2話連続でポケモンセンターからスタート。
今回は道路途中のポケモンセンターのようです。
ボックス席でランチの感想中のサトシ達に対し、セレナは1人離れてプリンセスキーを眺めます。
「あと2つ・・・プリンセスキーを手に入れれば・・・ッ!」
気合が入ったところでバトルフィールドで新しいパフォーマンスの練習。
しかし、はりきり過ぎたのかヤンチャムのストーンエッジがテールナーにヒット。
幸いダメージは少なかったようですが、装備品の枝が折れてしまいました。
サトシ達も合流しますが、テールナーの落ち込み具合は尋常じゃありません。
原因を作ったヤンチャムが耐えかねて小枝を探して持ってきますが
テールナーはそれじゃないとばかりに首を横に振ってしまいます。
ならばとサトシ達も総出で枝を捜索。
10本以上を並べるも、テールナーのお眼鏡には叶いませんでした。
更にはテールナーが飛び出して行ってしまいます。
セレナとヤンチャムはテールナーを追いかけ
サトシ達は枝探しに戻ります。
そしてこの様子を窺っていたR団。
コジロウがこの件についていつもと違う反応を見せます。
「全くもうッ・・・」
「何怒ってるのニャ?」
「だってそうだろ?みんな何故テールナーの気持ちを分かってあげないんだ!
テールナーにとってあの枝に変わるものなんてあるはず無いのに!!」
「あーら、コジロウにはテールナーの気持ちが分かるっての!?」
「もちろん!物に拘るマニア心に人もポケモンも違いはない!!」
ここでまさかのコジロウ少年時代の回想。
昔から少年コジロウも中の人は同じですが、流石に辛くなってきましたね
内容は大事な王冠コレクションをママンに捨てられてしまったというもの。
「あの汚い王冠は捨てたわよ」
と声だけながらコジロウのママン(CV:兵藤まこ)がDP153話以来の再登場となりました
(5年8か月振りだそうです)
そんな回想をしながら号泣するコジロウ(ヒロインより泣いてないかなこの人)
ムサシとニャースは呆れ気味といつもと違う構成となりました。
ともあれ、マニア心が分かる同士とコジロウが立ち上がります。
一方のテールナー。
「他のじゃダメなのはなんで?」とセレナが聞くとまた逃げ出してしまいます。
そこへ現れたのがコ・・・コダワリさん(コジロウ)
状況は見ていて知っているんですが、会話を自然に進める為枝が折れた話を聞き出します。
「物に拘るには深い理由があるものです」
というコダワリさんのアドバイスから
「この枝から繰り出す技でカロスクイーンに絶対なるわよ!」
と約束したことを思い出します。
コダワリさんの介入もあってテールナーと仲直り。
枝を治す方向で考える事となりました。
「(やっと分かってくれたようだな・・・)」
ポケモンセンターに持ち込みますが、もちろんポケモンじゃない為治せません(
しかし、『木の名医』であるジンゴロウさんを紹介してくれました。
この町に居るとのことで、早速訪れることに。
ジンゴロウさんに枝の修復をお願いしますが、簡単には受けて貰えず。
『強い思い』を見せてくれということで
テールナーとジンゴロウさんのエルレイドでバトルを行う流れになりました。
ポケモンセンターで行先を聞いてサトシ達も合流。もちろんコダワリさんも居ます。
セレナに事情を聞き、バトルとなった流れの説明を受けました。
しれっとシトロンが審判となってバトル開始。
今回はモンスターボールの紋章が燃え上がるエフェクトからカットインとなりました。
テールナーの初手は珍しくひっかく。
エルレイドが接近戦に強いこともあってかあっさり避けられてしまいます。
「どうしてかえんほうしゃを使わないんだろう」
「枝が折れているから炎の攻撃は使い難いのかも・・・」
というサトシの言葉に枝を折った責任を感じるヤンチャムですが
「心配すんな!そんなことで負けるテールナーじゃないさ!!」
今回のサトシはフォローも完璧です(
続けてひっかくを放つも、タイミングを読まれてきりさくを被弾。
しかしまだまだ体力は十分。続くサイコカッターを避け切ります。
とここでピカチュウにいつもの網メカが投下されます。
バトルに集中していたはずが驚きの反射神経で回避する辺りピカチュウも凄いことになってます(
「(まさか・・・ムサシ達の仕業か・・・?)」
「何なんだ!?」
「何なんだーと言われたら」
「・・・」
「(ったくコジロウ、いい加減に目を覚まして!)」
「(ええい・・・仕方がない!)
