084「じだんだ」 | こちらは威力が75の地面技。 前のターンの技が失敗していると威力2倍という類を見ない効果を持つが この技の注目点はじしんと異なり接触の単体攻撃となる点だろう。 既存ポケモンでも新規習得が増えており、特に飛行タイプや特性ふゆうといった 浮いているポケモンが一部覚えられるようになっている。 テラスタルにより相性で無効、サーフゴーへの交代で変化技無効等 SVでは技が失敗する局面が増えており、2倍を狙える局面も増加。 10まんばりきのわざレコード廃止もあり、活躍の場が広がる技となるだろう。 |
085「ねむる」 | HPを全回復し、状態異常も回復するが 2ターンの間眠り状態となる変化技。 SVでは回復技のPPが一律5へと変更された。 SVの新ポケモンではカルボウ、オトシドリ、ブロロンが習得不可。 加えて過去作で覚えられなかったコイキング、メタモン、コロボーシ、ミツハニー、シビシラス コフキムシ、コフーライ、ネッコアラ、カジッチュが習得不能。 再生回復のないポケモンは多く、ねむカゴやねむねごは依然強力。 SVでも気を払いたい技と言えるだろう。 |
086「いわなだれ」 | 威力75の岩技だが、岩技らしく命中不安。 ダブルバトルでは相手全体攻撃となる。 岩タイプは全ポケモンが習得可能となっている。 既存ポケモンではヤドキング、ドジョッチ、カラナクシ、クマシュン、スナヘビと進化前を中心に新習得。 命中難に苦しむ場面はあるだろうが、SVでも活躍する技と言える。 |
087「ちょうはつ」 | 相手を3ターンの間攻撃技しか出せない状態にする変化技。 ノクタスが新規習得したことで、悪タイプは全ポケモンが使用可能に。 四災等の強力な悪タイプも扱えることを覚えておきたい。 過去作からの新規習得も多く、トリックルームを使う際には気を付けたい。 性質上おんみつマントとの組み合わせるとほとんどの搦め手を防げるため SVではより効果的な場面が増える技となりそうだ。 |
088「つるぎのまい」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 つるぎのまいは自身の攻撃を2段階上げる効果。 過去作からディグダ、ダグトリオ、ゴクリン、マルノーム、ジュペッタ フカマル、ガバイトが新習得。 一方でヒマナッツ、キノココが過去作から覚えられなくなっているが 例によって進化すると覚えられるため、対戦環境への影響は無い。 火力インフレでやや積みを入れる暇はないが、決まれば強力な技。 先制技に繋いでも良しなので、上手く使いたいところ。 ちなみに特性おどりこの対象になる舞の技に分類される。 |
089「ボディプレス」 | 自身の防御と相手の防御でダメージ計算を行う珍しい格闘技。 習得ポケモンはそこまで多くないものの、新規の習得が増えた。 防御が高いポケモンが軒並み覚えるため、使用タイプを問わずに強力。 今作でもてっぺきから攻防に扱えるのが強力で 対戦環境でも多く登場する技となるだろう。 なお、こだいかっせい/クォークチャージ及び わざわいのおふだ/わざわいのつるぎでの挙動が特殊な為 これらの特性に関する挙動は把握してから使いたい。 |
090「まきびし」 | 設置技の元祖となる変化技がわざマシン続投。 過去作ポケモンではシェルダー、ウソッキー、ナマズン、ビークイン、トリトドン ウソハチ、ガブリアスが新習得。 ステルスロックやどくびしを覚えるポケモンがほとんどではあるものの 逆に言えば両立可能となるため、上手く使えれば効果的となる。 SVで使い手が増えたことで活路を見出せる技と言えるだろう。 |
091「どくびし」 | 同じく設置技となる変化技でわざマシン続投。 過去作ポケモンの新規習得が多く、SVでは使い手も増加。 ゲンガーやエンニュート、テツノドクガといった素早いポケモンで扱えるのは心強い。 SVでは新特性のどくげしょうと合わせて意識が必要な技と言えるだろう。 |
092「ふういん」 | 自身が覚えている技を相手が使えなくなる変化技。 効果は自身にかかり、場を離れると効果が無くなる。 エスパータイプが主に覚えることができ オドリドリ、ハギギシリ、グレンアルマ、ヒラヒナ、クエスパトラ、ミガルーサ以外が習得可能。 トリックルーム対策がメインの技という印象が強いが SVではZワザやダイマックスわざで強引に使う術が失われており ミラーマッチでの封印効果が強烈になっている。 ピンポイント運用なのは変わらないが、決まると返せない点に気を付けたい。 |
093「ラスターカノン」 | 再び威力80帯でラスターカノンは鋼技。 過去作ポケモンではドンメル、バネブー、ブーピッグ、コマタナ、キリキザン スナバァ、シロデスナ、ゾウドウが新規習得。 鋼タイプが全員覚えられるようになった。 大技であるてっていこうせん以外に選択肢があるのは心強い。 一方で鋼タイプ以外で覚えるポケモンに法則性が無く 習得可否は正味丸暗記するしかないのが難点。 鋼テラスタルとの相性が良い技なので、対戦環境でも注意が必要だろう。 |
094「あくのはどう」 | こちらも威力80の悪技。 レジェンズでは効果が変更されていたが、SVでは剣盾以前の効果に戻っている。 悪タイプは全ポケモンが習得可能となっている。 過去作ポケモンではプリン、プクリン、ウデッポウが新規習得。 ダイアークという強力より強力な手段は失われたが SVでも特殊悪のメインウェポンとして使われる技となる。 メガランチャーの強化対象である点も覚えておきたい。 なお、わざマシン作成には出現が特殊なミカルゲのおとしものが含まれる。 使いたい時に無いという事を防ぐ為、日頃から集めておきたい。 |
