シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

特別編「最強メガシンカ 〜Act IV〜」

「『最強メガシンカ』・・・それはメガシンカをめぐる物語・・・
 メガシンカを研究していたプラターヌ博士の助手アランはメガストーンを求め旅立つ。
 だが思うような成果を得られずにいた・・・
 そんなアランに手を差し伸べたのはメガシンカエネルギーの平和利用を計画するフラダリ。
 アランは彼の計画への協力を条件にメガストーンを託される。
 そしてホウエン地方に渡り、まずはメガシンカエネルギーに関わる『伝説の巨石』の回収に成功した。
 だがそんなアランの中に一つの迷いが生まれる・・・
 それは偶然の出会いから行動を共にしてきた新人トレーナー、マノンの存在だった」
まずはこれまでのあらすじから。
新シリーズと同時に放送される事もあり、『最強メガシンカ』シリーズ初見の方にもといったところでしょうか。
メガストーンの模様に回想映像が流れるんですが
冒頭のプラターヌ博士、アラン、ソフィーが並ぶ映像って今までありましたっけ。
ともあれ、これまでの描写から推測すると
コゼットはアランが居なくなった後に補充された新人助手なんでしょうね(そっち!?

あらすじの最後はメガストーンを手中に収めるフラダリ。
これまでの件はフラダリの手のひらの中の出来事ということでしょうか。
相変わらずナレーションの声はフラダリの人なので自作自演が過ぎますが(


本編はプロペラ機でカロスに到着したマノンとダイゴから。
マノンはプラターヌ博士にハリさんを貰った為、面識があります。
到着早々テレビ電話でアランの事について質問。
回答が返ってくる前にダイゴも会話に入ります。
もちろんホウエンのチャンピオンということでプラターヌ博士は自己紹介なしでダイゴを認識。
しかしチャンピオンと共に事件にかかわった事実から言葉を失ってしまいました。

一方のアランはホウエンの一連の事件で何も出来なかった事もあり
フラダリに頼んでメガシンカ10人抜きの試練を課せられます。
1度でも負けたらキーストーンとメガストーンは返すという条件ながら
『最強』を目指すアランはこれを呑みました。
「弱い奴は要らないっ!」
既にフラダリラボ内のバトルフィールドでスタンバイ状態のアラン。
フラダリはフィールドの上から高みの見物。
四天王(でフレア団)のパキラも同じ部屋から見守るようです。

「(己の想いを成し遂げたければ、最強であれ
 おれは・・・負けない!『大切なもの』を守る為にッ!)」
ここでの『大切なもの』はプラターヌ博士、そしてマノンとハリさん。
大切な人たちを守る為強くなるとはバトルアニメの主人公みたいな展開ですね(

早速10人抜きが始まり、1人目はパラソル小僧の羽蛾くん(仮名)
キャラデザインがどう見ても某インセクターでした(
使用ポケモンフシギバナでメガストーンは花の根本。
羽蛾くん(仮名)のキーストーンは懐中時計でした。
アランも「わが心に応えよ、キーストーン!!進化を超えろ・・・メガシンカ!!」の口上からメガシンカ
1戦目はVSメガフシギバナとなりました。

かえんほうしゃで先手を取るも、効果はバツグンにならず。
(特性の言及はありませんでしたが)メガシンカすると炎は効かなくなると説明されました。
返す刀はベノムショック。何故か毒状態になりましたが、とりあえず放っておきます(

バトル中ではありますが、客が来たということで席を外すフラダリ。
その客というのはマノンとダイゴ。
フラダリラボ代表という表の顔は知っていた為、施設を訪れたようです。
マノンは真っ先にアランの所在確認。
バトル中であることを(マノンの目線で)報告、案内させることに。
一方ダイゴの目的は『伝説の巨石』の所在。
フラダリもこれを察していたようで、こちらは自ら案内します。
『伝説の巨石』はエネルギーが漏れないよう処置されており、ひとまずは安全な状況。
しかしダイゴはこれに関して思う所があるようで・・・

バトルに戻ってアラン、つるのムチで腕を拘束された状態。
毒状態なので均衡状態でもじわじわと体力が削られてしまいます。
更にマノンが視界に入りますが、「自分の心配をしろ」とリザードンに返します。
地面に叩き付けられますが、立ち上がってドラゴンクロー。
タネばくだんをかき消しつつ近づいての一撃。
省略されていた間にダメージが入っていたのか、これでKO。まずは1人抜きとなりました。

メガシンカを解除し、モモンのみで毒を解除。
マノンが話しかけようとしますが、2人目が入場。
インド風の目つきの悪いオッサンでした。
使用ポケモンフーディンでメガストーンは右手のスプーン。
キーストーンは帽子の額。小指を当ててのメガシンカでした。
サイコカッターをドラゴンクローでかき消しつつ近づいたところでフェードアウト。
その後は予想通りダイジェストでの経過となりました。
2体目のメガフーディンはともかくとして
3体目のメガヘラクロス
4体目のメガハッサム
5体目のメガデンリュウはやられシーンのみの登場。
6体目のメガボスゴドラかえんほうしゃが決まって戦闘不能の場面から。
トレーナーのマダムの断末魔ぐらいは入りました(