クルクル・・・とう!」
ということで、乗り気じゃないもののコジロウも変装を解いて合流。
改めて「何なんだーと言われたら」から通常口上となりました。
躊躇いを見せるコジロウから網メカを奪い取り、ピカチュウを狙うムサシですが
その前に立ちはだかったのはなんとセレナ。
「アンタ達の相手をしている暇はないの!サトシ、手伝って!!」
とヤンチャムのストーンエッジを飛び石に炎を放つコンビネーション技を披露します。
「今の見たか!?」
「ええ・・・偶然かもしれませんが、だいもんじという技に見えました!」
ということで、新技を習得したのでR団はお役御免。10まんボルトで吹っ飛ばします(
「見事な新技だテールナー!
そのやる気を買って枝を治してくださーいジンゴロウさーん!!」
「枝なんてどうでもいいのよ!!」
「今日はなんだかいい感じー」
「お人よしにも程があるのニャ・・・」
「嫌な感じー」「ソナンスー」
「ジンゴロウさん、バトルを続けてください!そして枝を元通りに・・・」
「お嬢ちゃん、その枝は持ってきた時からもうワシには治せない状態だったんじゃ・・・
テールナー、キミはもう分かっているね。何故ワシがバトルさせたのか。
いいかい、道具を大事にする気持ちはとても大切だが
何事も拘り過ぎるのはあまり良い事ではない。
折れた枝でかえんほうしゃを撃とうとし、だいもんじになった。
偶然とはいえ『強い思い』があったからこそ、あの枝で出せた。
今見せてくれたような『強い思い』があるのならきっとどんな道具でも使いこなせるはずじゃ!」
テールナーも納得し、ヤンチャムが四次元ポケットから新しい枝を差し出します。
「テールナー、折れてしまった枝で約束したカロスクイーンにはなれなかったけど
次はヤンチャムのくれたこの枝に誓いましょう!
私たちは次のステップに行かなきゃ!
私たちは、カロスクイーンになるの!!」
ということで、枝を新調することに。
セレナがリボンを付けて柄のようになり、かなり武器っぽくなりました。
枝を新調した事もあり、試し打ちも兼ねてバトル再開。
とはいえ、サイコカッターを避けてだいもんじを当てたところでそこまで。
もちろん特防の高いエルレイドはまだ戦えますが
枝を変えてテールナーが吹っ切れた為続ける必要がないということですね。
折れた枝はジンゴロウにより植えられ、新たな人生を歩むことに。
散々炎ぶっ放したし燃料にしかならないかと思いましたが、流石は『木の名医』ということでしょうか(
カロスクイーンになったことを報告すると折れた枝に約束して次回に続きます。
テールナーをメインとした回ですが、コジロウが関わるという非常に珍しい組み合わせでした。
ちなみにコダワリさん=コジロウはサトシ達にバレてなかったようで
また肩入れの為出番があるかもしれないですね。
ヒコザルの時等(こちらはR団全員でしたが)
肩入れする時は真剣に肩入れするため
トライポカロンでテールナーを応援するコジロウの姿が見られるかもしれませんね。
・タイトルコール前のカットインはセレナ。コールも予告と同じくセレナだけでした。
・アイキャッチはジンゴロウさん(CV:糸博)で正解はエルレイド。ゲスト声優のアイキャッチは実に8話振りでした。
・オーキドコーナーは今回も映画のみどころ。たつまきのシーンはバラさないほうが・・・
・次回は三人組では最後となるトロバ単体登場回。カメラキャラを活かしてファイヤーの撮影に挑みます。
・トロバのリザードやファイヤーとバトルするのはヒノヤコマ。ファイヤーとの戦いでは進化の兆しが・・・?
・予告はサトシとヒノヤコマに加えてトロバも登場。
・締めはまさかのトロバ。「みんなもポケモン、ゲットだよ!」とやっぱりありきたりでした(