あらすじ:ヌメルゴンの故郷へやってきたサトシ達。
特殊な『泉』を巡って争うフラージェスとヌメルゴン。
新技習得でヌメルゴンが勝つものの、暗躍するR団の攻撃で大きなダメージを負ってしまう。
介抱するサトシ達の下にアリアドスが襲い掛かり、ピカチュウ達が攫われてしまう!!
アリアドス達にゲコガシラとヒノヤコマで応戦するものの、
ヒノヤコマが一撃KOされ、連れ去りを阻止できず。
ヌメルゴンも応戦しようとしますが、回復しきれておらず。
幸いアリアドス達はそのまま姿を消しますが、サトシはそれを追おうと臨戦態勢。
そこへシトロンが防犯カメラの解析結果を報告。
視聴者には分かりきっていましたが、R団が関わっていることをようやく知ります。
敵もわかったところで一行はフラージェス達の居る『泉』へ。
ケンゾウさんは気になる事がある為遅れて行くそうです。
気になる事とはもちろん『泉』の水。
水位が下がっている事も不自然ですが、治癒効果も薄れているそうです。
そのことを調べ、サトシ達に遅れて『泉』へ向かいます。
一方で『泉』のフラージェス。R団や攫われたピカチュウ達も一緒です。
何よりフラエッテの回復をと『泉』に浸しますが、未だ回復せず。
『泉』の水が減っている為、そしてその犯人はヌメルゴン達だとR団が吹き込みます。
「安心しろフラージェス、俺達はどこまでもお前の味方だ」
「一刻も早くフラエッテが元気になるよう働くニャ」
「それになぁやつらはこいつら人質いや、ポケ質が居る限り手出しできないぜぇ?」
本っ当に今シリーズのR団は外道成分多めですね。
サトシ達は『泉』への道中カイロス、アリアドス達に遭遇。
説得を試みますが、聞く耳を持たず攻撃を仕掛けてきます。
痺れを切らしたのは珍しくシトロン。ホルビーとハリマロンで反撃します。
虫ポケモンが多いという事でセレナもテールナーを投入して参戦。
2人がここを引き受ける形となり、サトシとユリーカで『泉』へ向かいます。
『泉』にはピカチュウ達とR団は居らず、フラージェスが待っていました。
R団に吹き込まれた通りヌメルゴンとサトシを疑うフラージェス。
サトシも水位が減っている事、フラエッテの治療を行いたい事を瞬時に把握します(
しかしフラエッテの図鑑チェックを終えたところで『泉』どころか湿地帯の水全てが消失。
そこへ現れたのはもちろんR団。例によって通常口上から登場します。
「やっぱりお前達か!」
「フラージェスのバックに俺達が居ることに気づくとは、なかなか鋭いな」
「お兄ちゃんが見抜いたのよ!あんた達がヌメルゴンを攻撃したってね!」
「これもお前たちのせいだな!」
「その通り。『泉』のみならず湿地帯全ての水を1滴残らず奪ってやったわ」
「ジェ!?」「やっぱり!」
「フラージェスごめんねー。フラエッテがここ最近元気が無かったのはあたし達の仕業ー。」
「どういうことだ!?」
「あんた達ホント何にも知んないのね。フラージェスは病気のフラエッテの為にこの『泉』を奪ったのよ。
全てはフラエッテの為だったって訳。泣けるわねぇー。
でも、あたし達がぜーんぶ頂いたわ!」
「ポケモンの心と体を癒すここの水を売り出し、大儲けするのニャ」「ソーナンスー!」
「お前らって奴は・・・ッ!!」
というやり取りの後、煙玉投入から逃走されてしまいます。
そして浮上するのは巨大マンタインロボ。貯水タンク付きで超ゴツイです(
まずはシトロン達、ケンゾウさんと合流して情報の整理。
マンタインロボにピカチュウ達と湿地帯の水全てがあること
フラージェス達はフラエッテの為に湿地帯を奪ったことを説明します。
「ヌメルゴン、泉を取り返すぞ!俺を投げろ!!」
一切の躊躇いなく5m以上の高さはあるであろう上空までジャンプ。
「全く・・・何をしておる・・・死にたいのか!?」
(フクジさんの台詞汎用性あり過ぎです)
フラージェスもメガヤンマに乗って合流。
ヌメルゴンもりゅうのはどうの反動で飛び上がって合流に成功。
R団も振り落そうとしますが、スーパーマサラ人には効果がありません(
ヌメルゴンのりゅうのはどうで壁に穴を開けてマンタインロボに侵入。
ピカチュウ達の檻の前まで来ますが、異変を察知したR団と遭遇。
ヌメルゴン&フラージェスVSバケッチャ&マーイーカのダブルバトルとなります。
バケッチャのシャドーボールはソーラービームで打ち勝つフラージェスですが
マーイーカもサイケこうせんで集中攻撃。
これをヌメルゴンが体を張ってブロックしますが、回復しきれておらず膝を突いてしまいます。
ならばと今度はヌメルゴンに集中攻撃を試みますが、全体技のはなふぶきでまとめて叩き付けられます。
(ヌメルゴンにダメージが入らないのは言わない約束で)
更にこの衝撃でピカチュウ達の解放に成功。
あとはれいとうビームとソーラービームでいつものように吹っ飛ばすだけですね(
「「嫌な感じー」」「ソーナンス」「マイッカ」「チャッチャ」
ちなみにこの件においてサトシはフラージェスへは全く指示なしでした。