6人目を倒したところで小休止。
「よく耐えたな!10連勝を果たしたら考えている事があるんだ」
キズぐすりで回復しながらリザードンと会話。
リザードンも頷いて察しは付いている様子ですね。
そしてここでようやくマノンが会話の機会を得ます。

「アラン!」
「ここで何してる」
「何って・・・そんなことより
 キーストーンとメガストーンを賭けてバトルしてるって本当!?」
「ああ」
「何でそんな・・・」
「お前には関係ない・・・」
この言葉にハリさんが詰め寄りますが、マノンが抱えて制止。
フラダリは席を外して不在ですが、パキラはこの様子を上からニヤニヤ眺めます。

「ねえ、旅はどうなるの?」
「それはお前が勝手・・・」
「アランが居るからアタシもハリさんも強くなれる!これからも一緒に旅をしようよ!」
「ダメだ!」
「何で!?」
「おれと居るとまた危険な目に会うぞ・・・」
「アランが一緒に居れば乗り越えられるもん!」
「もうおれを頼るな」
「アラン!」
「わからないのか・・・
 お前が居ると強くなれないんだ!!!
当初のぶっきらぼうだけど優しいアランのイメージ映像が遠のき
抱えていたハリさんを締め付けた為下に降ろすマノン。
7人目の入場もあり、バトルフィールドから去っていきました。
「何か言いたそうだな・・・」
リザードンは察しているようですが、10連戦中なのでコミュニケーションは取れません。
「(これでいいんだ・・・)」

マノンは階段の暗がりに座り込み
「ちょっと1人にして・・・」とハリさんを遠ざけ
ハリさんが居なくなったところで泣き出してしまいました。

一方追い出されたハリさんは謎の声を聞きつけ施設をウロウロ。
つるのムチで天井に隠れて研究員が入口を開けたところで素早く侵入。
謎の声の主はジガルデ・コアでまさに実験の真っ最中。
ビーム照射でエネルギー反応を調査しているようでしたが
ジガルデ・コアの力か機械が爆発、停電。
何らかの力でハリさんに呼びかけ、停電の隙にハリさんが動きます。
ハリさんは何故か発光し、異常に疲れた様子ですが
つるのムチで牽制しつつジガルデ・コアを奪取。
更には通気口からジガルデ・コアを逃がすことに成功。
どこぞのハリマロンとは大違いですね(
しかしその後ぐったりとしてしまいました。

場面はアランの10人抜きに。
7体目、8体目が省略され、9体目のメガカイロスを撃破したところから。
メンタル状態が宜しくない状況に思えますが
相性の良い相手ばかりということもあってか勝ち続けてます。
そして10人目は四天王のパキラ。
「ズミ君には負けたそうね」
「あの時とは違う!おれには守るものが増えた!」
これに言葉を返さず、ヘルガーを繰り出しました。
フラダリとダイゴも観戦に戻ってきますが(先ほどの部屋とは別の場所)
マノンが見当たらない事からダイゴは探しに席を外しました。

先にリザードンメガシンカしてかえんほうしゃを放ちますが
もらいびで炎を吸収されてしまいました。
返す刀でメガシンカ。メガストーンは首輪に
キーストーンはネックレスで首から外して行いました。
メガヘルガーになってまずかえんほうしゃを返しますが
もらいびの影響で明らかにリザードンより火力が強いです。
しかし炎1/4ということでこれを受け切りました。
空中からの攻撃を狙いますが、スモッグを纏わりつかせてきます。
これをかえんほうしゃの力技で振り払ってはがねのつばさで反撃。
しかしツノで弾き飛ばされ、かみくだくで地面に叩き付けられ
ヘルガーマウントポジションを取られてしまいました。

メガシンカで『最強』目指してるそうだけど、アナタにとってメガシンカってなぁに?」
「なぜそんなことを聞く?」
「アナタに興味があるのよ」
リザードンかえんほうしゃ!」
「答えて貰えないのかしら」
「強くありたいだけだ。リザードンと共に!」
「強いポケモンなら沢山居るわ。何故リザードンでなくちゃいけないの?」
「おれはリザードンと一緒に歩いてきた。共に戦い、共に同じ場所を目指してきた!
 おれはこいつを信じている!」
「真っ直ぐだ事・・・代表が気に入る訳ね・・・あくのはどう!」
かえんほうしゃでマウントを解除し、2体がじりじりと牽制しながらの会話。
原作でもそうですが、パキラは比較的お喋りな面があり
更には会話で油断を誘うという意図もあるでしょうか。
言及はされませんでしたが、冒頭のもらいびも一種の心理戦。
もらいびを見せる事で炎技が撃てなくなる(実際はメガシンカで特性が変わっている)ということですね。

