シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

『ポケモンコンテスト』と『ポケモンコンテストライブ!』の違い

ポケモンコンテスト』から『ポケモンコンテストライブ!』に生まれ変わった今作。
基本的なルールは変わらずですが、細かい部分の変更が多いので書き出してみます。

システム面

・4か所あるコンテスト会場においてランクの違いがなくなった
RSではカイナがハイパーでシダケがノーマルという仕様。
上のランクに参加するには毎回そらをとぶで移動しなければいけませんでした。
ORASではEmのミナモシティのように会場でランクを選べる仕様に。
(Emでは他の会場が『バトルテント』に変更)
技思い出しのあるハジツゲタウンがメインになるでしょうか。

・リボンを貰えるのはマスターランク優勝時のみになった
RSでは各ランクの優勝時に貰えていたリボンですが、ORASではマスターランク優勝時のみに。
25個あったリボンが5個に減少というのはやや物足りないでしょうか。
反面一度開放してしまえばどのポケモンでもすぐにマスターランクに参加できるように。
消化試合の低ランクに参加しなくても似顔絵に辿りつけるのは嬉しいところですね。

・マスターランクを同一個体で5部門制覇すると『コンテストスターリボン』が貰えるようになった
難易度は高いものの付けることが出来ればポケウッドのように専用エフェクトが付加されます。
(コンテストのリボンのエフェクトが浮かぶ。SEは色違いのものと同様)
通信対戦でもエフェクトが出るようで、ここぞというポケモンに付けるのも一興でしょうか。
ただしポケウッドと違いエフェクトを外す手段がないようなのでその点にはご注意を。

・コンテストに参加すると(優勝できなくても)ファンにアイテムを貰えるようになった
こちらもポケウッドと同じようなシステム。主にきのみや各地方のお土産などが貰えます。
ポケモンの孵化に欠かせないあかいいとがマスターランクで貰える候補にある為、そちらを狙うのも手でしょうか。
ちなみにこのシステムの元祖はポケウッドではなくポケモンミュージカル。
イマイチな部分ばかりがピックアップされますが、このシステムだけは評価したいところです(

・コンディションにおける『けづや』が廃止された
RSだけでなく、DPにおいてもコンディションを上げると『けづや』のステータスが上がり
『けづや』が最大になるとそれ以上コンディションを上げることができないという仕様でした。
『けづや』を下げる手段もないので適当にコンディションを上げたポケモンは役立たずになってしまい
オールマックスにするには通信でのお菓子作りが必須という大変敷居の高い仕様でした。
今作ではその『けづや』が無くなり、いくらでもポロックをあげることができます。
(旧作で『けづや』が最大のポケモンにもあげることができます)
普通のポロックなら69個、『すごい』ポロックなら16個でマックスになる為
今作のオールマックスは非常に敷居が低いと言えます。

わざマシンや教え技が無限利用できるようになった
バトル方向の恩恵ばかりに向きますが、コンテストでも同様です。
強力な技を覚えても貴重なわざマシンを使う必要があれば使用を躊躇ってしまいます。
(特にRSはわざマシンが50までしかなく、強力な技も一部しかありませんでした)
FLやEmで教え技の追加もありましたが、一部は1度しか使えず。
わざわざコンテスト要員に貴重なわざマシンや教え技を使うというのも勿体無い話でした。
ORASではわざマシンは無限利用可能。教え技もBPさえ貯めれば使い放題です。
昔は使えなかったあの技構成も今ならあっさり揃えることができます。

・アピール審査において他のポケモンの技が見えるようになった
RSでもDPでも他のポケモンの技は出すまで分からない仕様でしたが
ORASではポケモンにタッチすることで他のポケモンの技を見ることができるように。
相手の狙いが見えるようになり、戦略を組み立てやすくなりました。
反面自分の狙いが読まれ易くなったため、対人戦では妨害を受けやすくなりそうです。

アピール審査における細かい部分

・エキサイト時に『ライブアピール』を行うようになった
部門に合わせたアピールをすると溜まる『エキサイト』
これが5つ貯まると+1と+5で6ポイント貰えるんですが、この際にタイプ別の『ライブアピール』というものを行うように。
システム上のポイントはRSと変わらないんですが、これが18タイプ×5部門で90種類存在します。
エフェクトはタイプ毎に使い回しですが、アピール名が異なるので全部見るというのも一興でしょうか。

