シンオウカラーズ

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シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
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伝説、幻のポケモンを振り返る 第五世代編

いよいよ『ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019』のインターネット大会が開幕しました。
自分はいつもの通り登録すら忘れてました(
むしろスマブラのアプデとかスプラのフェスとかそっちのが・・・

対戦はイマイチながら育成は順調。
道オフに向けて今回は両ルール構築が間に合いそうです。
ただ、まだ参加表明が無いのが気がかりですね。
締切ももうすぐなのでそろそろ参加希望をお願いいたします。

という事で伝説、幻のポケモンの話は第五世代へ。
追加要素がどんどん出てくるので文章もどんどん長くなります(

第五世代
ハードはDSのままですが、転送が一方通行なのは引き続きます。
第四世代から引き続き禁止伝説はドラゴンの複合。
準伝説のトリオは2組となり、こちらも格闘と飛行の複合で統一。
統一感はありますが、その分手抜き感が否めないのが難点でしょうか。

加えて第四世代ほど滅茶苦茶ではありませんが
幻、準伝説、禁止伝説の並びの乱れがあります。
また全般的に形態変化が多い特徴もあり
吸収合体という概念も初登場しました。

マイナーチェンジ版が特殊になった世代でもあり
いわゆる3色目ではなく同色の続編という仕様に。
それ故にマイナーチェンジが2本あるという特徴があります。
続編という都合上通常版のキャラが成長してたりと
これまでのパラレルワールドとは違う世界が楽しめました。
一方でリメイク版が発売されなかった世代。
結果として今世代は4本の発売となりました。

パッケージ伝説を放っておかれるのを嫌ったのか
第五世代からは捕獲しないとシナリオが進まないという恐ろしい仕様に。
倒しても逃げてもシナリオが進まない為、クリアの為に厳選を強いられます。
その分かなり捕まえやすくなってはいるんですが、そういう問題ではないですね。
特に第五世代からはわざマシンの為の周回プレイが不要になった為
世代後半の伝説戦のために後から周回プレイを強要されるのは辛いところです。
幸いマイナーチェンジ版では強制戦闘自体無くなりましたが
強制捕獲という仕様は非常に残念ながら次世代以降にも引き継がれます。

幻のポケモンは第四世代での反省を受けてか出現イベントがBWのビクティニのみに。
ビクティニは早期購入のWi-Fi特典なので不具合があっても、ということですね。
以降の幻のポケモンはゲーム内では入手出来ず
何かしらの外的通信で受け取るという仕様となりました。
その分ゲーム内イベントに変わっており
ビクティニ以外は専用教え技や専用アイテムの入手といったイベントが発生するように。
これらは専用NPCという形で後の世代にも引き継がれていきます。

ビクティニ
第五世代の図鑑最初のポケモンは御三家ではなく幻のポケモン
アルセウスの次がビクティニなので図鑑では幻が6体続きます。
久々となるエスパー持ちの幻のポケモンで炎複合となります。
BWでは早期購入特典で貰えるリバティチケットでゲーム内出現するんですが・・・
後述の配布技の関係もあり、この個体を使う意味合いは薄く
即時復活する面もあり、専ら努力値振り要員でしたね(

特性は味方全体の命中を上げるしょうりのほし。
現状はビクティニのみの専用特性となっております。
専用技はふんえんの強化版であるかえんだんとなっております。
効果範囲は変わらず威力が上がっておりますが
技名の関係でぼうだんに防がれるので上位互換とはなりませんでした。

一方で配信個体は全て配信限定技であるVジェネレートを覚えています。
Vジェネレートという技名とビクティニの語感が見事。
命中95で特性との相性もバツグンということでこちらが専用技感ありますが
総選挙のレックウザが覚えている為ビクティニ専用という訳ではないようです。
ともあれ、3世代連続で配信個体は必ず覚えている為
扱いとしてはビクティニ専用技としても問題なさそうです。

専用特性に専用技実質2つということもあり
形態変化までは貰う事が出来ませんでした。
Vジェネレートが無くとも使い勝手もいいので
形態変化の必要もないというのが実情でしょうか。

三闘神/聖剣士
第五世代における準伝説コバルオンテラキオンビリジオンの俗称。
こちらは今まで通り図鑑番号は一般ポケモンの次でした。
幻のポケモンであるケルディオも特性や能力配分が似ており
トリオではなくカルテットで見るという見方もあります。
3体(4体)とも複合タイプですが、格闘タイプが共通。
特性もせいぎのこころで統一されております。
悪タイプの攻撃を受けると攻撃が上がる効果ですが
受動的に発動させるのはなかなか難しい為
専ら味方からふくろだたきにされて発動という事が多いですね(

