シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

伝説、幻のポケモンを振り返る 第六世代編

第75回北海道オフ会の参加募集もいよいよ明日までとなりました。
・・・このままではマルチバトルができないので参加希望を何卒よろしくお願いします。
10連休だから人集まると思ったんだけどなあ・・・

ともあれ伝説、幻を振り返る企画は第六世代に。
この世代には準伝説が居ないのであまり長くならないのが幸いですね。
(短くなるとは言ってない)

第六世代
DSから3DSへとハードを変えますが、互換性は保たれました。
GCで捕まえたポケモンでも3DSまで持ってこれるのは科学の力ですね。
第六世代ではフェアリータイプやメガシンカといった要素が登場。
伝説、幻のポケモンにもフェアリータイプが登場し
先のレックウザメガシンカも第六世代の設定ですね。

図鑑の順番は元に戻りましたが
そもそも第六世代では新規の準伝説が居なくなってしまいました。
過去作の準伝説がメガシンカするという事も無く
この世代では準伝説全般があまり目立ちませんでした。
(もちろん新技や仕様変更などで活躍はしてますが)

マイナーチェンジ版が無かった世代でもあります。
リメイク版が発売されたことで本数自体は変わらずですが
その分カロス地方への思い入れがイマイチですね・・・
フォルムチェンジの関係もあり対戦環境がORAS一択だったのはもちろん
育成面でもORASが有利だったため、通常版の価値が下がるのは相変わらず。
それでも三鳥の関係もあり、XYが無価値とまでは下がりませんでした。

第六世代でもパッケージ伝説は強制捕獲。
更に捕まえやすくなっているものの、発売初期でも厳選しないとクリアできない為
世代後半の伝説戦には正直出場が難しいという扱いです。
XYでは伝説の数が非常に少ないので周回のメリットが少ないのも辛いところ。

リメイク版のORASではほとんどの伝説のポケモンが登場しますが
クリア後ではなくシナリオ終盤に入手可能という形に。
入手には時間や曜日、なつき度などの条件があり
レベル100のポケモンといったクリア後前提な条件もありますが
多くがクリア前でも入手できるという仕様となりました。
反面シナリオ中盤でラティ兄妹の片割れが強制入手となり
クリア後シナリオのエピソードデルタではレックウザが強制捕獲。
エピソードデルタをクリアしないとジャッジやバトル施設が開放されないので
厳選環境を整えるには、対戦環境を整えるにはレックウザの厳選が必須です。
シナリオ周りの悪さもあり、エピソードデルタはすこぶる評判悪いですね。
そして強制捕獲は次世代でさらに悪化してしまい・・・

ゼルネアス
第六世代における禁止伝説でXのパッケージポケモン
初登場したフェアリータイプのポケモン
生命を司り、イベルタルと対を成すポケモン
作中の活躍は触れないでおきます(

特性は専用のフェアリーオーラで
居るだけでフェアリー技の威力が上がるという強力なもの。
もちろん自身にも影響がある為、ステータス以上に火力が出ます。
専用技は禁止伝説では初となる変化技でジオコントロール
溜めが必要なものの、特攻特防素早さを2段階上げる非常に強力な効果。
パワフルハーブで溜めを踏み倒すことで一気の強化も可能です。
フェアリータイプが強いこともあり、早々にトップメタへのし上がりました。

形態変化が実はあるポケモン
戦闘中は角の先が光るアクティブモード
それ以外はリラックスモードとされています。
この手の形態変化では珍しく図鑑で区別されています。
もちろんステータスの変化などはないんですが
ゼルネアスを強化されても困るので、まあ妥当ですね(

イベルタル
第六世代における禁止伝説でYのパッケージポケモン
破壊や死を司り、ゼルネアスと対を成すポケモン
実はゼルネアスとイベルタルはステータスが全く同じなんですが
タイプが大きく異なるのであまり影響はありません。

専用特性のダークオーラを持ち
居るだけで悪タイプの技の威力が上がるのは非常に強力。
自身にも効果はあるので数値の足りない悪技でも痛手になります。
一方で専用技はデスウイングと飛行技。
吸収効率が良く技自体は強力なんですが、特性と合致しないのが難点。