095「きゅうけつ」 | 与えたダメージに応じて自身のHPを回復する虫技でこちらも威力は80。 過去作からアメタマ、アメモースが新習得しているが 過去作で覚えたポケモンが軒並みパルデア地方に来られず 習得ポケモンはかなり少なくなってしまった。 HP吸収技としては威力が高い為、扱えるポケモンでしっかり使いたい技。 |
096「かいでんぱ」 | 剣盾に続き、相手の能力を2段階下げる変化技が継続。 かいでんぱは相手の特攻を2段階下げる効果。 覚えるポケモンは主に電気タイプで ピチュー、シビシラス、オドリドリ、エレズン、バチンウニ、テツノカイナ以外が習得する。 一方で電気タイプ以外はパルデア図鑑外のヌオーのみで ウパー(J)が覚えられなくなった。 強力な特殊アタッカーが多い為決まれば強力だが いたずらごころの使い手が居ないのが難点。 |
097「そらをとぶ」 | 発動してから1ターンの間ほとんどの攻撃を受けなくなり 2ターン目に攻撃するタイプの溜め技で飛行技。 SVではじめて使いきりのマシン技となった。 過去作から覚えるポケモンはフワンテが追加になったのみ。 相変わらず飛行タイプでも覚えられないポケモンは多い技となっている。 ダイジェットで猛威を揮った技だが、SVではそれも消失。 SVではイマイチ使いどころの難しい技となってしまった。 |
098「スキルスワップ」 | お互いの特性を入れ替える変化技。 過去作から習得ポケモンが大きく増えており、使い手が増加。 特にヨガパワーのチャーレムは特筆すべきか。 ダイマックスに無効という性質から非常に扱い難かったが、SVではダイマックスが無くなり レイドバトルにおいても活躍の機会が有るという技へと変貌した。 一方でフォルムチェンジに関わる特性及び、パラドックスポケモンは特性を変えられず サーフゴーのように効果が無い相手も環境に多いという点は覚えておきたいところ。 採用率は極めて低いが、新アイテムとくせいガードの存在も気掛かり。 |
099「アイアンヘッド」 | 再度となる威力80の鋼技。 覚えるポケモンは鋼タイプが中心だが ルカリオ、クレッフィ、カヌチャン、ナカヌチャン、デカヌチャンが覚えられない。 一方で鋼タイプ以外にも過去作からの新規習得が多く こちらも使い手が大きく増えた技。 こちらも鋼テラスタルと相性が良い技となる。 |
わざマシン | 考察 |
100「りゅうのまい」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 りゅうのまいは自身の攻撃と素早さをそれぞれ1段階上げる効果。 過去作から覚えるポケモンは変わっておらず、増えても減ってもいない。 技自体は非常に強力だが、ドラゴンタイプでも覚えるかは半々で習得ポケモンは未だ少ない技。 とはいえ使い手には強力なポケモンも多く、対戦環境でも活躍するだろう。 ちなみに特性おどりこの対象になる舞の技に分類される。 |
101「パワージェム」 | 珍しい岩タイプの特殊技でこちらも威力は80。 メテオビームの習得方法のないSVでは岩特殊最高火力となる。 過去作から覚えるポケモンが大きく増えており、特に岩タイプに新習得が多い。 新習得は多いが岩特殊アタッカーに欠けており、使い手はキラフロルぐらいなのが難点。 なお、わざマシン作成に必要なおとしものに岩タイプが含まれない点に気を付けたい。 |
102「ダストシュート」 | 毒タイプの大技が何故か中威力帯に紛れている。 覚えるポケモンは毒タイプがメインで コンパン、モルフォン、タマゲタケ、モロバレル、エレズン、テツノドクガ以外が習得。 過去作ポケモンは毒タイプが多いが、他タイプも多く ややどこからダストシュートが飛んでくるのか分かりにくい。 毒タイプ最高打点という事もあり、使い手には気を払いたいところ。 |
103「みがわり」 | こちらもいつもの汎用技で変化技。 音技を除いてダメージを身代わりが受ける効果で 一部の例外技を除いて変化技も防ぐ。 SVでは例外技が増えなかったため、やや扱いやすくなった。 わざマシンを使えるポケモン全てが覚えることができるが クワッス、ウエルカモは覚えることができない技に。 ウェーニバルは覚えられるため、対戦環境への影響は無いだろう。 |
104「てっぺき」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 てっぺきは自身の防御を2段階上げる効果。 過去作からはビビヨンが進化しても覚えられるようになった。 (過去作ではコフーライ時のみ習得可能だった) 対物理だけでなく、ボディプレスで攻防に使うコンボが強力。 SVでも存在感を示す技となるだろう。 |
105「シザークロス」 | またも威力80の技で追加効果のない虫技。 過去作からナマケロ、ヤルキモノ、ケッキング、ヤミラミ、クマシュン、ツンベアーが新規習得しているが きゅうけつと同じく過去作習得ポケモンが軒並み居らず 覚えるポケモンが大きく減った技に。 一方できれあじに対応する技で、活躍の場自体は残っている。 |
106「ドリルライナー」 | こちらは急所に当たりやすい威力80の地面技。 他の技と異なり命中95と若干の命中不安を抱えている。 覚えるポケモンが非常に少なく、過去作からの新習得はパルシェンのみ。 じしんを習得するポケモンを除くと有効活用できるのは パルシェン、デリバード、ルガルガン(昼・黄昏)、サシカマス、カマスジョー オトシドリ、ミガルーサと対戦環境では希少な技となっている。 なお、パワージェム同様わざマシン作成に地面タイプが含まれない。 |
