シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

ポケモンの互換性から未来を予想する

ポケモンHOMEの解禁から1か月ほどが経ちました。
一部のポケモンの解禁、一部の隠れ特性の解禁と
対戦環境への影響も様々ですが、その辺りは散々話題になったのでこちらでは見送ります(
今回は対戦環境に直接影響しない部分の互換性から
追加DLCでどのような影響があるのか、といった部分に注目してみました。


ポケモンバンクの耐用限界
先月Wiiの修理受付終了が話題になりました。
Switchへの移行が完了した3DSも新たなパッケージソフトも出なくなり
いずれは旧3DSから修理受付が終了することとなります。
ポケモンバンク自体も6年前のソフトという事で
今後10年稼働するかと言われると流石に難しいところです。
ポケモンバンクの終了は剣盾と第七世代までの全ソフトとの断絶を意味します。
そもそも現時点でRSEmどころか初代金銀のVCまで対応してるのが凄い話なんですが
最終的にはここの繋がりも無くなってしまいそうです。

ポケモンバンクが終了した未来に途絶えてしまうものは沢山ありますが
『旧作限定ボール』は剣盾でも孵化育成が可能。
他にも『旧作限定技』も影響は少なくないところ。
細かいところで『旧作限定リボン』なんてのも今作ではピックアップされています。
ポケモンバンクが途絶えると、どんな影響があるのか
剣盾ではどこまで補完しているのか、DLCではどうなるのか
そういった部分について着目してみました。

旧作限定ボール
剣盾ではガンテツボールに加えてウルトラボール、そしてドリームボールが入手可能。
御三家や化石系と一部例外はあるものの
殆どのポケモンをこれらのボールに入れることができます。
前作同様入手個数に限りこそありますが、それ故に希少価値が産まれております。

肝心の旧作限定ボールはサファリボールとコンペボール。
これらはイベント時の限定ボールとなっているんですが
同様の扱いだったドリームボールがアイテム化。
剣盾で流通してしまえば誰が入って誰が入れないといった部分も解消できることになるため
アイテム化してしまったほうが楽という部分も大きいです。
幸いDLCにて『ぼんぐり』の追加が予告されており
この2種のボールも追加されるかなーと予想しています。

旧作限定技
当ブログでも散々扱っている旧作限定技ですが
剣盾では分かりやすくそれを解消する動きが見えます。
特に顕著なのがゆびをふるの再録。
FRLG/Em/初代VCでそれぞれ1度しか覚えさせることのできない貴重な貴重な技でしたが
ゆびをふる限定バトルが盛んにおこなわれており、スペシャルレートでも採用されました。
反面覚えさせるのが困難という事で非常に敷居の高い技でした。
剣盾のわざレコード化でこの辺りの遊び方も増えそうです。

PDW限定だったヘドロウェーブ等の技を覚えるようになったり
XDのリライブ技も一部新録。
配布限定技も一部ではありますが再録されており
特にポケモンHOME経由でしか入手できない伝説・幻のポケモンが顕著です。
(ぼうふうミュウツー、わるだくみセレビィ、コメットパンチジラーチ等)
剣盾では『旧作限定技はある程度補完する』という方針が見受けられます。

とはいえカイリキーのじわれ等、バランス崩壊に繋がる技もある為
その辺りはしっかり選別してるなというのを感じます。
DLCでは教え技も追加されるとのことで
このゆびとまれ辺りの再録も期待出来るかなーと予想しています。

旧作限定リボン
今作ではリボンから1つ選んで『二つ名』を付けられるように。
がんばリボンを指定することで『あのころがんばった ピカチュウ』といった表記になります。
しかしながら剣盾で入手できるリボンは僅か5種と寂しい状況です。

一方で過去作から送ったポケモンのリボンは剣盾でも継続。
それどころか各リボン全てに二つ名が設定されているという手の込みようです。
各地方のチャンプリボンはもちろん、バトル施設のリボンもノーマル/スーパーの2段階。
第七世代は少なめではありますが、第六世代は曜日リボンからコンテスト5種目まですべて対応しています。
果てはXDのリライブポケモンやバトル山100人抜きといったリボンまで対応しており
『ここまで凝らなくても』と思うほど凝った仕様となっております。

反面各地方のチャンプリボンは『アローラチャンピオン』『カロスチャンピオン』と地名付き。
曜日リボンやコンテストリボンも『むかしビビりだった』『かつてスターの』と過去形の表記が多く
『リボンの再録』というのは少々難しいかなという面が大きいです。
DLCでの扱いを考えると新たなリボンを増やす方が断然楽かなーと予想しています。

と考えると過去作限定のリボンは大変貴重という扱いとなります。
Wiiの修理受付も終了し、XDを起動出来るゲーム機もどんどん減るため
リボンを付けておくなら今のうち、という事になります。
思い入れのあるポケモンを送る際はリボンにも気を使いたいところですね。