とある町に到着した一行は町に設置されているシトロンの発明品『シトロニックシャワー』を体験。
電気のシャワーを流すというもので、ピカチュウとデデンネがシャワーを楽しみます。
そんな中、シトロンに声をかけてくるエクレール先生なる若い女性。
一同が自己紹介を終えたところで、久々となるシルブプレ。
20話も空きましたが、思えば対象となる年齢層となるとジョーイさん以外久々の登場ですね。
旧知の中でもあるためエクレール先生の反応は強めではありましたが、一同苦笑いで次のシーンといつも通りでした(
この町にはシトロンが通っていた『電気ポケモン専門学校』があるということで、エクレール先生案内の下見学して行くことに。
電気タイプのポケモンの性質などを勉強し、共生について学ぶとか。
キャラクター的に当然と言えば当然ですが、シトロンは優等生だったとエクレール先生。
『電気タイプの天才児』の名も父親のリモーネ経由で知っているようです。
この学校に入学を勧めたのもリモーネで、相変わらず『友達』について熱いようです。
(なお、姿は回想のみで声もシトロンによる声真似のみでした)
そして『電気ポケモンの力、科学の力で人間とポケモンの未来を築く』という課題の卒業研究の話になり、ここから回想。
卒業研究で悩むショタシトロンは衰弱したコリンクを発見。
すぐポケモンセンターに連れて行き、少し難航したものの無事回復できました。
ジョーイさんによるとこの町で電気タイプが行き倒れるのは良くある話だとか。
「どこかで自由に電気エネルギーを吸収出来れば良いんだけどね・・・」
というジョーイさんの言葉を発想に卒業研究のアイデアが決定。
「学校のポケモン達が発生させた電気を充電池に蓄え、地下ケーブルで町中に送り電気ポケモン用の電気シャワーを・・・
あっ『シトロニックシャワー』と名付けましょう!見えてきましたね、サイエンスが未来を切り開く時が!」
1桁台の子供の研究の割に町に巨大なシステムを作るというとんでもないことを考えますね(
先のコリンクもやってきてシステムを紹介します。
「見てください、このシステムがあれば君の大好きな電気を思う存分吸収できますよ!
電気ポケモンが・・・いえ、全てのポケモンが楽しく暮らせる町を、世界を作りたい。
ぼくはそう考えています。君も賛成してくれますよね!」
ということで完成した送電システム。プリズムタワー程ではないにしろ巨大なタワーが出来上がりました(
そして「全てのポケモンが楽しく暮らせる世界を作りたい」というのは実は原作準拠。
ゲームでは『世界を明るくする発明家』の二つ名を持っていたりします。
そんな話で盛り上がる中、草葉の陰では相変わらずR団。
何故か変装してますが、学校に似つかわしくない格好。そして見覚えがあるような・・・
ともかく、電気エネルギーを根こそぎ奪う作戦のようです。
ルクシオが見回りをする地下。物音がしますが姿は見えず、隠れ蓑を使って隠れていました(
変電ブースから電気を盗む作業中に久々登場のソーナンスが工具を落としてしまったようです。
ルクシオに注意しつつ作業を進行させます。
「電気を制する者は世界を征すニャ!電気があればニャンでも出来るー!」
「完璧よー!1、2、3、よーん」
藤田脚本回ながらまさかのアントニオ猪木パロディが登場しました(
一方システムを見学しに来た一行ですが、直後トラブルが発生するタイムリー過ぎる展開(
野生のポケモンが住み着いて襲い掛かってくるという話を聞き、トラブルの対応についていくことに。
状況が状況ではありますが、流石にシトロンが設計者ということで係員もあっさり受け入れます。
危険があるというのと画面が忙しなくなることもあってかユリーカはエクレール先生に任せて置いて行かれました(
現場に向かうとそこにはセキュリティ突破に苦しむR団。
電気の吸収に入っていない事もあってかここは一時退却となりました。
一方サトシ達の後方からルクシオが登場。
スピードスターを撃たれますが、10まんボルトでひとまず相殺。
怪しい連中が奥に進んだことをタケシ係員が説明するとそちらへ向かっていきました。
この際にシトロンが何かに気づき、声をかけますがそのまま行ってしまいました。
