シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

第78話「ピカチュウ・ザ・ムービー1時間スペシャル」

色々と特殊な回なのでまずはその辺りの補足から。
まず『1時間スペシャル』とありますが、前半はスカイリレーで30分。
後半の30分が『ピカチュウ・ザ・ムービー』となります。
また、正式なサブタイトルは4つあります。
形式的にはジ・オリジンという前例がある為、書き方を流用してみます(

1時間スペシャルの後編ということでOPがない特殊な放送形態。
アバンパートに当たる部分は映画のクライマックスの撮影シーン。
サトシがピカチュウにうっかり指示を出すNG。
リテイクの「よーい、アッ!!(アクション)」でCM入りとなりました。

ピカチュウはスター!?映画デビュー!!」
サブタイトルが4つあるという特殊な形式上、タイトルコールも特殊。
いつもとは異なり映画のフィルムの一部の様な専用背景でのコール。
1つ目のタイトルコールはサトシでした。

森の中を進んでいたサトシ達。
その途中で沢山のピカチュウ達がダンス?している広場を発見。
まずはサトシのピカチュウが挨拶。
「ピーカー、ピーカピカー!!」
(みんなー、こーんにちはー!!)といったところでしょうか。
その光景に沢山のピカチュウの持ち主である老人が反応。
「あれは・・・しなやかな動き・・・
 あのバランスの取れたボディ!
 一瞬にしてこの場のピカチュウ達を自分のペースに巻き込んでしまった・・・
 凄いスター性でちゅう!」

「カットカットー!」と割って入ってきた老人。
自己紹介すらしないうちにサトシのピカチュウを映画の主役にすると言い出しました。
そしてサトシのピカチュウにほっぺすりすり。嫌がられて10まんボルトを浴びました(
ピカチュウ御殿に案内され、改めて自己紹介。
(自称)ピカチュウを世界で一番愛している老人はフランクというそうです。
加えてアシスタントの女性はジーン。
言及されませんでしたが「お爺ちゃん」と呼んでいるので孫でしょうね。
マグカップにクッションを始め、ピカチュウグッズがこれでもかと登場していますが
このほとんどが実在する商品のようで、ピカチュウって凄いですね(

サトシのピカチュウが主役ということで、当然サトシ達も手伝うことに。
ポケウッドを始め、手伝いながら何本も映画を撮っているサトシはもちろん
規模は小さいながら他の3人もポケビジョンを2本撮っている為、助っ人としては十分ですね。
『アクションスター達』と称されて出てきたのはおきがえピカチュウの5仮装全て。
1度に5体を所有するにはORASを(カイナシティまで)5周する必要があるので相当な(ピカチュウ)廃人ですね(
ちなみにORASでは全て♀で尻尾に黒いハートマークがある特別仕様なんですが
アニメではハードロックとマスクドの2体の尻尾が♂のものに。
そして何より、5体ともCV:大谷育江。演じ分け半端ないです(
「彼は今回の映画の主役にピッタリなんでちゅう
 みんなで力を合わせてこの映画を完成させるでちゅう!」

そして脚本が(シトロンに)渡されますが・・・
「あの・・・この脚本、3ページしか書かれてないんですけど・・・
 これは・・・もしかして・・・」
「イヒヒ・・・まだ最後まで書ききってないでちゅう」
「やっぱり!!」
「あの・・・大丈夫なんですか?」
「映画を作るという熱意とピカチュウへの愛があれば大丈夫でちゅう!」
問題は山積みですが、ユリーカが「天才」と持ち上げちゃってさてどうしましょうか
「フフーン・・・よおーし、今こそ我が頭脳が未来を切り開く時!
 シトロニック・ブレイン、オーーン!!書き上げちゃいましょう!!」
シトロニック・ギアの変化パターン。メカではどうにもできない問題にはこう切り返しますか(