107「おにび」 | 相手を火傷状態にする炎タイプの変化技。 覚えるのは炎タイプがメインで 覚えないのはオドリドリ、テツノドクガの2体。 ゴーストタイプも覚えるポケモンが多いが、新ポケモンを中心に覚えないポケモンが存在する。 過去作からヤヤコマが覚えられなくなっているが 進化すれば覚えられるため対戦環境への影響は無い。 一方でチルタリスが新規で覚えるようになった。 素早いポケモンも多く、上からのおにびは効果的に決まりやすいが キョジオーンやサーフゴーに防がれる他、炎テラスタルで無効化される点には注意。 |
108「かみくだく」 | 例によって威力80の悪技。 悪物理はわざマシンから外れた技が多く、ダメージ計算が特殊なイカサマを除くと かみくだくが唯一わざマシンに残った悪物理技となった。 覚えるポケモンのタイプはバラバラで悪タイプでも半数程度しか覚えない。 過去作からはハリーセン、ブイゼル、ガバイト、クマシュン、ツンベアー、ゾロアークが新規習得。 ちなみにレジェンズで習得できたパチリスは習得不可となっている。 ちなみにがんじょうあごは全員習得する。 SVでは他の悪物理技を覚えられなくなったポケモンも少なくないため 対戦環境でかみくだくを見る機会は増えるだろう。 |
109「トリック」 | 自分と相手のもちものを入れ替える効果。 どろぼう・ほしがると異なり、どちらかがアイテムを持っていなくても使えるのが強み。 覚えるポケモンは主にエスパータイプでオドリドリ、ハギギシリ、ミガルーサ以外が習得。 過去作からはオドシシ、ハピナス、フラエッテ、フラージェス、ミブリム テブリム、ブリムオンが新規習得。 SVではパラドックスポケモンの持つブーストエナジーには無効という仕様が追加されたが 登場時消費アイテムで所持状態が稀なのであまり気にしなくて良いだろう。 SVでも活躍に機会が多い技となりそうだ。 |
110「アクアブレイク」 | 僅かに威力が85と、この帯では威力が高い水技。 SVではついにたきのぼりの習得数を上回り水物理の最有力技となった。 水タイプを中心に過去作ポケモンの習得が増えた。 他タイプもウナギ・カニ・クジラ・サメ等、水棲生物をモチーフにしたポケモンの習得が目立つ。 ウェーブタックルの登場で水物理最高打点、とはいかなくなったが安定が取れる技。 今作でも活躍の場は広いだろう。 |
111「ギガドレイン」 | 与えたダメージの半分、自身のHPを回復する草技。 覚えるポケモンは例によって草タイプがメインで (カット)ロトム、カジッチュ以外が習得。 過去作からはヤミラミ、コロトックが新規習得したが ザングースが覚えられなくなった。 ドレインパンチとは異なりめいそうとの両立が少なく エナジーボールやリーフストームと競合する技も多い技。 とはいえ決して弱い技では無い為、対戦環境でも一定数存在する技となるだろう。 |
112「はどうだん」 | まだ残っていた威力80の格闘技で必中技。 習得のメインだった伝説・幻のポケモンが軒並み不在で習得ポケモンは非常に少なく 2桁がやっとという寂しい技マシンに。 レジェンズでも習得したサーナイトを筆頭にチャーレム、ザングースが新規習得。 同じくレジェンズで覚えていたリオルはSVでは覚えられないという扱いとなり 過去世代の特別な技の解消には至らなかった。 特殊格闘技としては唯一の安定技で技の需要は高い為、対戦環境でも活躍がある技だろう。 メガランチャーの強化を受ける技である反面 ぼうだんに防がれる技の1つとなっている |
114「シャドーボール」 | ようやく最後となった威力80のゴースト技。 覚えるポケモンはゴーストタイプがメインでオドリドリ、ドラメシヤ以外が習得。 過去作からはノクタスが新規習得したが ユキカブリ、ユキノオーが習得できなくなっている。 安定技ながら上位の技が無いゴースト特殊技なので、特殊勢の主力になる技。 対戦環境でも活躍の機会は多いだろう。 一方でぼうだんで防がれる点は留意しておきたい。 |
115「りゅうのはどう」 | 威力80帯と90帯の中間となる威力85のドラゴン技。 覚えるポケモンはドラゴンタイプがメインでカジッチュ、ドラメシヤ以外が習得。 過去作からの習得に変化が無く、若干寂しい技。 効果としてもりゅうせいぐんの瞬間火力に劣り、扱い辛さがある技。 メガランチャーの強化対象となる1点をどこまで活かせるか。 |
116「ステルスロック」 | 登場から対戦環境に残る設置技の大手となる変化技。 岩タイプが全て覚える技となっている。 新規習得はオコリザル、ドジョッチ、ナマズン、カラナクシ、トリトドン サザンドラ、スナヘビと他の岩技と共通するポケモンが多め。 SVではどくびしの採用率が上がっているものの ステルスロックの需要も高いので、覚えるポケモンは把握しておきたい。 |
117「ハイパーボイス」 | ここから威力90帯となるノーマル技。 追加効果はないが、ダブルバトルでは全体攻撃となる音の技。 新規習得はノコッチ、ヤルキモノ、ケッキング、ブープッグ、カバルドン エンニュート、ヤレユータンと法則性は無く、バラバラ。 ニンフィアのスキンハイボはもちろん、特殊ノーマルも概ね覚える。 過去作よりも対戦環境で見かける機会が増えそうな技となった。 |
118「ねっぷう」 | 威力90帯に混ざる威力95の炎技。 命中不安はあるがダブルバトルでは全体攻撃となる技。 覚えるポケモンは炎タイプがメインで ケンタロス(炎種)、(ヒート)ロトム、オドリドリ、スコヴィランが以外が習得可能。 鳥ポケモンが習得可能というのが特徴の技。 過去作からの新規習得が居ないのが寂しいが 新ポケモンの使い手が光る技となりそうだ。 なお、新分類の風のわざに該当する為 かぜのりには防がれ、ふうりょくでんきに使うと充電状態になる点に注意。 |
