シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

ポケモンコンテストライブ!解説 アピール参照技編

第4回は他のアピールを参照して点数を決定する技。
エキサイト・順番以外を参照する効果ももちろんあり、同じターンの他のポケモンのアピールを参照します。
得点、部門と参照する箇所は様々ですが、全てにおいて自分より前のアピールを参照します。
すなわち紹介する技は全て1番手だと特に効果を示さないという事となります。
(具体的には基礎点分しか得点が入りません)

解説において技の前に付いているのはそれぞれ技の部門となります。
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイドの技の表記を参考にしました。
また、RSEと挙動が異なる部分については太字で表記しております。

直前参照技◎◎◎1つ前の ポケモンの アピールの
上手さに 影響される
かたきうち
かまいたち
クロスチョップ
ゴッドバード
ソーラービーム
つじぎり
ドリルくちばし
はがねのつばさ
かえんぐるま
コールドフレア
フリーズボルト
ゆきなだれ
--きつけ
しおみず
ストーンエッジ
ドラゴンダイブ
ドリルライナー
めざましビンタ
ロケットずつき
直前のポケモンの得点が低ければ高得点になる技。
具体的には直前のポケモンの得点が2以下の場合6ポイント
反対に4以上の場合は0ポイントとなる技。
3の時、及び1番手で使用した場合は基礎点通り3ポイントとなります。
4ポイントというのは3ポイント技にエキサイトボーナスが乗るだけで達成できる数値。
直前のポケモンという事で妨害の影響もない数値を参照なので
個人的にはあまり使い勝手は良くない技かなと思います。

該当技は急所技と1ターン目に回避行動に出ない溜め技が主。
ただしリーフブレードブレイズキックは準専用技故か連続使用技に。
サイコカッターやシャドークロー等急所技でもこちらに分類されない技も多数あります。
加えてそらをとぶ等の回避行動を含む技は防御系の技に分類されております。
RSEと比べると技は増えてますが、かしこさ部門の技が消滅。
かわいさ部門の技も無いままとなっております。
2部門とも得点レースに走り難い部門なのに技が無く、
残り3部門は稼ぎやすいというのも扱いにくい一因となっております。

扱い難い技ながらアピールコンボは多く存在。
にほんばれ→ソーラービームはもちろんとして
あくび、あくまのキッス、うたう、キノコのほうし
くさぶえ、さいみんじゅつ、ダークホールねむりごな→めざましビンタ。
でんじは、はっけい、へびにらみ→きつけがアピールコンボ。
また、件のなかまづくり、なかよくする→めざましビンタに繋がります。
へびにらみ→きつけを達成できるポケモンドーブルしか居ないため
どれもこれも部門不一致で扱い辛いものが揃います。
使いやすいところだときあいだめ→ストーンエッジつじぎり、ドリルライナーがあります。
ちなみにきあいだめ→ストーンエッジ公式サイトで最初に発表されたアピールコンボだったりします。
アピールコンボは多いものの、部門が一致し難いのに加えてコンボ待機になる関係上撃つことがバレバレ。
要は前の人が3ポイント以上、出来れば4ポイント以上稼げば効果が希薄になる為
対CPUならともかく、ガチの対人戦で決めるのは難しいでしょう。


直前部門技◎◎1つ前の ポケモンのアピールと
タイプが 同じなら 気に入られる
-テクスチャー
テクスチャー2
ベノムショック
りんしょう
-じこあんじ
じこさいせい
シンクロノイズ
パワートリック
ミラータイプ
みらいよち
ゆめくい
-
『タイプ』とありますが、ノーマルや水等の『属性』ではなく、うつくしさ等の『部門』のこと。
1つ前のポケモンのアピールが使用技と同じアピールの場合6ポイントとなります。
当然、違う部門だった場合や1番手で使った場合は基礎点の2ポイントとなります。
エキサイトを考えると一致部門の技を使うのがセオリーなので技自体は非常に強力。
失敗した時のリスクも直前得点技より少ないため、扱い易い技と言えます。

ネックとなるのは技の部門が2種類しかない点。
RSEでは4部門に存在してましたが、今作ではうつくしさとかしこさの2部門のみに。
該当技はテクスチャーやシンクロノイズ、ミラータイプと
タイプに関係する技が心なしか多いです。
そんな中、汎用技のりんしょうの存在が光りますね。

先ほどと同じくあくび、あくまのキッス、うたう、キノコのほうし
くさぶえ、さいみんじゅつ、ダークホールねむりごな→ゆめくいがアピールコンボ。
見ての通りコンボ元の半数はかしこさ部門で繋げやすいアピールコンボですね。
どくガス、どくどく、どくのこな、どくびし→ベノムショックもアピールコンボ。
こちらは対角部門ということで使い勝手はそこまでではないでしょうか。
どくどくが汎用技ということもあり、ベノムショックを覚えるポケモン全員が使えるのがメリットですね。
単体でも扱いやすいながらアピールコンボも備えるという事で
うつくしさ、かしこさの部門では他部門の技を入れておきたいところです。