R団はというとゴミ箱の裏に隠れてやり過ごすことに成功。この場を逃げ果せました。
そしてタワーを見て作戦を変更するようです。
サトシ達はR団の事を係員及びエクレール先生に報告。
ジュンサーさんも登場し(台詞なし)警戒態勢が強化されました。
学校の寮でしょうか、部屋で休んでいる一行。
ヤンチャム(台詞あり)とフォッコの毛づくろいを行ういつものセレナに対し、シトロンはどうも様子がおかしいです。
流石にユリーカも気づいて話しかけると、コリンクの事を考えていたとのこと。
「あの話には続きがあって」と再び回想へ。
卒業研究も完成し卒業式の前日、約束したコリンクの為ケーキまで用意して向かいます。
「コリンクに言うんだ、自分のパートナーになって欲しい!一緒にミアレに来て欲しいって!」
こちらも完全に殺し文句。流石兄妹似てますね(
しかしそこへタケシ町長がお祝いの食事会とシトロンを連れて行ってしまいました。
その後急いで向かうもコリンクの姿は無く、翌日が卒業式なのでそれっきりとなってしまったようです。
「ねえ、コリンクは進化するとルクシオになるんだよね?もしかするとあのルクシオって・・・」
「えー!?進化したの!?お兄ちゃんのお友達だったコリンクが!?」
「なぁーんて・・・そんな筈ないよね!あのルクシオ、シトロンに気づいてなかったもん・・・」
「セレナの仮説は正しいんじゃないかと・・・ルクシオのあの瞳・・・
そうです、間違いありません!あのルクシオは、ぼくの友達だったコリンクです!!
約束の時間、約束の場所にぼくは現れなかった・・・コリンクはぼくに見捨てられたと思った・・・だから・・・」
こういう展開でBGM『永遠の檻』はかなりマッチしますね。
そんな会話を繰り広げる中、突如停電。
エクレール先生が駆け込み、システムから電気奪われている事を説明します。
「町のエネルギーはこれであたしたちのものね!」
「あぁ!すべて吸い尽くしてやる!」「ソーナンス!」
そこへまずはルクシオが登場。かみなりのキバをお見舞いします。
今回は吸収に入っていることもあり、この場で応戦。
いつものバケッチャとマーイーカを繰り出します。
あくのはどうとサイケこうせんは回避しますが、シャドーボールがヒット。
と、ここでサトシ達が到着。シトロンがルクシオに近づきます。
「あなたたち電気を盗むなんて許しませんよ!」
「電気を盗むなんて許しませんよ!と言われても」(早口・裏声)
「もう手遅れと答えてあげるが世の情け」(裏声)
以下普通ですが、ちょっと変則の口上入り。ソーナンス入りの口上は・・・3話前なら最近か(
口上終わりを待ってルクシオが再びかみなりのキバで突撃するも、約1年振りの使用となったイカサマで受け流されます。
更にシャドーボールの追い打ちが迫りますがエレキボールで相殺に成功します。
2度目のシャドーボールを受けなかったとはいえ、ボロボロのルクシオ。
「ここはぼく達に」とシトロンが声をかけるも立ち上がって戦おうとします。
「どうしてそこまでして戦おうとするの?」
「ここは全てのポケモンが楽しく暮らせる町だ。荒らす奴は許しておけない」(訳:ニャース)
シトロンとの約束を今でも守っていると王道ながら泣ける話ですね。
「トドメよ!」とシャドーボールを撃たれるも、シトロンが体で受け止めます
「良かった・・・無事で・・・」
過去の記憶の走馬灯が流れ、昔と同じ顔で見守るシトロン。
ルクシオが少し心を開いたのか顔を舐めてコミュニケーションを取ります。
一方エネルギーを全て吸い取り、あとは撤収・・・じゃなくてピカチュウを捕獲するのみのR団。
ここで逃げていれば成功してたろうに、あくのはどうとサイケこうせんを撃つも10まんボルトで止められます。
そしてシトロンがルクシオを味方に付けてほうでんでR団を吹っ飛ばしてしまいました。
「もーちょっとだったのに―」
「「嫌な感じー」」「ソーナンス」「マーイッカー」
それでも完全に心を開いたわけでは無いようで、再び地下に戻ろうとするルクシオ。
一行で様子を見守っていましたが、シトロンが声をかけます。
「待ってください・・・ルクシオ、ぼくと一緒に行きませんか?
