ついに『新しい組み合わせのタイプ考察』も最後。
約3か月間、リアルタイムで追ってた方がどれほど居るかは分かりませんが
知識にもならないような妄想企画にお付き合いいただきありがとうございます。
答え合わせという形で発売後に追記を行う予定なのでまだ完成ではないんですが
一区切りという事で挨拶させていただきます。
第56回は「どく・ドラゴン」
ドラゴンが毒を吐くのはファンタジーでは割とポピュラーで、毒タイプとしては珍しく自然な複合タイプ。
考察したドラゴンでは炎・ドラゴンの次ぐらいにしっくり来るでしょうか。
毒タイプに視点を変えるとタマゴグループがドラゴンのポケモンが何匹か存在し、
アーボックとハブネークとどちらもヘビのポケモン。
ミニリュウ→ハクリュー→カイリューのような進化を遂げるドラゴンというのも面白そうです。
どちらにしてもモチーフに関しては困らない複合と言えそうです。
最後の考察ということで、2タイプとも最後の登場。
毒タイプは攻撃面が極めて扱いづらい為低評価が連発。
攻撃面が優秀なタイプと複合しても「逆に毒技要らない」となってしまうのが少々残念でしたね。
ドラゴンタイプは環境を席巻している強力なタイプ。
ちょっと贔屓目に付けても高評価を連発、と正反対の結果が出てしまいました。
×4 | - |
×2 | こおり・じめん・エスパー・ドラゴン |
×0.5 | ほのお・みず・でんき・かくとう・どく・むし |
×0.25 | くさ |
×0 | - |
ただどちらも鋼には通りが悪く、対策が必須になります。
とはいえ、毒はサブウェポンの制約がそこまできつくなく、
アーボックらの例を考えると炎技・地面技の習得が望める為そこまで痛手にはならなさそうです。
問題は、先に書いたように毒技が完全に要らない子状態になる点ですね(
防御面は草半減が被るぐらいで相殺なしの足し算。
おかげで弱点が4つになってしまいましたが、耐性も7つと優秀に。
耐性を活かして立ち回るには十分と言えるでしょう。
ドラゴンタイプからすると範囲が狭く、鋼にも効かない毒技はイマイチ通り越して不要。
補助技の面でもイマイチで、攻撃面の恩恵は希薄と言えそうです。
一方防御面の恩恵は大きく、3つの耐性が付加。
弱点も2つ追加されてはいるんですが、それを加味しても格闘耐性は美味しいと言えます。
例によって毒にならず、くろいヘドロでの回復も嬉しいですね。
ちなみに、ドラゴンタイプの特性で多いのがふゆう。
仮に得たとすると弱点3つの耐性8つと恐ろしいことになりそうです(
総合的に見ると「相当優秀」な複合タイプ。
あくまで第五世代基準での評価という事でこの評価。
恐らくは第六世代で登場した場合この程度じゃ済まない評価になるかなあと思っております。
XYにおいては事前公開されていたクズモーの進化形であるドラミドロが登場。(クズモーはどく・みず)
リーク情報から毒はフェアリーに強いとあったので期待していたんですが、
チルタリスやクリムガン並というドラゴンタイプとしてはイマイチな種族値。
配分も耐久寄りの鈍足で「遅いドククラゲ」と揶揄される程。
ただし、クリムガン(48)より遅く、ドラゴンタイプの最遅を更新する程遅いので(44)
技の多芸さや耐久力を活かしたトリパ要員としての活躍が出来なくもなさそうです。