共通の専用技としてせいなるつるぎがあり
格闘技にしては珍しくリスクのない中威力の技。
インファイトに取って代わられる場面もありますが
使い勝手は悪くない技と言えそうです。
第六世代でギルガルドが覚えるなど
現在は専用技ではなくなってしまいました。
とはいえ、トリオの準伝説にタイプ一致の専用技が来たのははじめてですね。

(3体は)形態変化こそありませんが、優遇はされているグループ。
ふくろだたきテラキオンも前線で活躍している為
そういった面で強化が入るのは好ましくないかもしれません。
とはいえ、残り2体はイマイチなので欲しいと言えば欲しいでしょうか。

コピペロス
第五世代における準伝説トルネロスボルトロスランドロスの俗称。
3体ともドット絵のポーズが同じであることが俗称の由来(
ポーズだけでなく、飛行タイプを持ったり♂のみだったりするのも共通していますが
トルネロスは全ポケモン唯一の単飛行タイプとなっております。
ちなみにトルネロスボルトロスはステータスも特性も同じと
まさにコピペロスの俗称に相応しいですね(
なお、図鑑番号的にはボルトロスランドロスの間にレシラム、ゼクロムが挟まります。

トルネロスボルトロスはBWにおいては徘徊伝説であり
強力ではあるものの、扱うのが難しいポケモンでしたね。
以降の作品ではシンボルエンカウントで厳選し易くなりました。
いずれの作品でもバージョン違いとして収録されているポケモンとなります。
ランドロスは作品が進んでも2体を手持ちに加える事で出会えるポケモン
扱いとしてはレジギガスに近いでしょうか。

特性は一般ポケモンと同じですが、トルネロスボルトロス
いたずらごころと第五世代で登場した強力な特性を所持。
ランドロスはこの段階ではすなのちからとパッとしませんでした。
強力な特性とタイプを活かしてボルトロスが第一戦で活躍。
他2体もそれほどではないものの、前線で使われていました。

しかしながら形態変化があるポケモン
BW2から登場したうつしかがみを使うことでフォルムチェンジ。
霊獣フォルムという姿は能力値や特性も変わり
何よりそれぞれ固有の姿となりコピペでなくなるのが特徴ですね(
トルネロスは耐久と素早さが上がって特性がさいせいりょくになりますが
肝心のはねやすめを覚えない点からイマイチ使われず。
ボルトロスは攻撃と素早さの分特攻が上がるアタッカー気質に。
特性がちくでんとなり、電気タイプに強くなるのも強み。
そしてランドロスは特攻と素早さの分攻撃が上がるんですが
何より特性がいかくになるということで特にダブルではトップメタに。
元の姿は元の姿で強力なのと、隠れ特性が解禁されたことで
3通りの使い道のある面白いポケモンとなりました。

レシラム
第五世代における禁止伝説でブラックのパッケージポケモン
白い体ですがブラックのパッケージポケモンです。
公式でもやらかすぐらい紛らわしいですね(
真実を追い求める存在で白い体と
理想を追い求める黒い体のゼクロムとは対の存在となっています。
特性は専用のターボブレイズではありますが
その実効果はかたやぶりと全く同じだったりします。

専用技は2つもあり、1つはあおいほのお
白い体に炎タイプでサブカラーは赤なんですが
専用技はあおいほのおとややこしいです(
もう1つはクロスフレイムゼクロムの専用技である
クロスサンダーの直後に使うと威力が倍に。
両技ともビクティニの配信技に設定されてたり
ホワイトキュレムクロスフレイムを覚えるようになったりしましたが
一番使いやすいのはレシラムでしょう。
それぞれだいもんじかえんほうしゃより威力が高いので
精鋭ぞろいの炎技でも使いやすい技と言えます。

フォルムチェンジという形ではありませんが
オーバードライブという形態変化を持っており
尻尾が赤熱した姿が存在しています。
とはいえステータス的にも何も変わらないのですが
専用特性に専用技2つということもあり
ステータス上昇は望みすぎでしょうか。

ゼクロム
第五世代における禁止伝説でホワイトのパッケージポケモン
黒い体ですがホワイトのパッケージポケモンです(大事な事なのでry
理想を追い求める思想と黒い体は
真実を追い求める思想で白い体のレシラムと対になっております。
特性は専用のテラボルテージとやたら格好付いてますが
ターボブレイズと同じくかたやぶりと名前が違うだけでした。

