シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

Zワザ威力の法則

おかげ様で30万PV(ページビュー)を記録しました。
20万が1年5か月前ということで、更新頻度ガタ落ちながらカウンターは加速してるんですね。
あにぽけ感想も途絶えて最近はめっきりではありますが
ゲーム関連の記事を中心に少しずつ動き出していこうと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

ということで今回はZワザの攻撃技に関する考察。
仕様に関しては大体がまとまっていますが、威力の法則や例外については見かけなかったので。
ポケモンサン・ムーン攻略DE.comさんのZ技威力表を参考に製作しました。


Zワザは各タイプに対応するZクリスタルを持たせることで発動する。
攻撃技の場合元になった技の効果は全て無くなり、ダメージを与えるのみとなる
ポケモン名Zの専用Zワザを除く)
接触技か否かはもちろん、音技、弾技といった付加効果も全て無くなる。
ハイパーボイスZワザとして使ってもぼうおんには防がれない等)
明らかに接触しているエフェクトの技もあるが、Zワザは非接触技として扱われる。
(ひっさつのピカチュ〜ト、ハイパーダーククラッシャー接触技)
なお、“どの技をZワザ化したか”という情報はZワザのタイプからしかわからない。
相手のカプ・コケコが放ったスパーキングギガボルトの元になった技が
10まんボルトなのか、かみなりなのか、実はワイルドボルトなのか
これらはダメージ計算からしか判別することができない。
また、基本的に特性の効果は受けることができるが
フェアリースキンフリーズスキン等のスキン技の影響を受けない。
ノーマルZを使って放った技は全てノーマルタイプのウルトラダッシュアタックとなる。

技のPPは元になった技のPPが使われる。
なお、この際元の技は“使用した扱い”になる
(とっておきに関わる事柄)
加えてアンコールやかなしばり等のメンタル技の影響を無視して使うことができる。
また、Zワザ化の際は元の技の発動条件を満たしていなくても良い。
(相手のタイプが同じじゃなくてもシンクロノイズをZワザ化出来る等)

Zワザ化した攻撃技は全て必中となる。
また、まもる等で攻撃を防げる状態の相手に対しても攻撃が通る。
ただしこの場合ダメージは1/4となる(3/4カット)
威力は基本的に元になった技の威力に準じ、威力が高い技程Zワザの威力が高くなる。
この『技の威力』は技の『元々の威力』となる。
相手がアイテムを持っていてもはたきおとすの威力は『65』を基準とするし
相手の残りHPが半分未満になっていてもしおみずの威力は『65』を基準とする。
逆に自分のHPが残りわずかでもふんかの威力は『150』を基準とする。
しかし、あくまでも基本的にであり、例外がいくつか存在する。
今回はその例外を挙げていくという記事となる。


Zワザの威力が100となる技は威力が10-55の技。
また、威力が『-』の技のうちダメージ固定技の半数以上が含まれる。
例を挙げるといかりのまえばやカウンターといった技。
また、威力不定の技ではなげつける、はきだす、ふくろだたき、プレゼントが対象。

威力の低いシナリオ初期用の基本技が多くなるが
クロバットやチャージビームといったマシン技
こごえるかぜやエレキネットといった教え技も含まれる。
しぜんのめぐみと同じく一発限りにはなるものの、奇襲としては効果的。
ちなみにZワザ化で最も威力が大きくなる技はからみつく(10)
威力が10倍と全技中威力補正が最も強い。

技威力が範囲内(10-55)だが対象外の技

ウェザーボール(50)ギアソーサー(50)スイープビンタ(25)タネマシンガン(25)ダブルアタック(35)
つららばり(25)トリプルキック(10)ボーンラッシュ(25)ミサイルばり(25)メガドレイン(40)
ロックブラスト(25)
技威力が範囲外ながら対象内の技。
いかりのまえば(-)カウンター(-)がまん(-)サイコウェーブ(-)しぜんのいかり(-)
ソニックブーム(-)ちきゅうなげ(-)ナイトヘッド(-)なげつける(-)はきだす(-)
ふくろだたき(-)プレゼント(-)ミラーコート(-)メタルバースト(-)りゅうのいかり(-)
連続攻撃技のうち威力が25の技は威力70-75の技と同じに。
期待値で見ると威力は75となるので妥当と言えるだろう。
トリプルキックは威力60-65の技と同じ。
確かに3回当たれば60ながら、期待値的には55を切るのだが・・・
メガドレインも威力60-65の技と同じ。
下位技にすいとるがあるため、一段階格上げになっただろうか。
ダブルアタックは威力70-75の技と同じ。
2回当てて威力70相当なので妥当ではあるものの
より威力が高いダブルチョップやホネブーメランはこの威力帯。
この辺りの基準が良くわからない・・・
ギアソーサーは威力100の技と同じに。
2回当てても威力100相当なので妥当ではあるが
やはりにどげりやダブルニードルがこの帯なのが疑問。
ウェザーボールは威力80-85の技と同じに。
Zワザ化の際に天気が変わっているとタイプも変化する。
(必要なZクリスタルはノーマルZのまま)
表記上の威力は160だが、タイプ変化の際に変わっているかは未検証。