一方でタイプ一致技が沢山あり、物理も特殊もこなせるのが強み。
ダークオーラで強化されるふいうちを主体に物理で攻めるも良し
いかくの影響を受けないあくのはどうを主体に特殊で攻めるも良し
バークアウトとデスウイングで耐久重視も一致技で行えます。
変化技も豊富なので万能さが売りですね。
タイプ上ゼルネアスに叶わないのが難点ではありますが
禁止伝説のバトルに乗り込めるだけの力があります。

こちらもステータスの変化はありませんが
体を畳んだ繭の形態変化があるポケモン
ゼルネアスと違い図鑑には載りませんが
一応ゲーム内にも登場してたり。
イベルタルも強化されると困るポケモンなので
このままそっとしておいてほしいですね。

ジガルデ
第六世代における3体目の禁止伝説。
先の通り第六世代にはマイナーチェンジ版が出ていないので
第七世代でフォルムチェンジが追加されるという特殊な形となりました。

ジガルデは生態系を監視しており、秩序を守るポケモン
・・・元々はこれに『カロスの』と付いていたのはナイショです(
専用特性はオーラブレイク。
フェアリーオーラとダークオーラを反転させる効果ですが
ゼルネアスにはドラゴン技を無効化され
軽減したところでフェアリーはバツグン。
イベルタルには地面技を無効化され、飛行技には影響なし。
メタとして扱うには一工夫必要になります。

そもそも禁止伝説にしてはステータスが低く
実は準伝説クラスしかないポケモン
各地に監視用の細胞が散らばっており
第六世代で登場した姿は全体の50%フォルムという設定が明かされました。
第七世代で更なる姿、フォルムチェンジが登場しました。

専用技は第六世代においてはグランドフォースを習得。
少し威力が下がった分範囲が相手全体になったじしんで追加効果も無し。
技性能としてはイマイチですが、味方を巻き込まない攻撃という事で
レベル上げのお供として重宝されることがあります。

第七世代で専用技が3つも増えるという状況に。
1つ目はうちおとすの性能を持つサウザンアロー。
飛行タイプやふゆうのポケモンにも当たるという非常に特殊な技です。
2つ目はくろいまなざしの効果を付与するサウザンウェーブ。
どちらもグランドフォースと同じ威力で効果範囲も同じと
自身で上位互換技を習得してしまいました。
3つ目はいえきの効果を付与するコアパニッシャー
この技のみドラゴンタイプの特殊技となります。
行動済みの相手にしか特性を消す効果は無く
この技自体は特性を無視しないので恩恵が少ないです。
ジガルデが物理アタッカーな事も相まって使いどころがほとんどありません。
ちなみにパーフェクトフォルムだと専用モーションになるとか。

10%フォルム
第七世代で追加されたジガルデのフォルムチェンジ。
ドーベルマンのような見た目でステータスは低めながら
攻撃は50%と同じで素早さが高くなっているので
後述のパーフェクトフォルムのベースに使われることも。
当然耐久面がゴリゴリ削られているのできあいのタスキが必須です。

パーフェクトフォルム
第七世代で追加されたジガルデのフォルムチェンジ。
合体ロボのような外見で秩序を乱す者を制圧するという設定。
ジガルデ・セルを100%集めた場合に限り
スワームチェンジという特性のジガルデを入手可能。
戦闘時は10%か50%の姿での開始となりますが
HPが半分以下になった場合パーフェクトフォルムに変わり
戦闘中にHPが上昇(その分回復)をいう稀に見る挙動を見せます。

しかしながら、上がるのはHPのみ。
一応特攻も上がりますが、その分素早さが下がるという残念っぷり。
先述の通りジガルデは物理アタッカーなので特攻が上がっても・・・
50%から100%になってもステータスが2倍になるなんてことは無く
フェアリーが蔓延る現環境で活躍するのは難しいようです。

ディアンシー
第六世代における幻のポケモンの1体。
ステータスは『火力を上げたメレシー』の一言で
設定的にもメレシーの突然変異とのこと。
幻のポケモンでもかなり遅く、自身もトリックルームを覚えるため
トリパ要員としては非常に扱いやすいポケモンと言えるでしょうか。
特性もメレシーと同じクリアボディと性質がかなり似ています。