メガシンカできるポケモンは『ライブアピール』の際にメガシンカするようになった
対戦でも猛威を振るうメガシンカポケモン。コンテストにおいても同様となりそうです。
エキサイトが貯まった『ライブアピール』の際にメガシンカを行い
メガシンカしない時と比べて3ポイント多い+1と+8で9ポイント貰えます。
『ライブアピール』が出来なければ通常ポケモンと変わり映えしませんが
それでもメガシンカポケモンのが有利と言えそうです。

・コンテストにおける技の効果が変更された
RSから倍近くまで技が増えており、当然技自体も増えているんですが
新技に限らず、RS時代の技も効果が変わっている技が多いです。
例えば相手を混乱させる技は『次のターンの順番をランダムにする』効果(ちょうおんぱ、みずのはどう等)でしたが
ORASでは『コンボ待機を解除する』効果に変わっています(あやしいひかり等を除く)
また、ひのこ(うつくしさ→かわいさ)やウェザーボール(かしこさ→うつくしさ)等
技の部門が変わった技もいくつか存在します。
特に第四世代の新技は『スーパーポケモンコンテスト』の時と部門が違う技がほとんどですね。

・新しい効果の技が登場した
技の種類が倍近くまで増えてしまうと流石に旧効果だけに当てはめるのは苦しいです。
ORASでは新しい効果の技が出るだろうなと思っていましたが、予想通りでした。
『1番最初にアピールするとエキサイトが+2』
『1番最後にアピールするとエキサイトが+2』
『エキサイトが下がる際エキサイト-2』
とエキサイト操作に関わる新技が登場。
エキサイトの取り合いがさらに白熱しそうですね。

・エキサイトが下がる際に獲得ポイントも1つ減るようになった
RSにおいてはエキサイトが下がる際にペナルティは付きませんでしたが
ORASではエキサイトと共にポイントも1つ減るようになりました。
先の新技『エキサイトが下がる際エキサイト-2』を使った際もポイントが2つ減るように。
(エキサイトが1つ以下で使ってもポイント-2)
これによりエキサイト妨害ばかりでは勝つのは難しくなりました。
同じく新技でエキサイト+2となる際はポイントも2つ増えるように。
(エキサイトが4の時に使ってもポイント+2)

・連続使用のペナルティ軽減された
コンテストでは(一部の技を除き)同じ技を連続使用するとペナルティが課せられます。
RSにおいては連続使用で-2ポイント。更に使い続けるとどんどんペナルティが重くなる仕様でした。
ORASでは連続使用で-1ポイント。どれだけ使い続けても-1ポイントになりました。
ただし、連続使用でエキサイトが上がらないという点は変わらず。
更にORASでは連続使用した際にエキサイトが下がらないという仕様も追加されました。
エキサイトが下がらない為、ペナルティは-1を受けるのみとなります。

・アピールコンボの技が一新。ボーナスポイントの計算方法変更された
特定の技を使った後に特定の技を使うとボーナスポイントが入るアピールコンボ(※おくのによる俗称)
RSにおいてアピールコンボとなっていた技はほとんど廃止となり、一新されました。
ボーナスポイントも『2つ目の技の基礎点×2』だったため のろい→みちづれ(基礎点8) のアピールコンボが一強の状態でしたが
ORASでは『2つ目の技に+3ポイント』と加法になった為2つ目に使う技の基礎点が低くても問題なくなりました。
反面、ボーナスポイントが少なくなったため別部門の技
特にエキサイトが下がる技を使ってまで狙うのはイマイチ美味しくないという仕様になりました。

・1ターンの獲得ポイントに上限が付いた
あまり見る機会はありませんが、RSにおいては17個目以降のハートとして黄色ハートが用意されていました。
(自分も見たことないですが33個目以降の青ハートがあるという話も)
ORASでは表示の通り16個のハートでカンストしてしまいその後妨害を受けると16個から引いて計算されます。
(18ポイント稼いだ後で-3の妨害を受けると15ではなく13ポイントになってしまいます)
メガシンカ時のライブアピールが+9ポイントなので、割と容易にカンストを起こしてしまいますね。


と、細かい部分の差異はありますが、概ねRSのコンテストと同様。
まずは全部門マスターランクで勝利してルチアを解禁しましょう!