R団を吹っ飛ばすことに成功しますが、その際の衝撃でマンタインロボから水漏れが発生。
このままでは空中分解か墜落か、ということで脱出作戦へ移行します。
とはいえ、地上でこの様子を見ていた主にセレナの指示でメガヤンマが到着。
まずはピカチュウ達を1体目で脱出させますが、次が来る前に近くのパイプが破損。
フラージェスが落ちそうになり、ヌメルゴンが触手を伸ばして何とか掴みます。
しかし、続けて爆発が発生。ヌメルゴンも落ちてしまい、サトシも一切の躊躇いなく追って飛び降ります(
スピアー3体が受け止めますが、何せヌメルゴンだけで150.5kg。耐えられません。
最後はケンゾウの指示でみずでっぽうで勢いを殺して無事着地成功。
どこかで見た光景ですが・・・まあ王道なので仕方ないですね(
「サトシー!無事でよかった・・・」
「ありがとうみんな。本当にありがとう!」
セレナが抱きつきに行く勢いかと思ったけど、流石に無理なようです(
ちなみにマンタインロボはそのまま放置。どこかで墜落して甚大な被害が出たようです(
「完全に乾ききってしまいましたね・・・」
「このままでは花も草も枯れてしまう・・・美しい湿地帯が・・・ポケモン達の楽園が・・・失われてしまう・・・」
これに一躍決起したのはヌメルゴン。最終進化後初めてのあまごいで水を呼び寄せます。
更にはフラージェスのグラスフィールドも加えて湿地帯が復活。
フェアリータイプだしミストフィールドのほうが、と思ってましたがなるほどこういうことでしたか(
薄れていた癒しの力も復活したのか、フラエッテも復活。
フラージェスとヌメルゴンの手を取り、仲直りさせようとしますが、もうしてました(
元々の仲間と、フラージェスの仲間と、楽しそうにするヌメルゴン。
この光景にサトシは・・・
「みんな本当に楽しそう。もう安心だわ。ね、サトシ?」
「ヌメルゴン・・・お前はここに残れ。お前の暮らす場所はここだ。この湿地帯だ。そうだろ?」
「暮らす場所ってまさか・・・」「お別れなの!?」
「オレだって・・・オレだって辛いさ・・・でも
お前は強くなった。ヌメラの時と違う。
あいつらを守り、助け合い、仲良く暮らすことが出来る。お前が一番したかったことだ」
「そうですね・・・それが幸せなのかもしれません・・・
ヌメルゴンにとっても・・・ここのポケモン達にとっても・・・」
「例え遠く離れても・・・どんなときでも・・・なにがあっても・・・オレ達は友達だ。ずっと・・・ずっと・・・」
「忘れないわ・・・ヌメルゴンのこと・・・」
「絶対・・・ゼッタイ・・・ぜーったいに・・・」
「全く・・・ベタベタになっちゃったじゃないか・・・」
サトシに抱き着くヌメルゴンとそれで目元を隠すサトシ。
主な登場シーンを回想しながら、シリアスシーンお馴染みのBGM『エイセツシティ』で振り返ります。
女性陣は大泣きですが、シトロンは気丈に振る舞います。ちょっとキャラじゃないかも。
最後はデデンネがヌメルゴンに泣きつきます。この描写もなかなか来ますね・・・
ということで、サブタイトルの虹を背にヌメルゴンとお別れ。
ただ、モンスターボールから逃がす様子はなく、ケンゾウさんも居る状況。
DPのグライオンよろしく、リーグ戦で復帰なんてこともありそうですね。
ともあれ、最高戦力を湿地帯に残し、次回に続きます。
フラージェスと和解する手前、ヌメルゴンを残す意義が薄いなと思ってましたが
ヌメルゴンの意思を尊重して湿地帯に残していくという展開。
ミアレジムのバトルやらで麻痺していましたが、元々臆病な性格ですもんね。
先の通りリーグ戦での復帰ルートも残っている為、自然な別れだったかなと思います。
ただ、マーイーカとソーナンスで別れ未遂をやっていたのが響いてて
「良いんだ、俺のことは気にするな。お前はお前が幸せになる事だけを考えろ」
「だから付いていくんだ!コジロウとロケット団と一緒に居るのが一番幸せなんだ!!」(訳:ニャース)
「ソーナンス、あんたとはここでお別れよ。その子達とずーっと幸せにね」
「サヨナラしてきた」(訳:ニャース)
「ソーナンス・・・おミャーってやつは・・・」
「馬鹿よ・・・大馬鹿ッ・・・」
これをやっていた手前、ヌメルゴンがあっさり別れ過ぎちゃった感が否めないです。
とはいえ、ゲットからジャスト4か月で計画通り進んだであろうヌメラ編。
オンバットになるのかイーブイになるのか分かりませんが、次のゲットに期待ですね。
・アイキャッチはサトシで正解はヌメルゴン。素直に来たため予想はハズレでした(
・相変わらず命を投げ捨てようとするサトシ。少しは躊躇ってものが・・・(
・オーキドコーナーは特別前売券情報。一言ずつながら1体ずつ解説が入りました。
・次回はユリーカとニャースがつるで結ばれてえらいこっちゃする回。無印104話(オレンジ諸島)は流石に古すぎて覚えてませんでした(
・似たような回があった為、ユリーカは最初から疑ってかかるようです(
・予告はユリーカとニャースのみ。サブタイトルをニャースが、「みんなもポケモンキープだよ!」と閉めはユリーカでした。