シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

Zワザ変化技の効果 前編

一応企画としては忘れてなかったんですが、完全に筆が止まってました。
ちなみに4月9日に更新しようとした形跡がありました。3か月放置とは酷い・・・(
そんなこんなではありますが、かなり前から書き溜めてたZワザ変化技のリストをば。
今回もポケモンサン・ムーン攻略DE.comさんのZ変化技一覧を参考に製作しました。
なお、更新サボっている間にwikiとかにも同様のリストが来ちゃってました(


Zワザの変化技はZクリスタルを持たせて発動するまでは同じだが
元の効果を繰り出す前に能力上昇などの効果が発生するようになる。
その効果は技によって異なるため、今回のリストはそのためのリストとなる。
また、攻撃技と異なり元の効果は全てそのまま発動する。
特に命中が変わらず、まもる等で防がれてしまうという点はしっかりと把握しておきたい。
相手が眠っていなければあくむは失敗するし、草タイプが居なければたがやすは空撃ちとなる。
今作ではダークホールダークライ以外が使うと失敗するようなったが
ドーブルでZダークホールとして使っても失敗する。
(同様のいじげんラッシュとは挙動が異なる)

すなわちZ攻撃技と異なり、Z変化技では技の性質を失わないということとなる。
はなびらのまいZワザ化してブルームシャインエクストラを使うとおどりこは発動しないが
ちょうのまいZワザ化してZちょうのまいを使うとおどりこでコピーされる。
(ただしコピーするのはちょうのまいZワザ効果はコピーしない)
ハイパーボイスZワザ化してウルトラダッシュアタックを使うとぼうおんにも当たるようになるが
いやなおとをZワザ化してZいやなおとを使うとぼうおんに防がれてしまう・・・等々

しかしながら、元の技が失敗に終わってもZワザ化時の効果は必ず発生する。
さいみんじゅつが外れても素早さは上昇し、でんじはをまもるで防がれても特防が上がる。
あくむが失敗しても特攻は上がるし、たがやすが空撃ちになっても攻撃は上がる。
ドーブルでZダークホールを使っても能力を戻す効果は発動する・・・といった具合。
Zワザ化時の効果が強力ならば元の技がイマイチでも採用する価値があると言える。
(当然1試合1度のZワザの権利は行使することになる。ご利用は計画的に)

また、Z攻撃技でも書いたようにZワザはメンタル技の状態を無視できる。
特にちょうはつでZ変化技を防げないというのは大きく
Zテクスチャー等の5能力上昇技はちょうはつ以外での対策が必要。
また、かいふくふうじ状態でもZじこさいせい等は使用可能。
せっかくのピンメタもZワザの前では形無しとなる(

ちなみにZ変化技による能力上昇は特性の影響を受けない。
以前も説明したようにシンプルビームでたんじゅんに変化させてもZおいわいで2段階上昇はしない。
反面特性があまのじゃくのポケモンがZハッピータイムを使っても5能力が上昇する。
もちろん、変化技の効果による能力上昇は特性の効果を受ける。
例えばあまのじゃくのジャローダでZせいちょうを使うと
Zワザの効果で特攻が1段階上がり、
せいちょうの効果で攻撃と特攻が1段階ずつ下がる事になる。
ややこしいのがイーブイ専用のZワザナインエボルブースト
この技の能力上昇は技の効果であるため特性の影響を受ける。
シンプルビームで特性をたんじゅんに変えると5能力4段階と破格の効果になる。
Z変化技はこの辺りの挙動がややこしいので採用の際にはご注意を。


Zワザ化の際に攻撃が上がる変化技

いやなおとオウムがえしおにびかぎわけるかくばる
しっぽをふるたがやすちょうはつつめとぎとおぼえ
とぎすますにらみつけるのろい(鈍い)はねるパワートリック
ひっくりかえすビルドアップふるいたてるヨガのポーズ 
自身の攻撃を上げる技、相手の防御を下げる技が主に該当する。
攻撃を上げる際に1段階上乗せできるが、2段階上がるつるぎのまいに対応していないのがネック。
いかくの所為もあって攻撃は下げられやすいため使いどころが難しい。
なお、のろいはゴーストタイプ以外が使うのろい(鈍い)が攻撃アップ。
ゴーストタイプが使うのろい(呪い)は別の効果となる。
ちなみにのろいはゴーストタイプの技なのでゴーストZで効果を発揮する。

防御を下げる際に攻撃を上げるとダメージ量は2.25倍となりややお得。
しっぽをふるやにらみつけるはダブルバトルでは2体に当たるため一発芸にはなるか。
いやなおとは2段階下げということで恩恵は大きい(計3倍)が、命中85なのがネック。
おにびは火傷状態で相手の攻撃を下げつつ自身の攻撃を上げることができる。
攻撃を1段階上げるZ変化技の中では最も使い勝手が良い技と言えるだろうか。
ただし、こちらも命中85で外れるときは外れるので悪しからず(
ちなみにかぎわけるとみやぶるは効果が同じだがZワザ化した際の効果が異なる。
これまで差異の無かった2つの技にはじめて大きな違いが生まれることとなった。
このように効果が類似する技でもZワザ化の効果が異なる技がいくつか存在する。

