シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

ポケモンユナイト 本配信感想

7月21日の配信から1か月近くが経ちました。
今回も色々書き殴りを溜めこんでたので放出しておきます。
モタモタしてたら18日にポケモンプレゼンツ来ますからね(


ゲーム性
改めてになりますが、戦略性の高いアクションゲーム。
マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ』の略称であるMOBAという分類になります。
戦略ゲームという面ではポケモンユーザー向けではあるんですが
アクション要素が大分忙しいので手放しにはオススメできないですね。

MOBAは日本ではマイナージャンルであり『王道を外した』なんて記事もありましたが
元よりポケモンはマイナージャンルへの誘導が多い作品群。
外伝作品の筆頭が不思議のダンジョンであり
対話、レールシューティング、ピンボール、パズルと
最初から王道なんて走ってないですね(
導線としての役割が大きいポケモンとしては
MOBAだろうと何だろうとどんと来いって感じですね。

ポケモン性能はテスト版から調整が入ったこともあり
格差はそこまで大きくはないかなといったところ。(無いとは言ってない)
テスト版からゼラオラサーナイトと追加ポケモンも登場し
今後も調整や追加で力関係も変わる事でしょう。

難点はやはり『勝つための戦略』がゲーム内で説明されないこと。
現在のセオリーはカジリガメを軸とした集団戦ですが
ゲーム性としては単独ゴールを狙うという筋が有り
MVP制度が得点に重きを置いている点も相まって
この無理筋を狙うもあっさり敗退を繰り返し
気付けば戦犯という流れが生まれてしまいます。
しかしながら負け側のMVPも得点に重きを置いているので
この戦犯ムーブでMVPが貰え『得点しない味方が悪い』という考えが産まれてしまいます。
上位ランクならこれも減りますが、スタンダードバトルはこれが不可避なので
MVP制度を少し見直してほしいかなと思います。

一方で調整やメタゲームでセオリー自体が変わってくるのがこの手のゲーム。
この辺りはポケモン本編にも通ずるところがありますね。
初期のセオリーがいつの間にか全く通じなくなったり
弱いと言われていたポケモンが調整入ってトップメタ入りしたりとありますが
散々見てきたポケモン勢はそこまで困らないでしょう(

もちものグレードアップが課金要素と話題ですが
根本的な話ここを強くしても立ち回り雑だと意味は無いです。
ランクバトル1位の構築使ってもプレイング雑だと意味が無いのと同じですね。
マスター・クラスまで行けばその差は実感できると思いますが
下位クラスで遊ぶ分には差を感じる部分はありませんでした。
もちもの自体の上方修正、下方修正といったところを踏まえると
トップを目指す目的がないなら課金積まなくても楽しめるでしょう。
バトルパスやデイリーリワードでぼちぼち集まるので
買った負けたを繰り返す分には無課金でも問題ないですね。

UI面
ユーザーインターフェイスは相変わらず。
ややレスポンスが悪く、メニューは雑多のまま。
ただ、メニュー操作をLスティックだけでなく
十字キーやRスティックでも行えるのは剣盾勢としては嬉しいですね。
そしてリワードの煩雑さも改善されず。
特にフェアプレイポイント報酬は見逃しがちで
毎日貰える割にトップページにマークが付かないのが厄介ですね。

そのフェアプレイポイント、かなり機能しているようで
特にランクバトルにおいて放置や切断をするプレイヤーを見かけなくなりました。
一応土日とかになると若干は出てくるんですが
他ゲームと比べると数が減った印象はありました。
テスト版時点でも評判の良い機能でしたが
製品版になってみると他ゲームでも欲しいぐらいと実感しました。

ゲーム内通貨はごちゃごちゃし過ぎてるのが難点ですね。
種類は多いし、バトルでの入手に1週間当たりの上限が設定されてたり
アイテムの交換も2種類の通貨で交換出来るのがほとんどかと思いきや
ファッションチケット、ホロウェアチケットと専用チケットがあったりと
煩雑すぎて良く分からないというのが正直です。

同じく煩雑で分かりにくい要素がクイックチャット。
チーム制ゲームなのでクイックチャット自体は必須で
出せるメッセージは結構多岐にわたり、悪くはないです。
問題は操作方法が難解だという点。
プロコンだと暴発しやすい十字キーの上を押しながら
Rスティックを精密操作することで主要メッセージを発することができます。
緊急時に発することが多いクイックチャットですが
操作方法が難しく、暴発を起こし易い設計なのが辛いです。

加えて自身のエナジーの量や技のリキャスト時間なんかも発せますが
操作方法には一切記載されておらず、もはや隠しコマンドの部類です(
オブジェクトを指定したクイックチャットも存在しますが
こちらも実質隠しコマンドで精密操作が必要と
もはや使うことが想定されてません(
ボイスチャットメインの設計なのか
クイックチャットがこうも使い難いのは・・・

試合途中で降参する機能も搭載されてますが
これに至っては試合中にオプション画面を開くという難解な操作。
降参に賛否を投じるコマンドも時間内に長押し+同時押しと難しめ。
頻繁に使いたくない機能ではありますが、ここも使い難いです。

その他の部分
海外製という事もありBGMは期待してなかったんですが
耳心地が良くポケモンらしいと言えるBGMでした。
本作の作曲担当はポケモン本編やピカブイ、ポケマス、BDSPと
ポケモン作品に多く関わる景山将太さん。
散々聞いているのでそりゃ耳心地良いですね(

基本無料ということもあってか他作品でのピックアップは無し。
剣盾のレイドやGOの出現ポケモンは変わらずでした。
反面ユナイト配信直後のNewポケモンスナップのアップデートで
プレイアブルのカビゴンイワパレスゼラオラが新登場。
意識したか偶然かは分かりませんが、一致する箇所がありました。