119「エナジーボール」 | 威力90となる草技。 覚えるポケモンは例によって草タイプがメインで (カット)ロトム、カジッチュ以外が習得。 過去作からはプリン、プクリン、コンパン、ムウマ、ヤミラミが新規習得。 草特殊の安定技技枠ながら、回復効果のギガドレイン、大技のリーフストームと競合する技。 環境や使用ポケモンによりどの技を使うか変わりそうだ。 ちなみにぼうだんで防がれる技である点は留意したい。 |
120「サイコキネシス」 | 威力90となるエスパー技。 覚えるポケモンはエスパータイプがメインでオドリドリ以外が習得可能。 他タイプではゾロアーク、ニンフィアが新規習得となった。 エスパー特殊では最高火力だが、サイコショックとの選択が難しい技。 環境に応じて使い分けになるだろうか。 |
121「ヘビーボンバー」 | 自身と相手の体重によって威力が決まる珍しい鋼技。 自身が相手より重いほど威力が上がる。 フェアリータイプには軽いポケモンが多く、最高威力の120が出しやすい。 覚えるポケモンはタイプよりはどっしり系のポケモンとなっており 過去作からはコイル、レアコイル、ケッキング、コータス、シビルドン クマシュンが新規習得。 鋼物理がヘビーボンバーのみのポケモンは少なくなく 重さを活かして扱えるポケモンは多い。 SVでは最大の仮想敵としてハバタクカミ(4kg)が居り 20kgあれば最高威力が見込めるメタ技として機能する。 習得ポケモンのほとんどが20kg以上に該当する為 過去作以上に活躍の機会が多い技となるだろう。 |
122「アンコール」 | 相手を3ターンの間同じ技しか出せない状態にする変化技。 過去作から覚えるポケモンが大きく増えており 筆頭となるのがカイリューだろう。 りゅうのまいの起点作りやほのおのうずでのハメ殺しと多岐に活躍する。 また、過去作配布技だったサボネアも再録を果たしている。 一方でゾロアークは進化前でしか覚えられない。 SVではZワザやダイマックス等で強行する術が無くなっており 近作以上に警戒が必要な技となっている。 |
123「なみのり」 | 威力90の命中安定となる水技。 ダブルバトルでは自分以外を攻撃する技となる。 過去作からはキャモメ、アメタマ、アメモース、ザングース、キバゴ オノンド、サシカマスと進化前を中心に新規習得が増えた。 一方でクレベース(H)の関係か、カチコールが覚えられなくなっている。 水タイプで覚えられないのはコイキング、(ウォッシュ)ロトム、テツノツツミ。 テツノツツミは明確になみのりを覚えない調整が施された。 過去作ではダブルバトルでの、じゃくてんほけんの起動がメインだったが SVでは水特殊のマシン廃盤が相次いだことを受け、主力技に返り咲き。 なみのりハイドロ問題が再燃&公式化する形となった。 |
125「かえんほうしゃ」 | 威力90の命中安定となる炎技で三種の神器の一角。 過去作からピンプクが習得不可となっており 過去作から新規習得したいポケモンは居ないが ピンプクが習得できなくなっている。 炎タイプで覚えられないのは(ヒート)ロトムとオドリドリ。 ほとんどのポケモンはだいもんじも覚えることができるため かえんほうしゃのみを覚えるポケモンはハブネーク、ゾロアーク、オンバーン。 役割破壊としては威力が高く、命中もそこそこのだいもんじに軍配が上がるが SVでは役割対象のナットレイ、カミツルギが不在という事もあり かえんほうしゃの優先度がどこまでになるか悩みどころとなる。 |
126「10まんボルト」 | 威力90の命中安定となる電気技で三種の神器の一角。 こちらは過去作からの習得ポケモンに変わりは無い。 電気タイプで覚えられないのはシビシラス、オドリドリ、エレズン。 かみなりは命中70と低く、10まんボルトを優先するのが一般的。 SVではライジングボルトも無くなり、特殊電気技はほぼ一択の状況となった。 |
127「じゃれつく」 | 威力90のフェアリー技でこちらは命中不安を抱える。 過去作からはパチリス、シキジカ、メブキジカ、ママンボウ、メェークル ゴーゴートと剣盾に居なかったポケモンが新規習得。 希少な物理フェアリー技でわざマシンでは唯一となるため 対戦環境では良く見る技となるだろう。 |
128「ドわすれ」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 ドわすれは自身の特防を2段階上げる効果。 過去作からハネッコ、ポポッコ、ワタッコが覚えられなくなったが プリン、プクリンが新たに習得した。 てっぺきと異なり相性の良い攻撃技も無く 覚えるポケモンがより多いめいそうの方が扱いやすいのが実情。 積み技のわざマシンでは一番扱いが難しいと言えるだろう。 |
129「めいそう」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 めいそうは自身の特攻と特防を1段階上げる効果。 レジェンズにて教え技化した際に習得ポケモンが増えているが SVで継続しているのはブイズのみでSVでは覚えないポケモンも多い。 レジェンスに関わらないところではプリン、プクリン、ヤバチャ、ポットデスが新規習得。 ビビヨンが覚えられなくなっているが、上位のちょうのまいがある為影響は無いだろう。 SVでも依然強力な積み技となりそうだ。 |
130「てだすけ」 | 味方の技威力を1.5倍にするダブルバトル専用技。 剣盾で習得ポケモンが増えたが、SVでは輪をかけて習得ポケモンが大幅増加。 むしろ覚えないポケモンの方が少ないという事態となった。 その中にカゲボウズ、ジュペッタも含まれており、XDリライブ技が再録されている。 ただし、ダグトリオ、ヤドキングは進化前でしか習得することができない。 ペリッパー、コータス、ドータクンといったサポート主体のポケモンはもちろん カイリュー、バンギラス、ガブリアスといったアタッカーも新規習得しており いかなる局面からもてだすけでの打開が発生しかねない環境となっている。 |