あくのはどうはドラゴンクローで切り裂きますが
そのドラゴンクローにかみくだくを当てられて相殺。
かえんほうしゃの同時指示からいつもの爆発が発生しました。
爆発後はヘルガー有利の状況のようでしたが
最後の最後でブラストバーンを発動。
ゴリゴリのゴリ押しでヘルガー戦闘不能
10人目のパキラに勝利して10人抜きを達成しました。
「っとに憎たらしいトレーナー!憎すぎてむしろ好きよ」
パキラ勝利後の台詞は原作台詞まんまでした。
パキラとフラダリに祝福されつつ、勝利の余韻に浸ります。
メガシンカポケモンだけでは出来ないということだ」
「はい、おれ達トレーナーも大きな覚悟をするものだと気づきました
 感謝します!これでおれの『大切なもの』全てを守ることができます!!」

一方のハリさんは昏睡状態で搬送中。
どこに向かっていたか定かではありませんが、マノンが奪還。
ダイゴも合流したことでひとまず研究用に回るのは防ぎました。
施設内のポケモンセンターにて治療を行い、プラターヌ博士も合流。
ジョーイさんによる容態の説明が行われますが、原因不明の昏睡状態。
何故こうなったかもハリさんの単独行動なのでマノンにも分かりません。
更には責任者としてフラダリも登場。
原作とは異なりフラダリとプラターヌ博士は初対面でした。
マノンがフラダリに泣き付き、フラダリは「ハリマロンは任せろ」と語りますが・・・
その光景を1人角から見ていたアラン。
いわゆる『闇堕ち』の表情でこの場を去っていきました。

ハリマロンを目覚めさせるにはメガシンカエネルギーのシステムを
 1日も早く確立する必要がある・・・」
「おれがやります!ハリマロンを助け、マノンの笑顔を取り戻すためにも!!」
フラダリとそんな会話とした後再び旅に出るアラン。
しかし闇堕ちの関係か目つきが悪くなってしまいました。
道中人形使いメガシンカトレーナーに絡まれ、戦うことに。
使用ポケモンは(メガ)ジュペッタでした。
キーストーンは人形の首に、メガストーンは描写されませんでした。

「ホントあなたって人は」
「何がだ」
「あんな純粋な男の子捕まえて・・・イケナイ人。」
「何も嘘は言っていない」
「まあいいわ。あの子を好きな理由は解ったしね・・・」
フラダリとパキラの『正体』を知らないと意味が分からない会話。
XY&Zでも明かされるため大体の視聴者は分かるんですけど。

「(待ってろマノン・・・ハリマロンはおれが必ず助ける!
 だからもう1度おれの前で・・・笑ってくれ!!)」
これまでの描写を見るにリザードンに言った『考えている事』は『守る事』でしょうか。
そして思ったよりラブコメな展開になりましたね。

メガシンカを巡る人とポケモン達の物語・・・
 『戦うもの』(アランとリザードン
 『祈るもの』(マノン)
 『極めるもの』(ハリマロンを病状を研究するプラターヌ博士
 そして『世界を変えるもの』(フラダリ、やっぱり声が同じなので自演臭が凄いですw)
 遠からぬ未来、人類とポケモンの絆が試される!」
逃げ切ったジガルデ・コアの影がジガルデ50%フォルムになってTo Be Continued
『共に歩むものたち』であるサトシたちと『深き緑の目』ジガルデ・コアが合流するXY&Zに続きます。
30分しか枠が無いことから『10人抜き』はダイジェストでパキラ戦がメインなのは目に見えていた話。
あとはジガルデ・コアをどう逃がすかでしたが、ハリさんが有能過ぎてあっさり。
加えてアランのフレア団化も必要でしたが、これをハリさん(マノン)を人質に取ることで達成(偶然でしたが)
これがメインになったこともあり、予想以上にラブコメな展開となりました。
最強メガシンカは総じて冨岡脚本。
ケンタとマリナ(ライコウ雷)やコトネとカズナリ(DP)のように
外伝キャラでラブコメするのが好きな人ですね(

ただ、予想していたマノンの合流が完全に外れ。
むしろサトシかショータを介してダイゴが合流しそうな流れですね。
サトシたち+ショータ(メガシンカ使い?)+ダイゴ(メガシンカ使い)+プラターヌ博士メガシンカ使い)・・・あれ?強すぎね?(

他に気になったのは今回の時系列。
ホウエンの事件の直後のようでしたが、サトシ側では少し前の出来事のようでした。
今回もプラターヌ博士が度々移動しているので何とも言えないんですが
日時計の調査、マノンの事件がどういった時系列になるのかが解りにくいですね。
ジガルデ・コアの件もありサトシ達の時系列は放送順で問題ないんですが・・・
まあ気にする程のことでもないでしょうか。