シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

第36話「うつしみの洞窟!鏡の国のサトシとサトシ!?」

例によって順序が前後しますがOPの映像が映画の切り貼りに変更。
ともだち3人組やマスタータワーといった要素が残ってはいますが、コルニ編も終わり大体OPを消化したからというところでしょうか。
他のアニメでは比較的多いらしいですが、あにぽけでは初。
映画が切羽詰まってるのかなと邪推してしまいたくなりますね。

映し身の洞窟へやって来た一行。
「女の子が身だしなみを整えるには最適!」「どう!?」と女をアピールする2人に対し
「お、向こうまで続いてるぞ」とこれっぽっちも興味を示さないサトシ。
1人先に向かい、鏡の妙な『揺らぎ』を目撃します。
行き止まりを繰り返しその後も1人先走った結果、まあ逸れますよね(
3人と逸れたものの、声は聞こえる範囲ということでサトシはその場待機が命じられました(
待機しながら鏡を眺めていたサトシでしたが、再び鏡が『揺らぎ』サトシが登場。
鏡の中のサトシがサトシのピカチュウを肩から連れ去ってしまいました。
もちろん「ピカチュウを返せ!」とサトシも追って鏡の中へ。
シトロン達はギリギリサトシが鏡の中へ入る姿を目撃します。

鏡の中に入り、洞窟を抜けたで声をかけてきたのはセレナ達。しかしどうも様子がおかしいです。
「どこ行っとったんや!泣き虫って呼んだだけでスネんなや!」
「サトシさん!お兄様、居ましたわよ!」
「随分探したんだよ、サトシ!」
似非関西弁で勝気なセレナにお上品なユリーカ、そして足の速いシトロンと現実世界とは随分違う3人。
3人に戸惑いつつもピカチュウが一緒に居ないことを問われ
「鏡の中からもう1人のオレが飛び出してピカチュウを連れ去った。
 だから鏡の中に入ってピカチュウを連れ去ったもう1人のオレを追いかけてここに来た」と意味不明の供述(
しかしそんなサトシもこちらの世界の「泣き虫サトシ」と呼ばれるサトシと様子が違うようで
「洞窟の中の鏡の中には鏡の数だけ別の世界がある」という伝説をいつもと声色の違うシトロンが語ります。
状況を呑みこもうとしないセレナでしたが、「ウチにバトルで勝ったらアンタの話信じたるわ!」と語り
サトシもこれに乗る形でポケモンバトル。セレナの初対人戦となりました・・・別人だけど(

セレナの初カットインも入り、サトシVSセレナのバトル。
もちろんセレナのポケモンは現実世界と同じくフォッコ。対してサトシは相性通りのケロマツをぶつけます。
バトルにやる気満々のフォッコでしたが、相性不利な上に実力差も相当あるようで
かげぶんしんに翻弄されあわを受けてあっけなく戦闘不能に。
「ウチがサトシに負けるなんてありえへんから、信じたるわ!アンタは違う世界から来たサトシや!」とセレナも納得させました。
その直後こちらの世界のサトシ、以下泣き虫サトシが登場。
セレナにバトルで敗れて「泣き虫サトシ」と煽られ逃走。
映し身の洞窟に迷い込み、ピカチュウを見失って途方に暮れていると鏡が『揺らぎ』サトシのピカチュウを攫ったということのようです。
一方の鏡の世界のピカチュウはR団と戦闘中。泣き虫サトシ曰くやんちゃで乱暴者だとか。
R団に攻撃を仕掛け、ケラケラ笑うという初期のピカチュウに近い性格のようです。
攻撃も敵側の左右反転で描写されますが、あえなくR団に捕獲されてしまいました。

現実世界側では心配する3人。しかしここでいつものビックリドッキリメカ(
今回はコイル型の『次元変換装置』
「高圧の電磁波同士をぶつけることで時間と空間に大きな歪みを発生させ、別次元の入り口を作る」そうです(
しかし今回は電磁波の発生すら無く、電源を入れるや否や爆発してしましました。
なすすべのない状況に「どうすればいいの・・・このままサトシとお別れなの・・・?」と途方に暮れるセレナ。
一方鏡の世界でもシトロンのターン。こちらでは魔法使いのシトロンのようです(
方陣の中央で棒を倒して探し物を見つける『棒倒しダウジングーン』
杖を背負っていますが杖は使わず、「トロン・シトローン」の掛け声に合わせて棒を倒すだけと胡散臭さしかない魔法でした(