こちらも専用技が2つあり、1つはらいげき
特殊技がメインの電気タイプでは珍しい物理技で
Zワザ以外では電気物理最高威力となっております。
もう1つはレシラムで紹介したクロスサンダー
らいげきと比べると威力が物足りないものの
クロスフレイムの直後に使うと威力倍と強力になります。
同じくらいげきクロスサンダービクティニの配信技に
クロスサンダーはブラックキュレムが覚えるようになりました。
ビクティニは弱点である水タイプの弱点を突けるため
レシラムの専用技と比べると採用率は高いでしょうか。
いずれにしても代替技の無い技となるため
ゼクロム自身もなかなか重宝する技と言えるでしょうか。

レシラムと同じくオーバードライブの形態変化があり
こちらは尻尾が帯電して青くなります。
やっぱりステータス自体は変わらないんですが
レシラムと比べるとやや扱いにくい為
ちょっとテコ入れが欲しいかなというポケモンではありますね。

キュレム
第五世代における3体目の禁止伝説。
この世代ではマイナーチェンジ版がちょっと特殊で
3年後を舞台にしたブラック2、ホワイト2となります。
そのためパッケージはどちらもキュレムですが
異なる2つのフォルムがパッケージを飾る事となります。

まずはキュレム本体の紹介から。
先の通りゼクロムキュレムの図鑑の間には
準伝説であるランドロスが挟まっております。
レシラムとゼクロムは元々1体のポケモンであり
そこから真実と理想を求めて分離してそれぞれのポケモンに。
その抜け殻として残ったのがキュレムという設定。
抜け殻である分レシラム、ゼクロムよりステータスはは若干低く
やや迫力に欠ける歪なデザインとなっております。

キュレムの専用技はこごえるかぜの強化版であるこごえるせかい。
しかし強化版といっても威力が10しか上がっておらず、効果はイマイチ。
後述のフォルムチェンジでは技が上書きされることもあり
イマイチパッとしない専用技と言わざるを得ませんね。
一応先述のビクティニの配信技に含まれてます。
特性はというと伝説汎用のプレッシャーとイマイチ・・・

そんなイマイチなキュレムですが、形態変化があります。
レシラムかゼクロムを取り込むことでフォルムチェンジ。
ホワイトキュレム、ブラックキュレムと姿を変えることができます。

ホワイトキュレム
キュレムがレシラムを吸収合体した姿。
ホワイト2のパッケージを務めております。
レシラムはブラックのパッケージですが、ホワイトキュレムはホワイト2のパッケージです。
非常に間違いやすい部分なのでご注意を(
その強力な冷気でゲーム内では街1つを凍りつかせてしまいました。

専用技だったこごえるせかいが上書きされ
コールドフレアというホワイトキュレム専用技を習得。
ゴッドバードのような溜め技で火傷の追加効果があるのが特徴。
特殊技という事を考慮するとれいとうビーム2回の方が威力が出るので
かなり扱いどころに難しい技となってしまっています。
こわいかおがも上書きされ、クロスフレイムを覚えるように。
サブウェポンとして悪くないのでこちらは採用されることがありますね。
特性はレシラムのターボブレイズを受け継ぐ形となりました。

元の姿を(ある程度ながら)取り戻したということもあり
ステータスもレシラム以上と禁止伝説では実装当時トップでした。
とはいえレシラム等とはそこまで数値に差が無い為
氷タイプの使い難さも踏まえるとイマイチ体感できませんでした。

ブラックキュレム
キュレムゼクロムを吸収合体した姿。
こちらはブラック2のパッケージを務めます。
例によってゼクロムはホワイトのパッケージポケモンですが
ブラックキュレムはブラック2のパッケージポケモンとなります。
というのも続編にあたる為、ブラックのレシラムは前作主人公が入手し
残ったゼクロムを2の主人公が貰い受けるという形になるからですね。
こちらでも街1つ凍りつかせるのは変わらずでした。

こちらもこごえるせかいが上書きされ
フリーズボルトがブラックキュレムの専用技。
同じく溜め技で麻痺の追加効果があるのが特徴。
ブラックキュレムの氷物理技はれいとうパンチまで下がるので
パワフルハーブやZクリスタルを持ってまで使われることがあります。
こわいかおはクロスサンダーに変化。
氷物理だとマンムーなどが壁になる為、半ば必須な技。
こちらも特性はテラボルテージを引き継ぎました。