オウムがえしは2段階と上昇幅が大きく、また返す技もZワザ化する。
等倍以上の物理技を返すことができれば相手を倒せる威力となるだろう。
もちろん特殊技でもZワザ化するため悪くない。
はねるは単体では効果のない技だが、唯一Zワザ化で3段階上昇 と非常に強力に。
遺伝させてまで覚えさせる価値のある技となるだろう。


Zワザ化の際に防御が上がる変化技

アクアリングあまえるいたみわけいちゃもんおたけび
かたくなるからにこもるくすぐるクモのすグラスフィールド
ステルスロックたたみがえしちからをすいとるつぶらなひとみトーチカ
とおせんぼうどくガスどくどくどくのこなどくびし
なきごえなかよくするなみだめニードルガードファストガード
フェアリーロックフェザーダンスフラワーガードベノムトラップぼうぎょしれい
ほえるまきびしリフレクターワイドガード 
自身の防御を上げる技、相手の攻撃を下げる技、相手を毒状態にする技が該当。
拘束、強制交代、設置技と交代関連の技もいくつか該当する。
防御を2段階上げる技はいくつもあるが、そのどれもが対応していないのが痛い。
防御アップは非ダメージ時に効果を発揮するため相手より先手でなければ効果が薄い。
素早さを活かすなら攻撃的にZワザを用いたいのでZクリスタルとはやや相性が悪い。

しかしながら、つぶらなひとみやワイドガード等優先度の高い技が多く対応している。
この辺りの技を生かすことができれば面白いかもしれない。
また、設置技や毒状態にする技は耐久ポケモンと相性が良い。
毒を撒きながら防御を上げて居座る、なんて戦術も悪くはないだろう。
いずれにしても急所を受けると台無しになるのは覚えておきたい。

基本的な5つのステータスのうち防御のみ2段階以上上昇する効果の技が無い。
防御を2段階上げる技が多い所為なのかは分からないが、ちょっと残念。
総じてZワザ化で防御が上がる変化技は扱い難いと言わざるを得ないか。


Zワザ化の際に特攻が上がる変化技

あくむアシストギアあやしいひかりうそなきかいふくふうじ
きんぞくおんこころのめサイコシフトサイコフィールドさいはい
さしおさえじゅうりょくシンプルビームせいちょうそうでん
テレキネシスてんしのキッスプラズマシャワーフラフラダンスみずびたし
ミラータイプラクルアイ   
自身の特攻を上げる技や相手の特防を下げる技は少ない為該当する技は雑多。
強いて挙げるとエスパータイプの変化技が多めだろうか。
攻撃と異なり特攻を下げる効果は少ない為上がる効果自体は悪くないが
如何せん該当する技のクセが非常に強く、扱いが難しい。
大体使って失敗した技なので本当に難しい

逆に言うとこれらの技を上手く生かして特攻アップに繋げられると強力。
見慣れない技に特攻上昇まで重なると相手は困惑すること間違いないだろう(
変化技のZワザ化全般に言えることだが、仮に技自体が失敗しても能力は上がるため
特攻アップの効果のみとなってもめげずに頑張りたいところ。

かいふくふうじとサイコシフトはZワザ化の際に2段階上昇する。
Zサイコシフトは眠り状態では出せない為、眠り状態を移しながら特攻を上げられない点に注意。
(眠り状態を移す場合はねごとから出さないといけない)
毒・麻痺・火傷を移すか、あるいはわるだくみの代わりとして空撃ちで運用する形となる。


Zワザ化の際に特防が上がる変化技

アロマミストおだてるかいでんぱくろいまなざしコスモパワー
じばそうさしびれごなじゅうでんスポットライトでんじは
どろあそびトリックガードないしょばなしなかまづくりねをはる
ねがいごとひかりのかべふういんふきとばしふんじん
へびにらみマジックルームマジックコートみずあそびミストフィールド
ゆうわくワンダールーム   
相手の特攻を下げる技、相手を麻痺状態にする技が主に該当。
それ以外に該当する技は雑多で一概に括れる技がほとんど無いのは相変わらず。
同じく雑多な特攻と比べると防御的な技が並んでいるのが特徴といえば特徴か。
防御と異なり特防は能力を上げる技が乏しい為、使い勝手は悪くなさそうだが
こちらも先手で能力値を上げなければ効果が薄いのは同様。
ダメージを受ける前にZワザを叩き込む方が遥かに楽という弱点はこちらも変わらない。

幸い優先度の高い技がいくつか該当しており、中でもマジックコートは教え技。
2段階上昇も相まって使いやすいと言えるだろう。
数少ない特防のみを1段階上げる効果を持つじゅうでんはZワザ化で2段階に。
電気技2倍の効果もあるため、エレキフィールド環境における隠し球となるだろうか。
回復技で唯一リセット効果を免れたねがいごとも面白い。
確定2発のところで特防を上げつつ回復、なんてことができるかもしれない。
いずれにしても急所を受けると台無しになるのは覚えておきたい。