大きな違いは専用技、ダイヤストームの存在。
相手全体を攻撃できる岩技で防御が2段階上昇する追加効果。
確率も50%でいわなだれより威力も命中高いと至れり尽くせり。
難点はディアンシーはじゃれつくを覚えないため
物理技のダイヤストームだと技を合わせるのが難しい点ですね。
一方で第七世代でパワージェムを習得したため
ムーンフォースと合わせて特殊型が可能なのはプラス要素。

そんなディアンシーの形態変化は幻のポケモン初のメガシンカ
ORASで追加されたメガシンカはカロスポケモン初でもありました。
ドレスを纏ったような姿に変わり、別名はロイヤルピンクプリンセス。
特性はマジックミラーと変化技に強くなります。
ステータスとしては攻撃、特攻、素早さが急上昇する反面耐久が下がるのが難点。
逆に言えばダイヤストームとの相性はかなり良くなりました。

フーパ
第六世代における幻のポケモンの1体。
ツボオバケでいたずらポケモンフーパエスパー・ゴーストタイプ。
ステータスは特攻、特防が高く素早さが中途半端というもの。
早くもなく、遅くも無い素早さでトリックルームとの相性も微妙です。
登場時は固有だったタイプもルナアーラ月食ネクロズマの登場で危ういのも難点。
特性はマジシャンと一般ポケモンの特性ではありますが
いたずらっ子なフーパにはピッタリな特性と言えそうです。

専用技はエスパー技のいじげんホール。
サイコキネシスより若干威力は下がるものの
必中でまもるやみがわりでも防げないという効果。
変化技を多く覚えることもあり
アタッカーよりも崩し的な役割がメインになるでしょうか。

ORASではときはなたれしすがたが登場。
これまでの姿はいましめられしすがたと呼称されるようになりました。
腕が増えてツボ魔人となったフーパエスパー・あくタイプに変化。
フォルムチェンジで図鑑の分類も変わるという初の要素も登場しました。
形態変化アイテムのいましめのツボを使う事でフォルムチェンジ。
ボックスに預けることで元に戻る仕様でしたが
シェイミと同じくバトル大会に支障が出てしまっていた為
ボックスから戻すことで元に戻る仕様に変わりました。

ステータスは攻撃、特攻が大きく、素早さが僅かに上昇。
物理面が不安という弱点はそのままで、素早さも半端なまま。
特性もマジシャンのままで不安要素は残ります。
ときはなたれしすがた専用技が追加されており
いじげんラッシュZワザを除く悪物理技の最高威力を更新。
まもるやみがわりで防げない効果は健在ですが
ただでさえ不安な防御が下がるデメリットがネックです。
ちなみにダークホールと同じくときはなたれしすがたの完全専用技。
いましめられしすがたやドーブルでも覚えていることは可能ですが
使った場合失敗してしまうという仕様に。

ボルケニオン
第六世代における幻のポケモンの1体。
非常に珍しいタイプを持つポケモンで現状唯一の炎・水タイプ。
ステータスは炎タイプらしく攻撃面が高めながら
水タイプらしく防御が高めという珍しいステータス配分になっています。
しかしその辺りが高いという事は犠牲になるのは素早さ。
早くもなく遅くも無い半端な素早さとなってしまいました。

特性はちょすいで水タイプに強く出られるように。
専用技はねっとうのハイドロポンプ版と言えるスチームバースト。
ねっとうと同じく火傷確率も30%で、ハイドロポンプより命中が高いと至れり尽くせり。
ソーラービームヘドロウェーブといったサブウェポンも豊富です。
反面水タイプ得意の氷技を覚えないため、ドラゴンタイプが苦手となります。

タイプ的に特殊アタッカーに目が行きがちですが
数値的には物理アタッカーもこなせるのが強み。
USUMでアクアブレイクを習得したことで
フレアドライブと合わせてタイプ一致技を確保。
サブウェポンもじしんやストーンエッジを扱うことができます。
特殊、物理とも攻撃面は得意なポケモンですが
変化技はからっきしという弱点があります。

形態変化が無い幻のポケモンビクティニ以来。
奇しくもどちらも炎タイプを持つポケモンですね。
アタッカーとして半端な面が目立つので
素早さや特攻の上がる形態変化があると面白いでしょうか。


第六世代では幻のポケモンのお約束であった
種族値ALL100のポケモンが登場しませんでした。
実装時点で運用方法が明確になっており
形態変化で更に方針変更と
幻のポケモンにもしっかりと個性が付きました。