直前コピー技1つ前の ポケモンの アピールと
同じくらい上手くできる
--なりきり
ほしがる
まねっこ
ものまね
イカサマ
オウムがえし
きゅうけつ
スキルスワップ
スケッチ
よこどり
リサイクル
ウッドホーン
ドレインパンチ
どろぼう
『同じくらい』とありますが、直前のアピール+1のポイントが貰えます。
エキサイトボーナスやライブアピールによる加点が加わった後の得点を参照するため
自分が2番手で1番手のライブアピールが確定なんて場面でも優位に出ることができます。
それどころか一致部門だとエキサイトボーナスが加わって2ポイントの差を付けることも。
当然直前のアピールが低得点だとポイントを稼げないのと
高得点の場合次のターンは1番手という事で同種の技を連発できないのがネック。
緊張技に弱いという一面もある為、流石にこの技だけでは勝てないという事ですね。

RSEの該当技は全て据え置き。全体コピー技だった技も全てこちらにお引越しとなりました。
比較的教え技が多いのはおそらくは意図的なものだと思います。
RSEと同様に技の部門は偏っており、かわいさ、かしこさ、たくましさの3部門のみ。
この辺りの部門では直前コピー技に対する警戒が必要で
対人戦では確定していたライブアピールを見送るなんて駆け引きも出てきそうですね。

アピールコンボに関わるのはコンボ起点となるほしがるのみ。
ほしがる→ギフトパス、なげつける、プレゼントとなります。
どれも相性は良くも悪くもといったところなので
アピールコンボを決めるよりもコンボ待機になる技であるという事を覚える事となりそうです。


全体コピー技それまでの ポケモンのアピールと
同じくらいの アピールに みせる
デスウイング-ドレインキッスいたみわけ
ガードシェア
ガードスワップ
ハートスワップ
パラボラチャージ
パワーシェア
パワースワップ
ほごしょく
-
似たような説明文ですが、直前コピー技とは異なる効果。
直前のアピールだけでなく、自分より前のアピール全てを参照します。
その得点の合計を2で割った数値(切り上げ)が基礎点に追加されます。
こちらもライブアピールやアピールコンボに相乗りなんてことが可能な強力な技ですね。
同じく緊張技に弱く、連発が効きにくいのは同様ですが
2番手だと1番手の半分の点数しかコピーできない点には注意。
4番手で使った場合は3体の得点を足して2で割るという計算上まず得しかしません。
後手技と合わせて使うと非常に効果的と言えそうです。

先述の通りRSEにおける全体コピー技は全て変更されたため、該当技は一新。
スキルスワップ以外のスワップ系とシェア系とがズラリ並びます。
使い手は少ないものの教え技のいたみわけも含まれており
直前コピー技の多さもあってかしこさ部門は容易にライブアピールが取れないと言えます。
(ライブアピールをとってもコピー技であっさり追い抜かれる為)
一方で他の部門は技が少なく、うつくしさとたくましさ部門は技自体がありません。
かっこよさ部門もイベルタル専用のデスウイングのみとなります。
かわいさ部門もドレインキッスのみではありますが、
サーナイトラブカスORASで新規習得したポケモンも多数存在。
思わぬポケモンが使って来る為覚えるポケモンを見ておきたいですね。
(実際にマスタークラスではドレインキッスを覚えたラブカスが登場します。)

効果も強力ながら、アピールコンボにも対応する技があり
こらえる→いたみわけは特に強力。
後手技→全体コピー技と相性バツグンの組み合わせで16ポイントのカンストも狙えます。
こらえるは旧マシン、いたみわけは教え技で使い手が多いのも強力ですね。
パラボラチャージは特殊な技で、コンボ起点にもコンボ先にもなる技。
コンボ起点の場合はパラボラチャージ→そうでん。
そうでんは妨害技で後手の方が良いため先手に回りやすいパラボラチャージとの相性はイマイチ。
コンボ先になる場合はじゅうでん→パラボラチャージ。
じゅうでんは基礎点の低い調子上げ技で後手に回りやすいためこちらは相性バツグンですね。
難点はそうでんはエリキテルエレザード専用技、パラボラチャージは加えて2体とデデンネしか覚えないという点ですね(

ちなみにアピールコンボ成立時は注目状態にならず、3連コンボは不成立。
じゅうでん→パラボラチャージ→そうでんのコンボは不可ということですね。