131「かふんだんご」 | 威力90の虫技だが 味方に使うと最大HPの半分を回復する効果となる変わった技。 はどうだんと同じく習得ポケモンが少ない技で、こちらも2桁がやっと。 過去作からハネッコ、ポポッコ、ワタッコ、ビークイン、ビビヨン フラベベ、フラエッテ、フレージェス、ラランテスが新規習得。 タイプ一致が2種しか居ないこともあり、ほぼ味方の回復に使う技。 攻撃技、回復技のどちらで使う際もぼうだんの対象になる点には気を払いたい。 |
132「バトンタッチ」 | 能力変化を維持して交代を行うテクニカルな変化技。 過去作から習得ポケモンが増えており XDリライブ技だったスリーパーが再録されている。 ダイマックスわざからの能力変化引継ぎは出来なくなったものの 何らかの能力強化から繋げるポケモンがほとんどとなるため 対戦環境でのバトンコンボは把握しておきたいところ。 |
133「だいちのちから」 | 威力90の地面技。 命中安定の技だが、上位の技が存在しない特殊技。 過去作からはノコッチ、オドシシ、ブーピッグが新規習得。 反面レジェンズで覚えたグレッグル、ドクロッグは覚えられなくなった。 地面タイプは全ポケモンが覚えられる技。 地面技の需要が高い中で特殊地面の最高火力という事で SVでも活躍の機会は多いだろう。 |
134「きしかいせい」 | 自身のHPが最大HPより少ないほど威力が上がる格闘技。 最大威力は200と威力不定技でも屈指の威力となる。 パンチやキックといった縛りのない技なので、手足が無いポケモンでも使えるのが強み。 過去作からの新規習得も多く、幅広いポケモンが使える。 ただし、マニューラは進化前でしか覚えることができない。 格闘タイプはパモット、パーモット以外が習得できる技。 きしかいせいを覚える全てのポケモンがみがわり、こらえるを覚えるため 想定外のきしかいせいコンボが扱えるが、先制技環境でどこまで生き残れるか。 |
135「れいとうビーム」 | 威力90の命中安定となる氷技で三種の神器の一角。 過去作からカマスジョーが新規習得し レジェンズで習得したラルトス、キルリア、サーナイト、エルレイドは習得不可に。 覚えるポケモンは氷タイプがメインで(フロスト)ロトム、ユキハミ、パオジアン以外が習得。 近年は水タイプも覚えないポケモンが増えてきている傾向。 SVではテラスタルにより水タイプの役割破壊の働きが弱くなり 氷タイプはフリーズドライやふぶきの方が扱いやすい傾向。 とはいえ強力な技であることに変わりは無く、それ以外のタイプでは採用される技。 数は減っても三種の神器に変わりはないだろう。 |
136「エレキフィールド」 | フィールドを「エレキフィールド」にする変化技。 SVではクォークチャージのトリガーとなる重要な技に。 過去作から覚えるポケモンが大きく増えており 電気タイプはシビシラス、オドリドリ、エレズン以外が習得可能に。 加えてクォークチャージのポケモンとラッキー、ハピナスが習得可能。 反面いたずらごころは相変わらず居らず、優先度付きでは使えない技。 エレキメイカーのバチンウニが居るが、運用が難しいポケモン。 エレキフィールドも扱いは容易ではないが、構築の核となり得る技だろう。 |
137「グラスフィールド」 | フィールドを「グラスフィールド」にする変化技。 SVではグラスメイカーがパルデア図鑑を外れたが すなはきと同じ性質のこぼれダネが登場した。 こちらも覚えるポケモンが過去作から大きく増えており 草タイプではユキカブリ、ユキノオー、(カット)ロトム リーフイア、チュリネ、カジッチュ以外が習得可能。 ブイズはフィールドに対応するタイプが揃っているが リーフィアのみグラスフィールドを覚えない。 草タイプ以外ではフラベベ、フラエッテ、フラージェスが習得する。 こちらもいたずらごころの使い手が居なくなり、優先度付きで使えなくなった技。 グラススライダーの使い手も居なくなり、活用が難しい技となった。 |
138「サイコフィールド」 | フィールドを「サイコフィールド」にする変化技。 こちらはサイコメイカーのイエッサンが健在。 こちらも覚えるポケモンが大きく増え エスパータイプではオドリドリ以外が習得可能に。 エスパータイプ以外ではテツノブジンが習得する。 こちらもいたずらごころで使えるポケモンが居なくなり、優先度が付けられなくなった。 イエッサンで軸にするケースがほとんどとなるが、サイコフィールドのわざもお忘れなく。 |
139「ミストフィールド」 | フィールドを「ミストフィールド」にする変化技。 SVではミストメイカーがパルデア図鑑から外れており 特性で発動する事が無い効果となった。 過去作からの新規習得はギリギリ2桁に届かず ママンボウ、デデンネ、ミミッキュ、ミブリム、テブリム ブリムオン、ベロバー、ギモー、オーロンゲとなっている。 フェアリータイプで覚えられないのはルリリ、カヌチャン、ナカヌチャン、デカヌチャン。 こちらはいたずらごころの使い手が複数居るが ミストフィールドを活かせる技がほとんど無いのが難点。 逆に言えば他のフィールドメタとしては最も機能し易いと言える。 |
140「わるだくみ」 | 剣盾に続いて継続した自身の能力を合計2段階上げる変化技。 わるだくみは自身の特攻を2段階上げる効果。 過去作から覚えるポケモンが大きく増えた技。 BDSPやレジェンズでの新規習得もそのまま継続されている。 相性が良いポケモンがあまり多くないという面はあるが サーフゴー、イーユイと強力な特殊アタッカーが習得するため 忘れていると痛い目に合う技と言えるだろうか。 ちなみに入手、作成にそれぞれ難があるわざマシンで 本編クリア後にゼロエリアで拾うか、四災イベント完遂しなければ入手出来ず 作成には出現が特殊なミカルゲのおとしものが含まれる。 『使おうと思ったら無い』が二重に存在するわざマシンなので しっかりとストックしておきたい。 |