あの日ぼくは君との約束を破ってしまいました・・・今度はぼくが君を待つ番です!
あの日と同じ場所、同じ時間に君を待ちます!だからもし一緒に来てくれるなら、あの広場に来てください!」
そして翌日、時間になっても来ないルクシオ。
「来ないわね・・・ルクシオ・・・」
「やっぱり怒ってたのかなぁ・・・」「ネーネー」
「きっと来るよ!シトロン、もう少し待ってみようぜ!」「ピーカー」
「いえ・・・やはりルクシオはぼくの事を許してくれなかったんでしょう・・・
当然ですよ・・・このままここに居てもみんなに申し訳ありません。次の町へ向かいましょう」
ネガティブ思考は相変わらずのシトロン。サトシと比べると尚更ですね。
そんなシトロンの前に、初対面の時と同じところからルクシオがやってきました。
「・・・来てくれたんですね!ルクシオ!!」
「ようし、モンスターボール、お願いします!
科学が輝くイッツアグレートサクセス!ルクシオゲットです!」
「やったね!お兄ちゃん!」
「(ごめんねルクシオ。そして、ありがとう・・・)」
2話連続のゲットとなったところで次回に続きます。
『マノンのメガシンカ絵日記』はまたもお休み。
『ゲンシカイキの謎』(クレジットから)としてダイゴが登場。
マノンやアランは登場しませんが、何故かダイゴもSDキャラでした。
ちなみに中の人はAGの時から変わっており、鈴村健一でした。
第7回は『ゲンシグラードン』
いつものグラードン→ゲンシグラードンの図鑑紹介を済ませ
火山の噴火と共にグラードンがゲンシグラードンにゲンシカイキ。放送できるんですねこれ
全身のエネルギーがマグマとなって溢れ出し、一歩進むごとに大地を造り出す事、
マグマ上の体の高熱で天候を操る(おわりのだいち)事が紹介されました。
中二評価はやっぱり残っており、『大地の覇者』でした。
『(大)海の王者』『天空の支配者』辺りに続きそうですね(
ただ次の次がActIIなのでメガレックウザの紹介は無いかもです。残念(
・当然と言えば当然ですがOPのセレナのカットにヤンチャムの追加はなしでした。
・タイトルコール前のカットインはもちろんシトロン。今回も演出通りのシトロン回でした。
・ミアレ在住で歳1桁の子供がシャラとヒウンの間の町にある学校に通う・・・良く通わせたものです(
・「それで、どうだったんだ?出来たんだろ、友達」この場面のキャプ画は早くも使われていました(
・アイキャッチはエクレール先生で正解はルクシオ。エクレール先生の中の人はベストウイッシュ以来の藤村歩でした。
・ルクシオの中の人はヒノヤコマと同じく寺崎裕香。♂♀に違いがあるポケモンで♂の容姿なんですがどうなんでしょうか。
・一方3話振りの登場となったうえだゆうじはソーナンスに加えてモブ2人。タケシが居ない所為かどこからでも出てきます(
・次回はロリショタショタのラプラス防衛隊にユリーカが加入(?)する水着回。えっと・・・どこから突っ込めば・・・
・映像にはサトシ(とR団)が一瞬映るのみでほとんどが防衛隊とユリーカとこれでもかというほど露骨です(
・挙句予告はユリーカ1人のみでサトシが出てこない初めての予告に。最後は「みんなもポケモン、シルブプレ!」でした。