フランクとシトロンが2人でシナリオ作りに盛り上がる中、おきがえピカチュウとユリーカはソファーでダウン。
ユリーカに寄りかかるのかアイドルとマダムだったり、ドクターはメガネをかけたまま正座と細かいですね
もちろんデデンネはユリーカの膝の上で一緒におねむでした。
余ったサトシとセレナはジーンさんと会話。
お爺ちゃんは少し変わってるけどピカチュウへの愛は本物。
そんなお爺ちゃんの夢を叶える為にアシスタントをしているようです。
「ようし、絶対成功させましょう!」「ピーカー!」


「How to ピカチュウ・ザ・ムービー! よーい!アクション!!」
2つ目のタイトルコールはフランクさん(CV:高木渉
アバンパートでもそうでしたが、作中では「よーい!アッ!!」としか言わない為
タイトルコールでもその通りでした(

2つ目は撮影がメイン。
スモークやらエフェクトやらでポケモンを使うのはお約束ですが
背景をCG合成したりといった部分も説明。いつものことですね(
撮影に使われるのは本格的な機材。カメラもしっかりしたもので流石にポケウッドスターは使われず。
しかし、セレナがハンディカメラでメイキング映像を撮影。する名目でサトシの映像を・・・
ルチャブルピカチュウのスタント役をすることを説明しました。

続けて休憩中の映像。シトロンは相変わらずカメラが回ると顔が赤くなります(
そして監督インタビューということでフランクさんに質問。
「監督はどうしてそんなにピカチュウが好きなんですか?教えてください!」
体が悪くて病床に就いていた時も
サトシ達のような年齢で旅をした時も
結婚する時もピカチュウと一緒。
そして年を重ね、結婚相手が亡くなり絶望した時も一緒とのこと。
「わしはピカチュウにいっぱい笑顔を貰ったんだ
 だから貰った笑顔を映画を通して世界中の沢山の子供たちに届けたいんでちゅう」
口調やら3ページだけの脚本やらで軽い感じにフランクさんですが
ピカチュウに対する愛は紛れもない本物ですね。

挿入歌『ゲッタバンバン』と共に撮影はクランクアップ。
CG合成や音入れの編集作業へと入ります。
珍しいことに声優さんがアフレコする様子が描写。
挿入歌の裏で声こそは入りませんでしたが、ピカチュウ役の大谷育江さんと
シトロン役の梶裕貴さんがモデルだそうです。
もちろん声を当てている映像はピカチュウに対してですね(
サトシ、セレナ、ユリーカもゲスト登場でアフレコ。
一方のシトロンは専ら編集、編集、編集でした(
「出来たでちゅうーーー!!!」


「迅雷のヒーロー!スーパーピカチュウ!!」
3つ目もタイトルコールはフランクさん。
今回撮った映画のタイトルといったところでしょうか。
こちらは試写会ということで映画館の背景でした。

映画はフランクさんがナレーション。
ピカチュウ達が作ったピカチュウ達の平和な町、『ピカチュウランド』が舞台。
「20周年おめでとうー!」(CV:セレナ)
「夢のようね」(CV:ユリーカ)
映画の中でのピカチュウ達は喋るようで、セレナとユリーカの台詞でした。
ちなみにポケモンに20周年は来年。あ・・・あれ?(

そこへオープンカーでやってきたのはマスクド(CV:石塚運昇
「このランドは俺様が仕切らせてもらう!」とショッカー風ピカチュウを連れて登場します。
まず立ちふさがったのはドクター(CV:林原めぐみ)とハードロック(CV:三木眞一郎
しかしショッカー達の電撃であっけなくやられてしまいます。特性は言わない約束
そこへ現れたのは“迅雷のヒーロー”スーパーピカチュウ(CV:大谷育江
「悪さはこのわたしが許さない!」
『ハンサムのテーマ』のアレンジで仮面ライダー風にショッカーを一掃。
しかし、アイドル(CV:かないみか)とマダム(CV:伊東みやこ)が人質・・・ピカ質に取られてしまいます。
電撃を受けスーパーピカチュウはダウン。マスクドにも逃げられてしまいました。
「こいつらを返してほしかったら1人であの岩山の頂上までやってこい!必ずお前を倒してやる!!」

ヒーロー物のお約束で1度やられ、ケガをおして行ってしまいます。
「皆!後を追おう!」
「あたし達が行って何が出来るの?」(CV:サトシ)
「確かに俺達にはスーパーパワーや空を飛ぶことは出来ない!
 けど、このランドを守ってきた力が!『団結』という力がある!!」
一方のスーパーピカチュウは1人で行くも、ショッカー達に囲まれて大ダメージ。
「逃げて!スーパー!」「私達はいいわ!」
「そんな訳にはいかない・・・この身がボロボロになろうとも・・・わたしは絶対に諦めない!!」
しかし、膝をつくスーパーピカチュウにマスクドの強烈な電撃が迫るッ!