Z技の威力が120となる技は威力が60-65の技。
この辺りから対戦でも見かける技が増えてくる。
三色キバ、サイケこうせん、ローキック辺りしか覚えないポケモンでも
役割破壊として十分な威力で扱うことができるようになる。
効果的に使えれば決め手としても活躍するだろう。

技威力が範囲内(60-65)だが対象外の技

たたりめ(65)
技威力が範囲外ながら対象内の技
トリプルキック(10)
たたりめが何故か威力80の技と同じ威力(160)に。
効果の近いベノムショックはこの威力帯なのでこれは・・・
特にたたりめはヘイトが集まっている技だけにこの設定は疑問。
先に挙げたトリプルキックはこの帯の威力に。
もちろんZワザ化すると3回攻撃が失われるため、かわらわり等他の技を使ったほうが良い。


Z技の威力が140となる技は威力が70-75の技。
三色パンチ、エアスラッシュギガドレイン等メインウェポンになる技もボチボチ。
とんぼがえり、ふいうち(今作では70に)といった
挙動が特殊な技もZワザでは普通の攻撃技となるため
テクニカルな使い方をすることも可能となる。

技威力が範囲内(70-75)だが対象外の技

なし
技威力が範囲外ながら対象内の技
コアパニッシャー(100)スイープビンタ(25)タネマシンガン(25)ダブルアタック(35)つららばり(25)
ボーンラッシュ(25)マグニチュード(-)ミサイルばり(25)
威力100のコアパニッシャーZワザ化するとイマイチに。
りゅうのはどう(85)をZワザ化したほうが威力が高い(160)というのは寂しい・・・
マグニチュードは威力不定技。期待値を取ると71なので70-75の範囲内。
また、ダブルアタック(35)も2回攻撃なので合計ダメージは70。
連続攻撃技といい、この帯だけ期待値通りの割り振りがされている。


Z技の威力が160となる技は威力が80-85の技。
あくのはどう、どくづき、ねっとう、マジカルシャイン等対戦でよく見る技も。
威力90の技からは威力補正が軽減されるため
威力効率のみで見ると威力80までは効率が良い。
もちろん威力90以上の技を覚えるならそちらを使うに越したことはないが
威力80の技にはそういったメリットがあるということは覚えておきたい。
技威力が範囲内(80-85)だが対象外の技

なし
技威力が範囲外ながら対象内の技
アシストパワー(-)ウェザーボール(50)エレキボール(-)おしおき(-)おんがえし(-)
がむしゃら(-)きしかいせい(-)きりふだ(-)くさむすび(-)けたぐり(-)
しぜんのめぐみ(-)じたばた(-)ジャイロボール(-)たたりめ(65)つけあがる(-)
ヒートスタンプ(-)ヘビーボンバー(-)やつあたり(-)
威力が不定となる技が(マグニチュードを除き)軒並み該当。
ウォッシュロトムに対するくさむすび(20)といった場面でZワザ化すると効果的。
反面マンムーに対するくさむすび(120)をZワザ化してしまうと補正が下がる。
とはいえそれで倒せるのなら成果は大きいのでダメージ計算はしておきたい。
おんがえし、やつあたりは実質威力102ながらZワザ時は補正が低くなる。
物理ノーマル技をZワザ化する際には他の技を採用したいところ。
ウェザーボール、たたりめは先の通り元々の威力より高く補正が入る。


Z技の威力が175となる技は威力が90-95の技。
この帯から威力が2倍から減退される。(-5
三種の神器を始め、対戦でよく見る技が勢ぞろいする。
対戦環境においては基本のZワザと言えるだろうか。

技威力が範囲内(90-95)だが対象外の技

グランドフォース(90)サウザンアロー(90)マルチアタック(90)
技威力が範囲外ながら対象内の技
なし
今作で専用技が3つ増えて過去最多の4つとなったジガルデ。
そのうちコアパニッシャー(100)のZワザは本来の威力より低く(威力70の技の帯)設定されている。
サウザンウェーブ(90)はZワザ化で威力90の帯と同じだが。
サウザンアロー(90)はZワザ化で威力100の帯と高めの設定。
グランドフォース(90)は更に上がって威力110の帯となっている。
実のところ、追加効果の関係でグランドフォースはサウザンアロー、サウザンウェーブの下位互換となるため
この設定が無ければグランドフォースの使いどころが無くなってしまうので当然の仕様と言えるだろうか。
とはいえサウザンアローも威力が上がり、威力差は5しかないので使い分けの場面はないだろう。
ちなみにグランドフォースが2段階、サウザンアローが1段階威力帯が上げられており
コアパニッシャーは3段階威力帯が下がっている。完全に帳尻合わせ・・・
シルヴァディ専用技のマルチアタック(90)も威力110帯に。
しかしZクリスタルではタイプが変わらないためノーマルZにしか対応しない。
ノーマルZを用いる場合だいばくはつのが強力なので使いどころはない。