棒の先に向かうも行き止まり。しかし目的のピカチュウはR団と共に隠れているので正解なんですね。
ピカチュウが見つからず泣き始める泣き虫サトシをサトシが諭したところでR団が登場。
泣き虫サトシのピカチュウに続きサトシのピカチュウが奪われます。
「なんやねんと聞かれたら」以下略で口上を披露。
しかしセレナ達はR団の登場に困惑。こちらの世界では正義のヒーローだとか。
すなわちこのR団はサトシと同じく現実世界側のR団。・・・段々訳が分からなくなってきました(
いつものマーイーカバケッチャを繰り出すR団にWサトシはルチャブルを繰り出します。
サトシのルチャブルマーイーカにからてチョップ(ほぼつばさでうつ)を決めますが
泣き虫サトシのルチャブルはおくびょうなのか恐る恐る近づき、効果はない以前に技を繰り出せず。
マーイーカのサイケこうせんを庇って被弾したサトシのルチャブルでしたが、混乱してしまいボールの中へ。
泣き虫サトシのルチャブルも無防備にシャドーボールを受けてあっさりボールの中へ。
この状況に「駄目だ・・・もうおしまいだ・・・」とまた泣き出す泣き虫サトシ。
それを「サトシ、泣いたって何も解決しないぞ!オレ達はまだ負けたわけじゃない、最後まで諦めるな!!」と励ますサトシ。
今シリーズのキーワードの『最後まで諦めるな』で泣き虫サトシも何とか踏みとどまります。

しかし、この危機で救出に動いたのはシトロン。ポケモンでもメカでも魔法でもなくシトロン(
その身体能力を活かし、ニャースからピカチュウのカプセルを奪還。ついでに顔を踏みつけておく外道っぷり(
ピカチュウのカプセルはフォッコサイコショックで破壊して救出。
最後はW10まんボルトで(作画的にも)いつもの「「嫌な感じー」」となりました。

ピカチュウも救出して一件落着といきたいところでしたが、伝説によると日没を過ぎると元の世界に戻れなくなるとか。
急いで映し身の洞窟に向かい、入ってきた鏡を見つけ出します。
どうやら『強い思い』が鏡に『揺らぎ』を生じさせて別世界の扉になるとのこと。
早速鏡の前で念じ、現実世界の3人も奇しくも鏡の前で念じる形に。
幸いすぐに別世界の扉が開いたものの、日没が迫っていて2つの世界が離れ始めています。
「2つの世界は『強い思い』で繋がってるんだ」
「そっちのセレナも強く思うんや!サトシと一緒に旅がしたいって!」
「シトロンとユリーカも!」「強く思ってください!」
『強い思い』で何とか2つの世界を近づけるも、手は届かず離れていきます。
そこでサトシが思い切ってジャンプ。例によって片手だけセレナが掴む形になりますが、3人力を合わせて何とか救出。
サトシは無事現実世界に帰還。鏡の世界の4人に別れを告げつつ扉が閉まりました。

ほんの少しの鏡の世界の余韻に浸り、シトロンが別世界の扉を開くべく発明品をグレードアップしたいと語ろうとしますが、
これをサトシが遮る珍しい構図。「さあ、オレ達も次のジム目指して出発だ!」
洞窟を出てポケモンセンターへ。ここで綺麗な夕焼け・・・あっちの世界は日没したんでしょう、うん(
「サトシ・・・私たちはこれからも一緒だよね?」
「何言ってんだ!当たり前のこと聞くなよ」
「そうですよ」「あたしたちはずーっと一緒だよ!」
若干の認識の違いはありそうですが、あえて触れずに次回に続きます(

ピカチュウのW10まんボルトは効いたのニャ・・・」
「ジャリボーイも2人居るし・・・」
「なんなのよここー!!」
「なんなのよここと問われたら」
「答えてあげるのが世の情けです」
「人読んで正義の味方・・・」「ソーナンス
「「ロケット団、参上!!」」
オチはR団。こちらも鏡の世界のR団と邂逅します。
日が暮れてるんだけど・・・まあオチだし気にしちゃダメですね(
・鏡の中に入って別世界の自分と出会うという割とよくある話ですが、意外とポケモンでは初でした。
アイキャッチは泣き虫サトシ。正解はゲスト不在の為ソーナンス。これでレギュラーポケモンは全員使ってしまいましたが・・・
・勇猛果敢なサトシに対し泣き虫で何もできないサトシ。ピカチュウは腹黒さが前面に出てるか出てないかであんまり違いはないですね(
・自己主張の少ないセレナに対し勝気なセレナ。運動音痴な発明家シトロンに対し運動神経抜群な魔法使いシトロン(あれ?死角なくね?)
・大股開いてしゃがんだりとやや品の無いユリーカはお上品に。R団は悪人から善人とやや投げやりでした。
シズイも出身地に拘ったあにぽけですが、セレナの中の人はあまり関西に馴染みがないとか。いわゆる物語の似非関西弁なのと1話限りなのでということでしょうか。
・オーキドコーナーは予想通り「ル」でしたが、選択肢がアルガス、アブソル、アマルスと意外と難問になってました(
・鏡の世界ながらキャラクターは同じということでゲスト不在で中の人も同じ。挙句兼任なしのポケモンマーイーカぐらいでキャストが12人という有様。R団が2ページ目という強引なクレジットになりました。
・マスクドデントにカミツレデントエアバトル兄弟などを生み出した米村脚本でしたが、題材がありきたりだったこともあり、個人的にはもう少しカオス分が欲しかったですね(
・次回はサトシがポケモンにゲットされる回。何故か予告はシトロンがナレーション口調でした(
・どうでも良いけど『映し身』がひらがなになって『蠢く』はそのままなのが気にかかります(