第2回はエキサイトに関連する技。
エキサイトは参加部門と同じ部門の技を使うと1つ上昇。
(今作では条件を満たすと2つ上昇出来る効果も登場)
逆に対角にあたる部門の技を使うと1つ低下します。
(同じく2つ低下させる効果も登場しました)
今作においてはエキサイトが変動する際に同じだけポイントも変動する仕様に。
エキサイトが1つ増えると+1ポイント、2つ減ると-2ポイントですね。
5つ目のエキサイトを取ると『ライブアピール』となり、5ポイントのボーナスポイント。
メガストーンを持たせてメガシンカできる場合と更に3ポイントのボーナスポイントを貰えます。
(その後エキサイトは0に戻り、当然その際にペナルティはありません)
解説において技の前に付いているのはそれぞれ技の部門となります。
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイドの技の表記を参考にしました。
また、RSEと挙動が異なる部分については太字で表記しております。
エキサイト下げ技 | ◎◎◎◎ | 盛り上がらない アピールだったとき 会場が とても しらけてしまう | てかげん ボルトチェンジ みねうち | あくまのキッス こおりのいぶき こごえるかぜ ほろびのうた | いびき うそなき とんぼがえり なまける はねる ゆうわく | はねやすめ ふんじん | バークアウト |
●はねやすめをポイント稼ぎとして基本技の代用なんてことが出来ます。
しかし対角部門で使ってエキサイトが下がる際、普段1つしか下がらないところ2つ下がってしまいます。
(ルチア以外は)ライブアピールを取られなければいい対CPU戦や
ライブアピールの有無が勝敗の分かれ目になる対人戦では使いどころは多いです。
デメリットは今作ではエキサイトが下がる際にポイントも下がる点。
●おんがえしでエキサイトを下げた場合3ポイントが残りますが
●いびきでエキサイトを下げた場合2ポイントしか残りません。
エキサイト下げに夢中になるあまりポイントレースで負けたなんてことが出てきてしまいます。
またエキサイトが1以下で使っても2ポイントのマイナス。
エキサイト0で使ってしまうと意味もなく2ポイントマイナスされてしまいます。
RSE時代にはなかった新効果ですが、旧技もいくつか該当します。
該当する技の効果はかなり雑多で特に関連性もありません。
汎用技の●いびきもあればビビヨン専用技の●ふんじんもあり
連続使用技に続いて余った技を入れた感は否めません(
コンボ待機になる技はありませんが
アピールコンボになる技がいくつか。
●あられ→●こごえるかぜ
●ねむる→●いびき
●じゅうでん→●ボルトチェンジ
●くろいまなざし、●とおせんぼう→●ほろびのうたがアピールコンボ。
多くが部門が一致で扱いやすいアピールコンボ。
基本技のアピールコンボより使う機会が多くなりそうですね。
(この場合エキサイト下げとしての役割よりポイント稼ぎとなります)
先手エキサイト技 | ◎◎◎ | 1番はじめに アピールすると 会場が とても 盛り上がる | エレキボール | グラスフィールド こんげんのはどう ミストフィールド | - | いじげんホール エレキフィールド トリックガード ふいうち | いじげんラッシュ ふるいたてる |
条件を満たしているとエキサイトが2つ上がります。
すなわちエキサイトが3以上で1番手ならライブアピール確定と非常に強力な技となります。
エキサイトが2つ上がる際、ボーナスポイントも2ポイント貰う事が出来
ライブアピールと合わせるとかなりの得点を得ることができます。
デメリットは一致部門の1番手以外ではただの3ポイント技である点。
ポイントを稼いでの1番手というのもなかなか取りにくいため
先手技と組み合わせて1番手を取りながら使っていきたい技ですね。
こちらもRSE時代にはなかった新効果。
旧技は一切なく、第四世代以降の技のみが該当します。
とはいえ関連性があるのはフィールド系ぐらいで他の技は雑多。
数も少ないので暗記することになってしまうでしょうか(
かわいさ部門では該当技が存在しないというのも覚えておきたいです。
なお、●いじげんラッシュはバトル同様ときはなたれしフーパでなければ使えない技。
いましめられしフーパやドーブルでは「でもしっぱいしちゃった」と不発に終わります。
例によってコンボ待機になる技は無し。
●こうそくいどう、●じゅうでん→●エレキボールのみがアピールコンボとなります。
●10まんボルト等と違い、技マシンもないため●エレキボールを覚えるのは電気タイプのみとなります。
●じゅうでんは調子上げ技で1番手を取りにくい技なので組み合わせる意味合いも薄いでしょう。
一方●こうそくいどうは先ほどの先手技となる為、アピールコンボかつコンボが成立して非常に強力。
