シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

新しい組み合わせのタイプ考察60

そこそこポケモンが捗っていたこともあって間が空きました。
一応昨日から更新頻度上げていこうとはりきっていたんですが、
エラーで更新出来ず、文章もすべてロストで書き直しになってしまいました(
皆さんも文章を書く際にはメモ帳で行う事をお勧めします(

ということでタイプ考察。
第60回は「どく・フェアリー」
綺麗な花や清らかな水といったイメージが強い妖精にとっては毒は対極にある存在。
そういった事情もあって、神話などでも『毒の妖精』というのはあまり見られません。
ポケモンでもフェアリーが毒を弱点とする為、かなり扱いにくい複合タイプと言えるでしょう。

×4-
×2じめん・エスパー・はがね
×0.5くさ・あく・フェアリー
×0.25かくとう・むし
×0ドラゴン
XYで改善されたとはいえ、毒タイプの攻撃面はイマイチのまま。
攻撃範囲の広いフェアリー技はありがたい存在と言えます。
どちらのタイプも物理・特殊共に安定した技があり、習得には困らないのも吉。
ただ、ネックとなるのは毒・鋼に対してどちらも半減以下である点。
どちらもサブウェポンにそれほど期待できるタイプではないので、めざめるパワーの採用が鍵になりそうです。
一方でフェアリータイプの変化技は耐久タイプということもあって扱いやすい技。
ビジュアルが大変な事になりかねませんが、上手く使いこなせるかと思われます(
防御面は元々優秀ではありますが、フェアリーの追加でドラゴンも無効と強化される形に。
格闘と虫も1/4とまずまずですが、数でいうと3弱点6抵抗とやや物足りなさがあります。
毒としての弱点はそのまま残っており、苦手な鋼も弱点に追加ということで
得手不得手が非常にはっきりしたタイプと言えそうです。

フェアリータイプからすると草とフェアリーにしか抜群にならない毒技はイマイチ。
先述のように毒と鋼にはどちらも通りが悪いため、相性補完としては微妙です。
毒タイプの変化技もモチーフに依存するものが多く、確実な恩恵はどくどくが必中になる程度。
攻撃面に関してはイマイチな複合と言ってしまえそうです。
一方で防御面は比較的優秀。まずは何より毒弱点の相殺が嬉しいところ。
細かいところでは毒の状態異常にならないのも強みです。
ただ毒の弱点は丸々引き継ぐ形となり、特に地面弱点が苦しい点と言えます。
耐性は他の複合と比べると数の上ではちょっと劣るものの、
3つのタイプに対して1/4以下という強い耐性が魅力。
格闘・虫・ドラゴンに強いタイプとして上手く扱っていきたいところです。

総合的に見ると「かなりの力を持っている」複合タイプ。
防御面は優秀なんですが、やはり攻撃面の不安が大きいということでこの評価。
何より、その防御面で上位互換じみた鋼・フェアリーが既出なのが痛手ですね(