シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

第74話「クノエジム戦!美しきフェアリーの罠!!」

「クノエジムジムリーダー、マーシュの強さを目の当たりにしたサトシ達。
 フェアリータイプの使い手マーシュに対してサトシはどう立ち向かうのだろうか
 いよいよ6個目のバッジを賭けた戦いが始まる!!」
前回で前振りも済ませ、いざ本番のサトシのジム戦。
今回はショータも観戦。他人のジム戦を見るのも初めてだとか。
「フェアリータイプの対策は出来ていますか?
 昨日のバトルを見る限り、マーシュさんのバトルはあまりにも未知数ですけど」
「もちろんしてないぜ!」
サトシの爆弾発言に当然不安を感じるユリーカですが
セレナがサトシを徹底的に上げてそんな不安を解消。
もっとも、バッジ49個の大ベテランに小娘の不安が伝染することもないんですが(

「ようこそお越しやす」とふりそで4人による丁重なお出迎え。その手のお店かな
「ジム戦をお願いします!」と伝えると無言で階段への道をご案内。
『最終兵器、射出(Y)』の禍々しい曲でいざバトルフィールドへ進みます。
シトロン達はもちろん観客席。ショータはキモリを出して見学による経験値を稼ぐ腹積もりです(
前回と同様審判はキリカ。他のふりそで3人もジムリーダー側の観客席で盛り立てます。
そしていよいよマーシュが入場。
四方の壁の大型ビジョンで花びらを散らせての登場という大変電気代のかかる仕掛け。
残念ながらシトロンはジム戦に気を取られていて反応出来ませんでした(
「バッジをいくつお持ちやの?」という質問に「今は5個です!」と嘘を付くサトシ。
まあ当然『この地方の』と聞き直す羽目になるのでこれが自然な会話なんですが(

今回は使用ポケモン2体のルール。
原作のポケモンはタイプが変更された旧ポケ(かつバリヤードはサトシとも馴染み深いポケモン)なのと
サトシの手持ちが4体で半分が出場できるといった感じの理由でしょうか。
そしてマーシュの1体目は原作切り札のニンフィア
サトシとしても1度負けているポケモンですね。
マーシュがポケモン語を披露したところでサトシの1体目。
フェアリー技を半減できる上にはがねのつばさを持っている、最も相性の良いヒノヤコマを出しました。
今回は花びらの混ざったエフェクトが流れながら「それでは、試合開始!」でカットインが入りました。

サトシの先手は効果バツグンのはがねのつばさ。あっさり当てて幸先の良いスタート。
返しのチャームボイスを受けますが、つつくで反撃。
しかしリボンでクチバシを封じられ、ようせいのかぜが直撃。
更に地面に叩き付けられそうになりますが、ニトロチャージでリボンに火をつけて強引に解除。
最後はギガインパクトはがねのつばさの衝突に打ち勝ってニンフィアがダウン。
マーシュに言及されてからキリカが戦闘不能のコールをしてまずサトシが1勝を取りました。
サトシには珍しいセオリー通りの戦いでしたね。

続くマーシュの2体目はシュシュプ
しかし前回見たのはマジカルシャインのみ。戦略は未知数です。
例によってヒノヤコマを続投させ、はがねのつばさを放ちますが
浮いてかわされトリックルームを使われてしまいました。
「これがトリックルーム・・・」
フェアリータイプのジムでエスパータイプの技。
虫タイプのジムで氷のフィールドになったり、岩タイプのジムでりゅうせいぐんを撃たれたり
この地方のジムはもっと自分のタイプを自覚した方が良いと思います(
トリックルームに困るのはポケモンも同じ。
まずはヒノヤコマを落ち着かせますが、技の指示はニトロチャージ
「ダメだっ!」とシトロンが叫びますが、時すでに遅し。
ニトロチャージには、スピードを上げる効果があります。
 でも、トリックルームの中ではスピードが速ければ速いほど、逆に遅くなるんです」
「じゃあサトシはそれを知らないで・・・」

元々のスピード差に加えてシュシュプは回避が得意。
ニトロチャージはカスりもせず、それでもサトシはニトロチャージを指示。
しかしシュシュプマジカルシャインがモロに入り、トリックルームの天井に叩き付けられます。
起き上がるも、サトシの指示は相変わらずニトロチャージ
続くジャイロボールに対してもニトロチャージを指示し続けます。
「サトシはどういうつもりなんでしょう・・・」
「何か考えがあるのかもしれません」
流石に馬鹿の一つ覚えにしては頑固すぎるので『企み』を勘ぐられます。
「(耐えてくれ、ヒノヤコマ。チャンスは必ず来る!)」
そしてニトロチャージの指示が5回目になった辺りでトリックルームが解除。時間切れですね。
サトシはここぞとはがねのつばさ指示。
トリックルームの時間切れ狙いの為に積んでおくという高等技術でした(
しっかり当てることは出来ましたが、空中で当てただけで致命傷にはならず。
返しのムーンフォースを受けてヒノヤコマがダウン。
ニンフィアの時と違いキリカは即座に戦闘不能のコールを行いました(