基礎点(3)+エキサイトボーナス(2)+アピールコンボ成立(3)+ライブアピール(5)で13ポイント。
特にデンリュウはメガシンカできる為、ライブアピールに+3でカンストとなる16ポイント。
対CPUはもちろん、対人戦でも活躍できるポケモンと言えそうです。
逆に言うとかっこよさ部門の対人戦はこの技の所為で先手技が飛び交う環境とも言えますね。
後手エキサイト技 | ◎◎◎ | 1番最後に アピールすると 会場が とても 盛り上がる | エアロブラスト すてゼリフ だんがいのつるぎ | せいなるほのお ダイヤストーム つららおとし はめつのねがい | ねがいごと | - | からをやぶる ヒートスタンプ ヘビーボンバー |
同じく条件を満たしているとエキサイトが2つ上がります。
先手エキサイト技と異なるのはターン最後のアピールである点。
他ポケモンのアピールを予想しながら使わなければいけない他
緊張技やエキサイト固定技にも弱いと後手の分弱点も多いです。
また、技を使う為に4番手を狙うとなるとポイントレースで不利となります。
4番手で技を使えたけれどエキサイト2で裏目、なんてこともある為
あちらより使い勝手は良くない技となります。
同じくRSE時代にはなかった新効果。
ただこちらは旧技もいくつか該当。
分かりやすくほとんどが専用技となっています(
先の通り使い勝手が悪い他、使い手も少ないという事で
特別覚える必要もないかと思います(
●ねがいごと→●ギフトパス、●なげつける、●プレゼントがアピールコンボ。
どれも強力といえる技ではありませんが、基本技と選択に出来ることを覚えておくと良いでしょうか。
また●あられ→●つららおとしもアピールコンボ。
●あられ→●こごえるかぜ、●こなゆきもアピールコンボとなるため
それらの技と一緒に採用、4番手なら●つららおとしというのも良いですね。
エキサイト技 | ◎◎ | どの コンテストで みせても 必ず 盛り上がる アピール | せいなるつるぎ やまあらし | いやしのはどう くさのちかい ほのおのちかい みずのちかい | おいわい どろあそび ハッピータイム みずあそび | ネコにこばん | なしくずし フライングプレス |
隣接部門だろうと対角部門だろうとエキサイトが上がるのが特殊効果。
その分基礎点が2ポイントと低いんですが、実はRSEの1ポイントから唯一基礎点に変更のある技だったりします。
しかし部門に合わせて技構成を変えていくのがコンテストのセオリー
この技の枠を基本技等で上書きしたほうがポイントを稼げます。
一応技構成不変で複数部門を行う、みたいな競技の際は出番があるかもしれません。
ただし、今作ではエキサイト固定技の適用中でもエキサイトが上がるようになり
極めてピンポイントながらメタとしての採用価値が出来ています。
その他では部門を参照する技に強いというメリットがあります。
直後が部門妨害技の●ほっぺすりすり持ちの為●おんがえしではなく●せいなるつるぎを選ぶことで
エキサイトを稼ぎながら妨害を回避なんてことも出来ます。
とはいえ、対人戦ではそれらの技の採用率も高くないので
アピールコンボを絡めて採用したいところですね。
該当技は割と雑多ながらマシン技は1つも含まれず。
教え技ではありますが御三家しか覚えられないいわゆる誓い技や
現状配布ポケモンしか覚えていない●おいわいに●ハッピータイムとレアな技が並びます。
準専用技も多く、使い手はあまり多くないですね。
ちなみにRSEで同効果だったおんがえし、やつあたりは効果が変更。
他に同効果の技は無かったので全技が一新されたことになります。
その●おいわい、●ハッピータイム→●ギフトパス、●なげつける、●プレゼントがアピールコンボ。
とはいえ配布ポケモンしか覚えていないため、繋げるだけでも一苦労。
コンボ先の部門も同じで先のメリットも生きなくなってしまうため
●ねがいごと、●ほしがるを使ったほうが得点が稼ぎやすいです。
●なかまづくり、(●なかよくする)→●やまあらしもアピールコンボ。
しかし●なかよくする→●やまあらしを使えるのはドーブルのみ。
●なかまづくり→●やまあらしもヤンチャム系統が使えるのみとなっております。
こちらは部門の違う技同士の組み合わせなので繋ぐだけの価値はあり。
自分は部門妨害技を使いつつ、逆にかわいさへの部門妨害を回避する事ができます(
また、●あまごい→●みずあそびもアピールコンボ。
今作では●あまごいから繋がる技が一気に減っており、同じうつくしさで繋がるのは●ウェザーボールのみ。
うつくしさ部門で扱う場合に選択肢になり得るかもしれません。
こちらはうつくしさ部門という事もあり、メリットを十分に生かすことができますね。