141「だいもんじ」 | 威力が110と高いが命中不安のある炎タイプの大技。 こちらも過去作からの新規習得は居ないが ピンプクが覚えられなくなっている。 炎タイプで覚えられないのはこちらも(ヒート)ロトムとオドリドリ。 他の威力110技と異なり、命中が85と高い為 役割破壊としてはかえんほうしゃより優先度が高い技となっている。 SVではテラスタルで空かされることがあるものの 役割破壊として活躍する技となるだろう。 |
142「ハイドロポンプ」 | 威力が110と高いが命中不安のある水タイプの大技。 過去作からはキャモメ、ケイコウオ、ネオラント、ママンボウ、ウデッポウ ブロスター、ハギギシリ、サシカマスが新規習得。 水タイプではコイキングがSVでは習得不可となった。 ウォッシュロトムもハイドロポンプを覚えるが、わざマシンは使えない。 ねっとうの廃止により水特殊はなみのりかハイドロポンプの二択化。 なみのりハイドロ問題が再燃&公式化する形となった。 |
143「ふぶき」 | 威力が110と高いが命中不安のある氷タイプの大技。 ダブルバトルでは攻撃範囲が相手全体となる。 過去作からバスラオ、ウデッポウ、ブロスター、カマスジョーが新規習得。 氷タイプで覚えられないのはユキハミ。 フロストロトムもふぶきは覚えるが、わざマシンは使えない。 SVでは対応する天候があられからゆきに変わり 氷タイプ以外でも必中効果が扱いやすくなった。 SVでは若干ながら採用率が上がりそうだ。 なお、新分類の風のわざに該当する為 かぜのりには防がれ、ふうりょくでんきに使うと充電状態になる点に注意。 |
144「ほのおのちかい」 | BWから登場した御三家専用の炎技。 ダブルバトルでみずのちかい、くさのちかいと同時に使う事で特殊な効果が発生する。 パルデア図鑑ではホゲータ、アチゲータ、ラウドボーンしか覚えないが HOME開通で覚える炎御三家が増えた他 わざマシンなのでミュウも新たに覚えるようになった。 ロマンコンボの部類ではあるものの、パルデア図鑑では使い手が少なすぎたため HOME開通でようやく実用レベルといったところか。 |
145「みずのちかい」 | BWから登場した御三家専用の水技。 ダブルバトルでほのおのちかい、くさのちかいと同時に使う事で特殊な効果が発生する。 パルデア図鑑ではクワッス、ウェルカモ、ウェーニバルしか覚えないが HOME開通で覚える水御三家が増えた他 わざマシンなのでミュウも新たに覚えるようになった。 物理で元々が素早くないウェーニバルとは相性が悪かったが HOME開通で高速特殊水御三家が増えたため ようやく実用的になった技と言える。 |
146「くさのちかい」 | BWから登場した御三家専用の草技。 ダブルバトルでほのおのちかい、みずのちかいと同時に使う事で特殊な効果が発生する。 パルデア図鑑ではニャオハ、ニャローテ、マスカーニャしか覚えないが HOME開通で覚える草御三家が増えた他 わざマシンなのでミュウも新たに覚えるようになった。 とはいえ、草御三家は軒並み物理アタッカーで相性が良くない。 言い方を変えると警戒されにくい技と言えるため SVでは合体技を通しやすいと言える。 |
147「ワイルドボルト」 | 少し離れたところに威力90の電気技。 貴重な電気物理技だが、反動ダメージがネック。 過去作からケッキング、パチリス、ヤングース、デカグース、バチンウニが新規習得。 電気タイプで覚えられないのはロトム(全種)、シビシラス、エレズン。 SVでは反動ダメージの踏み倒しができなくなり、扱いが難しくなった。 反動技のため、すてみで威力が上がり いしあたまで反動ダメージを消せる技。 |
148「ヘドロばくだん」 | 同じく威力90となる毒技。 過去作からの新規習得は居ないが ヒマナッツ、ウデッポウと進化前が習得不可に。 進化形は覚えるため、対戦環境への影響は無い。 毒タイプではエレズン、テツノドクガが習得できず。 こちらもテツノツツミ同様に調整されているが、シングルではヘドロウェーブがある為影響は小さい SVではヘドロウェーブがわざマシンから外れたため、毒特殊のメイン技に。 ぼうだんで防がれる技である点は気を付けたい。 |
149「じしん」 | 初代からわざマシンに残る威力100の地面技。 ダブルバトルでは自分以外を攻撃する技となる。 過去作からの新規習得はウソハチ、ツンベアー、ゾウドウ。 一方で覚えられなくなったのはクヌギダマとヤングース。 例によって進化後は覚えられる。 地面タイプではノノクラゲ、リククラゲ以外が習得可能。 威力100でデメリットも無い非接触技と初代から衰え知らずの強技。 タイプ不一致でも採用価値が高いのは今でも変わらない。 反面グラスフィールドでダメージが半減される点には留意したい。 |
150「ストーンエッジ」 | こちらも威力100の岩技だが、命中が80と低い技。 その分非接触で急所に当たりやすいメリットがある。 進化前のポケモンを中心に過去作から覚えるポケモンが大きく増えた技。 反面マケンカニ、ケケンカニが覚えられなくなった。 岩タイプのポケモンは全て習得が可能。 命中難をどこまで許容するかで採用率が大きく変わる技。 「エッジ」と付き急所に当たりやすいが、きれあじの対象外な点に注意。 |