アロマミスト、ふういん、ふんじん、マジックコート、ゆうわくと2段階上昇技が多い。
あいにくアロマミストとふんじんは習得ポケモンがかなり少ないが
マジックコートは教え技。ゆうわくも旧マシン技で汎用技。
先述の通りマジックコートは優先度が高い為先制で出すことができるため
マジックコート自体が空振に終わっても恩恵があるのは心強い。



Zワザ化の際に素早さが上がる変化技

あくびあくまのキッスあまごいあられアンコール
いえきいとをはくうたうエレキフィールドオーロラベール
おさきにどうぞガードスワップガードシェアギフトパスくさぶえ
こわいかおサイドチェンジさいみんじゅつさきおくりさきどり
しんぴのまもりスキルスワップスピードスワップすなあらしすりかえ
ちょうおんぱどくのいとトリックなりきりなやみのタネ
にほんばれねむりごなねばねばネットパワーシェアパワースワップ
リサイクルロックオンよこどり  
相手の素早さを下げる技、相手を眠り状態にする技、天候技、シェア系、スワップ
特性操作、行動順操作、アイテム交換・・・等々該当する技は多岐。
ポケモン界における素早さ上昇効果の強さは説明するまでもなく
この為だけにZクリスタルを持たせる事も十分可能。
更にはここまで技が揃っていれば攻撃技と変化技で同一クリスタルの選択も可能。
とはいえ当然素早さ上昇が反映されるのは次のターンから。
発動ターンに倒されてすべて無駄、なんてことはなんとしても避けたい。

相手を眠り状態にする技は特に扱いやすく
トゲキッスとZあくび、ドレディアとZねむりごな、デンジュモクとZさいみんじゅつ等
既にテンプレ構成に組み込まれているZワザも存在する。
キノコのほうしが該当しない為命中に悩まされる部分もあるが
仮に外れても素早さ上昇の効果は得られるのが心強い(あくびは必中)
天候技も全て含まれる為、天候を取りながら素早さ上昇なんてことも。
すいすい、ようりょくそ、すなかき、ゆきかきと組み合わせて素早さを3倍にしたり
すなのちからで火力と素早さを同時に上げるなんてことができるように。
その他の技もコンボ用の技が多く該当するため
素早さを上げながらコンボに繋ぐことができると優位に立てるだろうか。

2段階上昇技は多いものの、ギフトパス、すりかえ、トリック、リサイクルは
Zクリスタルを持たせる都合上技の効果が失敗で確定。
こうそくいどうやロックカット等の代用として空撃ちで使うことになる。
サイドチェンジ、さきどり、よこどりも2段階上昇。
特にさきどりは発動する技もZワザとなるため非常に強力。
ただし先制できないと失敗するため、素早さ上昇の効果と噛み合ってないのがネック。
とはいえ、決まれば非常に強力な素早さ上昇の効果。
使う側としてはもちろん、使われる側として対策は取っておきたい。


Zワザ化の際に5能力全てが上がる変化技

おいわいジオコントロールじょうかスケッチテクスチャー
てをつなぐハッピータイムハロウィンもりののろい 
今更ながら攻撃、防御、特攻、特防、素早さをまとめて5能力と表記。
それ以外の能力、命中や回避や急所率は変化しない点にご注意を。
一部の専用技及び配信限定技(おいわい、てをつなぐ、ハッピータイム)が該当。
能力が1段階上がるだけでも強力だが、5能力が全て1段階上昇というのは非常に大きい。
反面対応している技はそこまで強い技が含まれず、配信限定の3種とスケッチは対戦では効果がない。
とはいえZワザ化の効果のみでも破格の効果なのでその為だけにZクリスタルを持たせる価値は大いにある。

専用技は他に覚えるポケモンが他に存在しない技のみなので使えるポケモンを覚えておけば足りる。
Zテクスチャーを得てポリゴンZの採用率がグッと上がったり
Zじょうかからバトンタッチでエースに繋ぐナマコブシなどが有名な使い手。
反面ジオコントロールは溜め技なのでパワフルハーブの方が強力かつ安全。
一方で配信限定技は既に配信終了したポケモンも平気で含まれる。
ゴンベのようにインターネットに繋いですぐに入手できるポケモンなら良いのだが、
劇場配布のゲッコウガなんかは今から入手するのは大変骨が折れる。
今後はポケモンの配信情報に目を光らせる必要のある技と言える。

当然ながら、2段階上昇する技は無し。あったらイーブイZの価値は・・・(
耐久面も上昇するため、場合によっては発動後の対応が困難となってしまう。
発動前にZワザでねじ伏せるというのも有効な対策となるか。
変化技のZワザの中では最も注意が必要な効果と言えるだろう。