シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

Newポケモンスナップ感想(夜)

完走した感想の続き。
剣盾のネタも無いのでしばらくNewポケモンスナップで記事更新しようと思います(
今回はゲームクリア後の内容も含みます。
登場コースとか結構書いてるので進行中の方はクリアしてからご覧ください。


登場ポケモン
このポケモンの出る出ないはゲーム的にもネタバレ案件です。
タイミング的に微妙なので改めて警告しておきます。

登場ポケモンの200種類強は現状これが限界でしょう。
初見となるモーションも各々持っている為、これ以上は難しそうです。
チョイスはかなりツボを突いてくるポケモンが多く
ポッ拳の続いて選出が的確過ぎて驚きました。
地方別とか細かいところはまた別記事でやりたいと思ってます。

面白いなと思ったのはビビヨンですね。
コースによって模様が異なっており
結構なコースに登場するポケモンとなりました。
そして20種類全てを収録することにより
本編同様深淵の収集要素を携えました(
ポケモン揃えてまだ半分以下という収集状況の為
コンプリートは本編に匹敵する難易度となりそうです(

伝説・幻のポケモンはバーゲンセールと言えるほど多くもなく、少なすぎず。
ウルトラワープライドやダイマックスアドベンチャーで安売りと言われる昨今ですが
Newポケモンスナップにおいては希少価値は保てていると言えそうです。

コース
様々なコースをレール進行するという部分は変わらず。
ビーチ、火山、洞窟と前作を意識したコースもチラホラ。
今作では同一コースでも昼と夜で登場するポケモンが違ったり
ルート分岐によって登場ポケモンや景色がガラッと変わったりと
コースで見ても非常に凝った作りになっています。

公園(草原)、ジャングル、砂漠、火山、海、雪山・・・と
ロケーションとして見るとゲームの王道コースが集まりました。
剣盾がダンジョン不足感あったので揃っていると嬉しいですね。
しかし一言で海といってもビーチ、海上、海中と分かれており
昼夜も含めると水タイプが特に多くなりました。
一方でレンティル地方は未開拓の土地の為
人工物モチーフが多い鋼タイプが特に少ない形に。
自然と鋼タイプって意外と相性悪いんですね。

イルミナポケモンと出会えるイルミナスポット。
いわゆるボス戦で後半になるほど難易度が激化します(
前作ではラストステージのにじのくもがミュウ専用ステージでしたが
イルミナスポットは初回クリア以降は他のポケモンも登場し
通常コース程ではないにしろ撮影機会が増えるというのは嬉しいですね。

ギミック
謎解きに関しては、正直『凄まじい』の一言です(
前作64版どころかSFCの時代を彷彿とするような手数も複数。
一応リクエストでヒントがあるとはいえ、こんなんネット見ないと分かりません。
ネットで情報が出回る時代になったので攻略不能には陥りませんが
令和の時代にそぐわないほど複雑なのが多い印象です。

一方でシビアなアクションが要求されるパターンも複数
…というか、☆4クラスだと1ステージに1つの高頻度で登場します(
ポケモンというゲームはアクション苦手勢の避難先という側面もあるので
要求アクション難度が高すぎる感は否めません。
図鑑を☆1から☆4までフルコンプできる人は全体の1%未満の極少数となるでしょう。

逆に言えばまだまだ攻略情報が模索されている段階。
登場ポケモンが判明し、撮影方法が確立され
そういった攻略情報が集まってからプレイしても全然損は無いです。
前作も今年に入って新技が見つかるほどだった為
数年がかりで見つかるギミックなんかもあるかもしれません。

更新データを入れるとクリア不能になるという凶悪なリクエストが存在するので
少なくともアップデートが入らなければいけない状況。
前作と違ってアップデートで修正できるというのは現代ならではですね。
それ以外にも難易度が鬼畜級なリクエストがいくつかある為
難易度緩和のアップデートというのも選択肢になるかもしれませんね。

良くないトコロ
ベタ褒め、という程でもなく
いくつか良くないトコロも見えてきます。
本作は60fpsと描写枚数が剣盾の倍となっており
グラフィックも凄く綺麗な仕上がりになっています。
しかしその代償としてローディングが長いです。
TAKE数が多くなりやすいゲームなので、好ましくない部分ですね。
リトライ時にローディングが挟まらないのが救いでしょうか。
頻度は低いながら、音飛びが何度か発生する等
処理もやや重く、ゲーム終了時ながらエラーも発生しました。
起動中はSwitchも熱を帯び、負荷のかかるゲームかなと思います。

もう1つはUI面にやや難があるという点。
今作では出現マップなるものがあり
各マップのポケモンの出現位置を表示される大変便利な機能です。
しかし出発画面で確認できるわけではなく、別ページを開く必要があります。
進めて戻っての度にローディングが挟まりストレスを感じます。
写真もポケモン毎とアルバムとでページが異なっている為
特定の写真に辿り着くまでにも一苦労してしまいます。
細かいところではリクエスト画面にページ送りがないので
1つ1つ確認して戻って、となるのが悩ましかったです。

オンライン周りはもう少し何とかならなかったかなあ。
せっかく写真を公開できるのに、自由に見ることができません。
みんなの写真モードでも表示される写真はあまり変わり映えしなく
ポケモン別の写真が見れるといったことも無く、虚無でした。
スコアに関しても総合スコアやルートスコアが表示されるだけで
世界1位のポケモンの写真が表示されるとかそういう機能は一切なし。
上位や自分の順位付近の数字を見て終わりとこちらも虚無でした。
そのくせ10万いいね貰うとかいう馬鹿げた実績があったりと
オンラインの突貫工事感が否めませんでした。
Newポケモンスナップの為にオンライン加入する意義は1ミリも無く
他のゲームの為に加入したついでで扱えるのが現状。
写真を見るならSNSを見たほうが断然良いでしょう。

細かいところではふわりんごとイルミナオーブと投てきアイテムが2つあるんですが
この2つの軌道がわずかに異なるというのが悩ましいです。
りんごを投げてオーブを投げてなんて局面はしょっちゅうなんですが
軌道の違いから角度を変えないといけないので、扱いが難しいです。
ただでさえギミック周りが難しいんですが、この辺りも計算する必要があります。

各キャラクターのモデリングも悪くないんですが
クリア後はカガミ博士以外アイコンしか表示されなくなるのが残念。
思い入れ強くなるころにはもう会えないというのは寂しいです。


アクション要素が強く、終盤は偏差撃ちまで求められる生粋のアクションゲーム。
ポケモン勢はアクション苦手なプレイヤーも居るので手放しにはオススメできませんが
生態や触れ合いといった部分は保証できる作りとなっています。
ポケファインダーやキャンプといったサブ要素が好きな人に向いたゲームかと思います。
奥深さは折り紙つきでコンプリートは数十時間じゃ効かないとだけ伝えておきます(