151「ゴーストダイブ」 | 発動してから1ターンの間ほとんどの攻撃を受けなくなり 2ターン目に攻撃するタイプの溜め技でゴースト技。 この手の技の弱点となるまもるを無効化して攻撃できる技。 ゴースト、ムウマ、ヤミラミ、フワンテと進化前を中心に新規習得。 覚えるポケモンはゴーストタイプのみだが ラウドボーンやサーフゴー等覚えられないポケモンも多数存在する。 剣盾ではダイマックスと攻防に相性が良い技となっていたが SVでは扱い難さの残る溜め技という立ち位置に。 ふんどのこぶしやおはかまいりといった強力なゴースト技も向かい風に。 ドラパルトやアノホラグサといった 他のゴースト物理技に恵まれないポケモンでどこまで活用できるかとなりそうだ。 |
152「ギガインパクト」 | 高威力のノーマル技だが、次ターン動けなくなる技。 主に最終進化形が習得できる技。 過去作から習得ポケモンが大きく増えているが、最終進化以外も習得。 一方で過去作で習得していたレアコイルと レジェンズで習得していたムックル、ムクバードは覚えられなくなった。 いずれも進化すると覚えられるため、対戦環境への影響は無さそうだ。 SVでは反動を踏み倒す使い方ができず、使いどころが難しい技に。 とはいえ、ノーマルテラスタルからのギガインパクトの一発芸は残されており その名に相応しい役割破壊技として出番があるかもしれない。 |
153「ブラストバーン」 | 御三家専用のいわゆる究極技で炎技。 高威力だが、次ターン動けなくなる技。 パルデア図鑑ではラウドボーンしか覚えられない希少な技。 HOME開通で覚える炎御三家が増えた他 わざマシンなのでミュウも新たに覚えるようになった。 炎特殊の大技としてはオーバーヒートがある為、扱いは難しい技。 幸いHOME開通の炎御三家は特殊が多いので、仮想敵によっては使いどころがありそうだ。 |
154「ハイドロカノン」 | 御三家専用のいわゆる究極技で水技。 高威力だが、次ターン動けなくなる技。 パルデア図鑑ではウェーニバルしか覚えられない希少な技。 HOME開通で覚える水御三家が増えた他 わざマシンなのでミュウも新たに覚えるようになった。 水特殊の大技は次点がハイドロポンプの110なので、威力的には使いどころが有りそうな技、 HOME開通で高速特殊水御三家が増えたため< 今後の活躍に期待出来そうな技。 |
155「ハードプラント」 | 御三家専用のいわゆる究極技で草技。 高威力だが、次ターン動けなくなる技。 パルデア図鑑ではマスカーニャしか覚えられない希少な技。 HOME開通で覚える草御三家が増えた他 わざマシンなのでミュウも新たに覚えるようになった。 草特殊の大技としてはリーフストームがある為、扱いは難しい技。 加えてHOME開通の草御三家は軒並み物理アタッカーなので 使いどころがなかなかに難しそうな技となっている。 |
156「げきりん」 | 2-3ターンの間他の技を選べなくなるが威力の高いドラゴンタイプの大技。 過去作からはヤルキモノ、ケッキング、ドジョッチ、ナマズンが新規習得。 一方でチルットが覚えられなくなり レジェンズで習得のヘラクロスも覚えられなくなった。 ドラゴンタイプのポケモンはカジッチュ、ドラメシヤ以外が習得可能。 扱いは難しくなっているが、強力な技であることに変わりはない。 SVでも活躍の機会はあるだろう。 |
157「オーバーヒート」 | 威力は高いが、使用後自身の特攻が2段階下がる炎技。 過去作から習得ポケモンに変化のない技で 炎タイプのポケモンはオドリドリ以外が習得。 ヒートロトムもオーバーヒートは覚えるが、わざマシンは使えない。 炎タイプ以外で覚えるのはマンキー、オコリザル、(ヤヤコマ)、ブロロローム モトトカゲ、コノヨザル、コライドン、ミライドンと新ポケモンが多い。 技性能は悪くないものの、近しい威力でデメリット無しのだいもんじがある為 メインウェポンとしての使い分けが難しいのはSVでも健在だろう。 |
158「きあいだま」 | 珍しい格闘の特殊技だが、命中が低い。 ふぶきやかみなりのように必中となる条件が無く、扱いが難しい技。 過去作からはゴースト、スリープ、ラッキー、ゴチルゼルが新規習得。 格闘タイプでも覚えられないポケモンが多いが 物理主体で不要なポケモンも多く、そこまで影響は無い。 特殊格闘技で見ると覚えるポケモンが最も多い技となるが 命中難故ギャンブル技に当たる為、どのポケモンで使うにも扱いが難しい技。 加えてぼうだんの対象となっている点にも気を付けたい。 |
159「リーフストーム」 | 威力は高いが、使用後自身の特攻が2段階下がる草技。 過去作から習得ポケモンが大きく増えており 草タイプではキノココ、カジッチュ以外が習得。 例によってカットロトムはリーフストームを覚えるが、わざマシンを使えない。 ソーラービームの癖の強さを踏まえると草特殊の大技としては断然優位の技。 威力だけでなく、だっしゅつパックと合わせてのとんぼがえり的な運用もあり 特殊アタッカー以外の使い手にも気を配りたい。 |
160「ぼうふう」 | 威力が110と高いが命中不安のある飛行タイプの大技。 天候が「あめ」だと必中となるが、「ひざしがつよい」だと更に命中が下がる。 過去作から覚えるポケモンが大きく増えているが 全ての飛行タイプが覚えるまでには普及していない。 SVではダイジェットが無くなり、一強の技ではなくなったが 特殊飛行の最高火力であることに変わりは無い為 引き続きの活躍が見られるだろう。 なお、新分類の風のわざに該当する為 かぜのりには防がれ、ふうりょくでんきに使うと充電状態になる点に注意。 |