もちろんこれを止めるのハードロックを中心としたはピカチュウランドのみんな。
最後は「団結だロッケンロー!!」とみんなの一撃で
マスクドを「覚えてろー」と良く見た光景とします(
アイドルとマダムを救出し「ではわたしはこれで」と去っていくスーパーピカチュウ
「スーパーピカチュウとみんなの勇気によってピカチュウランドは守られた
 そしていつまでも、いつまでも平和で暮らしたのだった・・・」
fin

「フランク監督のピカチュウ映画はついに完成した!
 ピカチュウへの愛がたっぷり詰まったこの作品は
 多くの子供たちを笑顔にすることだろう・・・
 いやー、映画って本当に良いものですねー
 それでは皆さん、さよならー、さよならー、さよならー・・・?
 続く!!」
映画ネタではお馴染みの水野晴郎の決め台詞で閉め。
どれぐらいお馴染みかと言うとBW2のポケウッドにも居るぐらいお馴染み。
無印69話やAG86話も映画の話なんですが、どちらも使われていたような記憶があります。
ルークの時は・・・えーっと・・・


ピカチュウのドキドキNG大賞」
4つ目のタイトルコールはフランクさんとセレナの2人。
メイキングを撮影した功績もあってかセレナも読むことが出来ました。
背景はフランクさんとシトロンとのシナリオ作りで登場したラフ画?でした。

レオ・ザ・ライオン(って言うらしいですね)のパロディが怖すぎるピカチュウからスタート。
最初から『ゲッタバンバン』が流れますが、2つ目のと違いインスト版でした。
「ゆめのようね」を言えずNGを連発したユリーカがツボに入ってセレナもNGを出したり
オープンカーがジャンプに失敗して池ポチャしたりと定番のNGからスタート。

NGだけでなく、セレナのメイキング映像も登場。
フランクさんやジーンさんの紹介映像も入りました。
ジーンさんに対抗したユリーカがピカチュウと自身をメイク。
「どうしてそうなるの・・・?」
脚本担当のシトロンはカメラが来ると相変わらず真っ赤。話が出来ません(
「おジャマしました・・・」
雑用係に回されたサトシ。ルチャブルのスタント衣装が逆さでした(

NGに戻り、スーパーピカチュウが決めのシーンで石に躓いてアニメのように転倒(※アニメです)
スモークを焚き過ぎて画面が真っ白になったり、
スタントのルチャブルが決めで喋ってしまったり。
最後はスーパーピカチュウが釣り糸でぶらーんとなるNGでした。

「「おしまい」」
・特殊な話ということでアイキャッチもなし。おきがえピカチュウが5種類しか居ない事情もあるでしょうか。
ニャスパー回に続いてお婆さんが亡くなっている回。こわいイエといい、妙に死人が多いシリーズですね・・・
・各シリーズで1回はある露骨な映画推し。過去の例に漏れずしっかりと映画前の放送となりました(
・脚本は劇場版の長編でお馴染みだった園田英樹。今年は短編を担当することになった縁かシリーズ2度目の脚本となりました。
・オーキドコーナーはおやすみ。映画の情報をポケテレから中川翔子があらすじを紹介。
・続けて『激レア情報』と称してゲスト声優陣の茶番劇をお送りしました(
・次回は原作にもあるボール工場での攻防戦。ピカチュウVSニャースのサブタイは今更感と新鮮味が同時に味わえます(
・予告はサトシとシトロン、そしてR団が登場。
・タイトルはサトシが、閉めは「みんなもポケモン」までサトシが、最後はR団で「「良い感じー」」でした。