同じくステータスは高水準なんですが
ダブルバトルだとドラゴン物理技もげきりんかドラゴンクローと
総じて不安定で扱いにくいのが難点。
鋼タイプに滅法弱いこともあり、なかなか出番が貰えておりません。

ケルディオ
第五世代における幻のポケモンの1体。
三闘神の見習い的な立ち位置がわかごまポケモンという分類からも推測できます。
映画でもまさにそんな立ち位置で4体揃って聖剣士と括られることも。
能力的にも他の幻のポケモンよりわずかに低く
三闘神とステータス配分が同じとなっております。
配分としては無駄が無く、取り扱いやすい数値となっております。

特性も三闘神と同じせいぎのこころ。
しかし特殊アタッカーのケルディオにとっては無いも当然となってます。
せいなるつるぎも覚えますが、こちらも使いこなせておりません。
一方で専用技があり、サイコショックの格闘版と言えるしんぴのつるぎ
威力は控えめながら、扱いやすい特殊格闘技ということで重宝しそうです。
専用技としては珍しくレベルアップ習得ではなく
専用の技教えという形で習得します。

BW以外でしんぴのつるぎを習得するとかくごのすがたへフォルムチェンジ
・・・をするんですが、姿を変えるだけで何の変化もありません。
むしろかくごのすがたになることでしんぴのつるぎを覚えていることがバレてしまうデメリットに。
貴重な形態変化を無駄遣いしてしまい、強化の余地が無くなってしまいました。

メロエッタ
第五世代における幻のポケモンの1体。
人型で女の子のようなあざとい容姿をしています。
インカムマイクや五線譜のような長髪から分かるように
歌を用いた技が得意なポケモンですね。

特性はてんのめぐみと専用ではありませんが
専用技はいにしえのうたとやはり歌の技。
相手を眠り状態にする珍しい追加効果を持つ攻撃技で
確率は低いもののてんのめぐみで2倍に。
更には相手全体に当たるということもあり、悪くない性能の技と言えます。
ちなみにケルディオと同じくこの技も技教えでの習得となります。

真骨頂はメロエッタがこの技を使うとフォルムチェンジする点。
元のボイスフォルムは特攻と特防が高いノーマル・エスパータイプですが
ステップフォルムへチェンジすると攻撃と素早さが高い
ノーマル・格闘タイプへと変貌します。
長髪はインカムマイクを髪留めにして巻くというデザインが良く出来てますね。
ただ、物理で使いたくてもいにしえのうたを挟まないとフォルムチェンジ出来ないので
形態変化としてはそこまで使いやすいとは言えないでしょうか。

ゲノセクト
第五世代における幻のポケモンの1体。
古代の化石から復元され、プラズマ団に改造されたという設定があります。
化石ポケモンは軒並み岩複合ですが、背中に砲台を載せていたりと
現代の技術が組み込まれたことから鋼複合となったようです。

特性はダウンロードと他ではポリゴン系しか持っていない準固有特性。
どちらも人工ポケモンという共通点がありますね。
攻撃と特攻はどちらも同程度に高いので
上がったステータスに合わせて攻撃という戦略も取れそうです。

専用技はノーマルタイプのテクノバスター。
4種類存在する専用アイテムを持たせることでテクノバスターのタイプが変化。
炎、水、電気、氷の4タイプのカセットが存在します。
第五世代では威力85で自身も覚える三種の神器の劣化という悲しい状態でしたが
第六世代から威力が120に上昇し、悪くない使い勝手になりました。

カセットを持たせた場合ゲノセクトのみグラフィックが変わり
背中のカセットの色が対応するタイプの色に変化します。
アルセウスのように自身のタイプが変化することはありません。
その為相手にテクノバスターのタイプが筒抜けになるのが弱点。
反面カセットはアイテム関係の効果を受けないというメリットがあります。

配布技としてギアル系専用のギアチェンジを習得。
幻のポケモンとしては僅かに遅めなので、モチーフ的にもピッタリですね。
他にもしんそくやブレイズキックとレアな技が揃います。
特筆すべきは幻のポケモンで初めて色違いで配布されたという点ですね。
ちなみに映画館配布ポケモンとしては珍しく、その前に通常配布されました。

カセットの色という形態変化に近い仕様がありますが
改造された経緯から変形飛行することも出来るようです。
これがフォルムチェンジにならなかったのは勿体無いですね。