161「トリックルーム」 | ポケモンの行動順を素早さが高い順から低い順へ変えてしまう変化技。 過去作から覚えるポケモンが大きく増えており チャーレム、ミカルゲ、クレッフィとサポート主体のポケモンが新規習得。 エスパータイプではオドリドリ、ミガルーサ以外が習得可能。 イエッサン♀はわざマシンを使えないが、レイド産が覚えておりランクバトルでも使用可能。 遅いポケモンのトリックルームに注目が集まりがちだが 素早いポケモンからのスイッチトリパも有効であり ふういんと両立できる場合は対策にも使える技となる。 |
162「むしのさざめき」 | 高威力帯に紛れた威力90の虫技。 過去作からヘラクロス、アメタマが新規習得。 クヌギダマ、フォレトスもBDSPに引き続き習得する。 虫タイプではコロボーシ、コフキムシ、コフーライ以外が習得し 羽を持たない虫タイプも扱える技となった。 虫タイプ以外ではテツノドクガが習得する。 威力は控えめながら、虫特殊の最高威力技となるため 虫タイプでは使う機会が多い技となりそうだ。 音の技であり、みがわりに強い性質を持つが ぼうおんやじごくづきで防がれる点には留意したい。 |
163「はかいこうせん」 | 高威力のノーマル技だが、次ターン動けなくなる技。 主に最終進化形が習得できる技。 過去作から習得ポケモンが大きく増えているが、最終進化以外も習得。 こちらは過去作から覚えられなくなったポケモンは居ない。 こちらもノーマルテラスタルからの一発芸ができるため 技名通りの役割破壊として僅かに採用の余地がある技に。 |
164「ブレイブバード」 | 高威力の飛行技だが、与ダメージの1/3と大きな反動ダメージのある技。 過去作からはキャモメ、チルット、チルタリス、ヤヤコマ、ヒノヤコマが新規習得。 覚えるポケモンは鳥ポケモンがメインで飛行タイプだけでなく カモのウェーニバルやダチョウのクエスパトラも習得する。 相性バツグンのダイジェットは無くなったが、強力な技に変わりは無く SVでも物理飛行のメインウェポンとして活躍するだろう。 反動技のため、すてみで威力が上がり いしあたまで反動ダメージを消せる技。 |
165「フレアドライブ」 | 高威力の炎技だが、与ダメージの1/3と大きな反動ダメージのある技。 過去作からはデルビル、ヘルガー、ドンメル、バクーダ、コータス ヤヤコマ、ヒノヤコマ、ヤトウモリが新規習得。 覚えるポケモンは炎タイプがメインで(ヒート)ロトム、オドリドリ、スコヴィラン以外が習得。 炎タイプ以外では(ヤヤコマ)、チヲハウハネ、コライドンが習得する。 こちらもダイバーンでの反動踏み倒しは出来なくなったが 炎物理としては最高威力のため、強力な技。 パルデア図鑑ではこおり状態で使える数少ない技(他はかえんぐるまのみ) HOME開通で増えてはいるものの、軒並み専用技となっている。 反動技のため、すてみで威力が上がり いしあたまで反動ダメージを消せる技。 |
166「かみなり」 | 威力が110と高いが命中不安のある電気タイプの大技。 天候が「あめ」だと必中となるが、「ひざしがつよい」だと更に命中が下がる。 過去作からはヌメイルが新規習得し ゴース、ゴーストがピカブイ・VC以来の再習得となった。 逆にマンキーが習得出来なくなったが、進化すると覚えられる。 電気タイプで覚えないのはシビシラス、オドリドリ、エレズン。 かみなりを覚えて10まんボルトを覚えないポケモンにテツノワダチが存在する。 命中難がキツいため、余程の理由が無い限り10まんボルトにするのが一般的。 逆に言えばあまごいと組み合わせて奇襲が出来る技。 細々とながらSVでも使いどころはありそうな技。 |
167「インファイト」 | 高威力の格闘技だが、使用後自身の防御と特防を1段階下げる技。 過去作からはキノガッサ、アサナン、チャーレム、シビルドン、ツンベアーが新規習得。 レジェンズからはストライク、ハッサム、ドクロッグが継続習得したが グレッグルは覚えられなくなっている。 格闘タイプは先のグレッグルとパモット以外が習得可能。 ダイナックルと噛み合わせが悪かったが、テラスタルは制約なしのため 気兼ねなく使うことが出来るのは強みと言える。 |
168「ソーラービーム」 | 発動してから1ターンの間何もせず 2ターン目に攻撃するタイプの溜め技で草技。 天候が「ひざしがつよい」だと溜め無しで撃てるが 「あめ」「すなあらし」「ゆき」だと溜め有りの上威力半減となってしまう。 過去作から覚えるポケモンに変化が無い技。 草タイプは例によって(カット)ロトム、カジッチュ以外が習得。 にほんばれやパワフルハーブと組み合わせるデザインになっているが より高威力を溜め無しで出すことができるリーフストームや 相手次第では同じく溜め無しで同威力が出せるくさむずびがあるため 草タイプで使う理由は正直ほぼほぼ無い。 草タイプ以外での奇襲という使い方がメインとなるだろう。 |
169「りゅうせいぐん」 | 威力は高いが、使用後自身の特攻が2段階下がるドラゴン技。 過去作からカジッチュが覚えられなくなったが ドラメシヤを含む他のドラゴンタイプは習得できる。 一方でわざマシン化でミュウが習得可能となった。 フェアリータイプで無効化されるとはいえ、まだまだ強力な技。 特殊ドラゴンの主力としてSVでも活躍するだろう。 |
170「てっていこうせん」 | 究極技並の高威力を誇る鋼タイプの大技。 反面使用時に自身の最大HPの半分と大きな反動ダメージが入る。 こちらは過去作から覚えるポケモンは変わらず、鋼タイプが全て習得。 わざマシン化でこちらもミュウが習得可能となった。 ダイスチルで反動を踏み倒せ無くなったため、扱いは難しいが ここぞの一発や役割遂行後の退場技として SVでも活躍の機会はあるだろう。 反動ダメージはいしあたまでも消すことができず すてみでダメージが上がることも無い。 |