Z技の威力が170となる技はフライングプレスのみ。
フライングプレスは今作で威力が100に上昇したものの、Zワザ時の威力は微妙に低い170。
他にZワザ化で威力170になる技は無く、フライングプレス固有の威力帯になっている。
Zワザ化すると単格闘タイプの技となるため打ち分けできるのは強み。
なお、ルチャブル(とドーブル)以外にフライングプレスを覚えることができた
マスクドピカチュウポケモンバンクへ預けることができない。
今作では再びルチャブルの専用技となっている。


Z技の威力が180となる技は威力が100の技(威力105の技は無い)
また、威力が『-』の技のうち一撃必殺技が含まれる。
この帯からは威力の減退が大きくなり(-20)威力90の技とは威力が5しか変わらない。
しかしこの辺りからは命中が100でない技が主となる。
(威力100/命中100の技はほとんどが専用技)
Zワザ化すると必中になるためそちらをメインで使うのも有りか。

技威力が範囲内(100)だが対象外の技

フライングプレス(100)
技威力が範囲外ながら対象内の技
いのちがけ(-)ギアソーサー(50)サウザンアロー(90)じわれ(-)ぜったいれいど(-)
つのドリル(-)ハサミギロチン(-)
先の通りフライングプレスは威力170とちょっと威力が下がる。
癖の強い技だけにZワザ化で強化しにくいのはちょっと辛い。
先に説明したギアソーサー、サウザンアローが該当。
特にギアソーサーは命中85となるためここぞという時にZワザ化出来ると心強い。
また、一撃必殺技及びいのちがけが該当。
一撃必殺技はZワザ化するメリットは薄いが
いのちがけはぜんりょくむそうげきれつけんとして発動した後
いのちがけとして発動することが出来るようになる。
ただし、分類は特殊である点にはご注意を。


Z技の威力が185となる技は威力が110の技(威力115の技は無い)
この帯の威力減退は-35で威力100の技とは威力が5しか変わらない。
威力110の技は全て特殊技で多くが第六世代で弱体化された高威力・低命中の大技。
新技のスケイルノイズも防御低下のデメリットがあるため、Zワザとは相性が良い。
通常時に使えないというほどデメリットもキツくないので併用して行けるのも○
技威力が範囲内(110)だが対象外の技

なし
技威力が範囲外ながら対象内の技
グランドフォース(90)マルチアタック(90)
先に説明したグランドフォース、マルチアタックが該当。
しかしグランドフォースは通常時上位互換に当たるサウザンアローが有り
マルチアタックはメモリと共有できないためどちらも使いどころがない。
この2技のZワザ威力が185であることはクイズぐらいでしか役に立たないだろう(


Z技の威力が190となる技は威力が120-125の技。
この帯の威力減退は-50と大きく、威力110の技とは威力が5しか変わらない。
とはいえまだ1.5倍以上をキープしており、こだわりアイテムを持たせるより倍率は良い。
この帯は溜め技、反動技、暴走技、低命中技と
デメリットのある技ばかりなのでこちらもZワザとの相性は良好。
ゲップやシンクロノイズも条件を満たしていなくてもZワザ化出来るのは魅力。
もちろんZワザ以外では使いどころが全くない点には注意。
技威力が範囲内(120-125)だが対象外の技

なし
技威力が範囲外ながら対象内の技
なし

Z技の威力が195となる技は威力が130の技(威力135の技は無い)
威力減退は-65となり、威力120の技とも威力が5しか変わらない。
この帯まで来るとZワザ化しても威力が1.5倍止まりとなってしまい
こだわり系のアイテムを持たせるのと同等の威力となる。
とはいえ威力130の技は全て何らかのデメリットがあり、連発しにくい。
1.5倍→通常威力と連発出来るのはこだわり系に無いメリットとなる。
技威力が範囲内(130)だが対象外の技

なし
技威力が範囲外ながら対象内の技
なし

Z技の威力が200となる技は威力が140以上の技
威力減退は(-80となり、威力130の技とも威力が5しか変わらない。
この帯まで来るとZワザ化した威力の単発はこだわりアイテムに劣る倍率に。
だいばくはつ(250)に至ってはむしろ威力が下がってしまう。
もちろんデメリットを踏み倒せるのが強みであり、
だいばくはつもひんしにならずに威力200を叩き出せるのが強み。
禁止伝説、幻の専用技も多いが、はかいこうせんギガインパクト等の究極技も該当。
きあいパンチ、ゴッドバード、とっておきと教え技も該当するため
予想外の一撃を叩き込むことも可能なのは面白い。
技威力が範囲内(140以上)だが対象外の技

Vジェネレート(180)
技威力が範囲外ながら対象内の技
なし
破格の180という威力のVジェネレートは特別枠でZワザ化すると威力は220に。
これは専用Zワザを含めても最高火力となる。
ただし、Vジェネレートを覚えたポケモンは配布限定かつ禁止伝説、幻のみである点に注意。