エキサイト固定技 | ◎◎◎ | このアピールの後 会場が しばらく 盛り上がらなくなる | - | アイスボール うずしお こごえるせかい プラズマシャワー ほのおのうず | このゆびとまれ まとわりつく | いかりのこな かいふくふうじ すなじごく ふういん フェアリーロック マジックルーム | からではさむ しめつける フリーフォール まきつく マグマストーム |
『後』なのでこの技自体でエキサイトを上げることは出来ます。
一方でエキサイトが下がる分には全く影響がありません。
1番手で使う場合、以降のアピールでエキサイトがプラスされないという事で
見ようによっては下のポケモンへの妨害技とも取れます。
ただし、先の通りエキサイト技は例外で効果適用中もエキサイトが上がります。
それ以外の技でエキサイト固定の効果をすり抜ける手段はないため
使い勝手が良い技となっております。
エキサイトが上がらないということは、ライブアピールも発生しないということ。
オールマックスで臨んだ場合ルチア以外のCPUはライブアピールしか勝ち筋がありませんが
この技を使うとその勝ち筋すら潰すことが可能と非常に心強いです。
エキサイト固定技を1つでも覚えればコンテストスターリボンの入手が容易になると言えるでしょう。
ただし、かっこよさ及びたくましさ部門に登場するケッキングがエキサイト技の●なしくずしを使用。
ライブアピールで牙城を崩されたなんてことの無いようご注意を。
該当する技は主に拘束技。
その他分類に困ったであろう補助技が多く並びます。
●まとわりつく、●しめつける、●フリーフォールとマシン技や教え技もある為
扱えるポケモンがそこまで少なくないのは救いと言えるでしょうか。
なお、かっこよさ部門には該当技がなし。
1番手の取り合いになりやすい部門だけにないのは少々苦しいでしょうか。
拘束技ということでほろびのうた辺りと繋がりそうですが、コンボ待機はなし。
●すなあらし→●すなじごく
●あられ→●こごえるせかい
●まるくなる→●アイスボール
●なかよくする→●フリーフォールの4つがアピールコンボ。
しかし、先手に出るには心許無い半減妨害がコンボ起点だったり
そもそも対角部門で得点を稼ぎにくく、エキサイトを固定するメリットも薄いと使い勝手はイマイチ揃い。
素直に高得点技や先手技と繋いで使うのが得策と言えそうです。
エキサイト参照技 | ◎ | 会場が 盛り上がっている ほど アピールが 気に入られる | かみなり こうそくスピン とどめばり メガトンキック | あまごい しぜんのちから だいもんじ にほんばれ ハイドロポンプ | ギフトパス なかよくする | しぜんのめぐみ | パワーウィップ マグニチュード |
エキサイトが0の場合は1ポイント、1の場合は2ポイント
2の場合は3ポイント、3の場合は5ポイント、4の場合は6ポイントとなります。
エキサイトが貯まっている必要がありますが
順番に関わらず高得点を稼げる可能性のあるというのは心強いです。
当然、直前にエキサイトを下げられたり
あるいはライブアピールを取られてしまうと獲得ポイントが少なくなるため
結局のところは早い順番で使いたい技ですね。
該当するのはRSEと同じく●あまごい、●にほんばれ
そして今作では命中難ながら高威力のいわゆる大技系も該当。
全部門に技が揃い、RSE時代より使い勝手が良くなりました。
ただし、RSEと違い●あまごいの部門がたくましさから変わっている点にご注意を。
RSEで多くの技のコンボ起点になった●あまごい、●にほんばれ。
今作でもコンボ起点にはなりますが、その数は半分以下に。
●あまごい→●ウェザーボール、●かみなり、●ぼうふう、●みずあそび、●みずびたし
と●あまごいからのアピールコンボは5つに。
先にも書いたように●あまごいと同じうつくしさの技は●ウェザーボールのみとなります。
●にほんばれ→●あさのひざし、●ウェザーボール、●こうごうせい、●せいちょう、●ソーラービーム、●つきのひかり
と●にほんばれからのアピールコンボは6つに。
こちらはうつくしさの技が揃いますが、ランダム要素の強い技ばかりとなります。
●なかよくするもコンボ起点になりますが、対角部門のかっこよさのたくましさの技のみ。
●あてみなげ、●うちおとす、●ちきゅうなげ、●ともえなげ
●フリーフォール、●ほえる、●めざましビンタ、●やまあらしと数だけは多いです。
バトルでコンボにもならない組み合わせばかりですが、いわゆる『かわいがり』の括りでしょうか(
コンボ先では●じゅうでん→●かみなりもアピールコンボ。
こちらも対角部門で扱いにくい為、●あまごい→●かみなりのが無難でしょう。
(エキサイト参照技の都合上これも使いやすいとは言えないんですけど)
●ねがいごと、●ほしがる(●おいわい、●ハッピータイム)→●ギフトパスもアピールコンボ。
●ねがいごとでエキサイトを2つ上げて●ギフトパスに繋いでライブアピール!と出来れば最高ですね(なお現実は)