らしくない戦術ながらトリックルームを攻略したサトシ。
しかし、残るポケモンはフェアリー等倍以上。同じ手は使えません。
「どうやってシュシュプを攻略すれば・・・」
そんなショータの心配をよそに、サトシが繰り出したのは最も相性の悪いルチャブル
ルチャブルは格闘と飛行タイプ・・・シュシュプに格闘技はこうかはいまひとつなのに・・・」
「それでもサトシは選んだ・・・」
ルチャブルにどんな閃きを託すのか・・・」
ルチャブル、カンバレー!」
からてチョップはふわふわとかわされ、再びトリックルーム
ルチャブル、落ちつけ。これが今日のリングだ!」
戸惑うルチャブルに対してサトシは『リング』という単語を使って鼓舞します。
しかし効果バツグンのムーンフォースを受け、更にトリックルームの壁に叩き付けられるルチャブル
スピード型のルチャブルには最悪の状況です。

「チャブン・・・チャブチャ!」
「ああ、強いぜ!」
(効いたぜ・・・強いな!)ってところでしょうか。
通訳なしでの会話にマーシュも突っ込まずにはいられません。
「サトシはんもポケモンと話せるん?」
「話せるっていうか、何となくですけど感じるんです。こいつらの言ってる事を」
「ピカピカ!」「チャーブ!」
ニャース不在のBWでは自然な光景でしたが、やっぱり普通じゃないですよね(
一応ポっと出の設定ではなく、ヒヨクジムなんかでも理解してました。
そして指示した技はポっと出のシザークロス。しれっと新技を使いました。
「シザークロスって・・・虫タイプの技も効果はいまひとつなのに・・・」
シュシュプにかわされ、シザークロスがトリックルームに直撃。
この様子を見てサトシが顔色を変えました。
「あれあれ・・・また何かを企んではるんやろか・・・」

ルチャブル!相手の技を受けるのがお前のバトルスタイルだ!!
 シュシュプの動きを良く見て、食らいつけ!!」
「面白い子やなサトシはん。ほな見せて貰いましょか・・・ジャイロボール!!」
そのジャイロボールに食らいつき、回転を吸収。
トリックルームの壁を蹴ってロープのように反転。
横回転を加えてシザークロスを撃つことを指示。
シュシュプマジカルシャインで迎撃しますが、マジカルシャインを切り裂いての攻撃。
挙句トリックルームを破壊、解除してしまいました(
「こんなシザークロス、見たことありませんよ!!」
大丈夫だショータ、みんな見たことない(

「例えフェアリータイプに効果はいまひとつでも、
 エスパー技のトリックルームには虫タイプの技は効果バツグン!
 サトシはそこに賭けたんだと思います!!」
「サトシ・・・凄い」
「あれがサトシの戦い方なの」
「いっつもそんなのありー?ってことをね」
「ボクにも・・・出来るかなぁ!?」
徹底的なまでのサトシ上げ。今シリーズのサトシの評価高過ぎませんかね(

トリックルームの破壊には成功しましたが、シュシュプはボロボロながらまだ戦える状態。
ルチャブルのテーマが流れて完全に勝ちのムードではありますが、トドメを差す必要があります。
無回転のフライングプレスをあっさり当てるも空中でトドメにならず。
距離を取られてムーンフォースを撃たれますが、かわしてとびひざげり
今度はジムの天井に叩き付ける形となり、粘ったシュシュプもついにダウン。
最後は(マーシュの無言の圧力がありましたが)キリカがしっかりと戦闘不能のコール。
ルチャブルの、そしてサトシの勝利となりました。
ちなみに今回も勝ったルチャブルがサトシに抱き付く構図。
最近のジム終わりはずっとこうですね。

「あんなあ、ポケモンと気持ちが重なり合うのってポケモン勝負で追い込まれた時なんよ。あれってなんなんやろね?」
「うーん・・・わかんないけど・・・なんか、わかります!」
謎が謎呼ぶ謎の会話。
ジムリーダーだから許されている節がありますが、マーシュも不思議ちゃん。
サトシとは不思議キャラ同士気が合う部分があるのかもしれませんね(
ともあれ、6つ目の、通算だと50個目のバッジ『フェアリーバッジ』をゲット。
今回も「ゲットだぜ!」はピカチュウのみでした。
最後はショータが新聞記者のようにサトシに詰め寄り、質問攻め。
周囲が苦い顔をする中、「帰ってバトルしようぜ!」と次回に続きました。
ニンフィアは正攻法で破り
DP185話(コウヘイ戦)で遭遇済みのトリックルーム
「サトシ覚えてないのかよwww」というネットの話をフェイクに使っての攻略。
実際ゲームでも時間切れに備えておいかぜ、なんてのも有りますもんね。
加えてトリック“ルーム”という技名から“部屋”を作りだし
壁や天井を使った立体的な戦い方というのも予想外でした。
もちろん、トリックルームをぶち破るなんて予想出来る筈もなく。
サトシは追いつめられるほどの劣勢にはならず、貫禄勝ちと
終始予想外のジム戦でしたね。
・タイトルコールはカットイン、コール共にサトシ。これで4週共異なるカットインとなりました。
アイキャッチはふりそで4人衆全員で「「ポケモンクイズ、正解は?」」。正解はシュシュプでした。
・オーキドコーナーは通常営業でラプラス登場回が登場回だけにロリショタの水着姿が映るアレな映像でした(
・オチは乗ろうとして頭突きを食らうというもの。れいとうビームじゃなかっただけマシですね(
・次回はショータとサトシの3本勝負・・・の前にショータのメモの捜索が入るようです。
・予告は今回もショータとサトシ。予告では終始メモの話でした。