シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

オシャレボール厳選

XYにおいてタマゴで生まれた際に♀のポケモンのボールを引き継ぐ仕様になりました。
一部のポケモンや伝説のポケモンなどに使われていたいわゆるオシャレボール(オシャボ)が孵化でも扱えるようになりました。
そんなオシャボに関しての基礎的なところからマニアックなところまであれこれ紹介しようという
今まで以上に誰得な考察です(

ボールに関するキャラランクを作ろうと思いましたが
基本の部分がしっかりしていないと長くなりそうだったので
その辺りを書いておこうかなということで書いてみました。
ボール遺伝のやり方って?
先にも書いたように、♀のポケモンのボールを引き継ぎます。
♂と♀で預けた場合は♀の、メタモンと♀で預けた場合も♀のボールを引き継ぎます。
ただしメタモンと♂、メタモンと性別不明で預けた場合はボールを引き継がず、モンスターボールになります。
例外としてマスターボールとプレシャスボールは引き継がれずモンスターボールになります。
更に隠れ特性が絡むとややこしく、遺伝させたいボールで隠れ特性の♀を捕まえる必要があります。
今作の隠れ特性は多くがフレンドサファリに生息するため、捕獲から頼むという場面が多くなるんですね。
更にPDW限定の隠れ特性が絡むともうこんがらがる訳で

そもそもボール遺伝する利点は?
はっきり言っちゃいましょう。無いです(
ハイパーボールから出るからといって強くなるわけでもなく、
ヒールボールから出て来るといって回復するわけでもありません。
ボールに拘る時間分孵化数増やすなり対戦数増やす方が建設的と言ってしまえるでしょう。
とはいえオシャボにはロマンがあり、希少価値があるため交換の弾としてうってつけ。
特に今作は同時遺伝の概念が消えて技親の価値が下がってしまったため、ボール親で差別化したいところです。
あと、今作対戦以外の要素が薄いのでこれぐらいしか拘れるところがない・・・

そして肝心の対戦時ですが、実は先発時はボールの固有エフェクトが発生せず、全てで紫色っぽい光で統一されます。
じゃあ今作はボールのエフェクトが廃止されたのかと言われるとそうではなく、先発以外で固有エフェクトが発生します。
繰り出し、死に出しのいずれでもエフェクトは発生します。
ただし、正味1秒も無い為凝視しないと見ることが出来ません(

10/29日の更新データ(Ver.1.3)で先発時もエフェクトが出るようになりました!
また、オメガルビーアルファサファイアでも先発時にエフェクトが出るようです(特別体験版より)


XYで使えるボール
XYにおいて捕獲で使えるボールのリスト。
せっかくなのでボールの効果や登場シリーズについても記載しておきます。
○は購入可能、△は買えないけど作中で貰う手段有り、×は交換のみ、-はデータごと未登場という分類です。
エフェクトに関しては一瞬過ぎて画像も取れないので文字表記。

 EmFLPtGSBWXY解説
モンスターボール
捕獲の際に補正がかからず、どこでも買えるボール。200円。
第五世代までの孵化や♀を含まない孵化を行うと全てこのボールに入ります。
配信限定を除いてほぼすべてのポケモンが入る為、統一感を出すならこちら。
エフェクトは黄色っぽい光。
スーパーボール
モンスターボールより1.5倍捕まえ易いボール。600円。
第三世代を除き、バッジの数によって販売が解禁されてどこでも買えるようになります。
値段が3倍に対し効果は1.5倍ということでやや効果の実感が薄いボールでしょうか。
マスターボールと見間違えやすいデザインなのでその辺りのフェイクを狙うのも一考。
エフェクトは青色っぽい光。
ハイパーボール
モンスターボールの2倍捕まえ易いボール。1200円。
同じくバッジの数によって解禁されるボール。
こちらは値段が6倍ながら効果は2倍の為効果を実感しやすいでしょうか。
反面シナリオ用の捕獲感満載でオシャボとしてはイマイチ。
エフェクトは黄色と紫色っぽい光。
プレミアボール
×捕獲の際の補正はなし。モンスターボールを10個買うとオマケで1つ貰える(FL除く)
XYでは「たまや」で販売されており、200円で購入可能になりました。
入手難と白単色という独特の色と綺麗なエフェクトから
古くからオシャレボールとして使われてきたボールですね。
エフェクトはピンク色っぽい光。
ネットボール
水・虫タイプに限りモンスターボールの3倍捕まえ易いボール。1000円。
ソフトによっては売っている店が限られており、購入が面倒だったりします。
ポケモンの種類が多い為使いどころは少なくないですが
値段も高く他のボールが優秀なのでイマイチ。
網由来のボールでエフェクトが映えなかったのも理由の1つでしょうか。
エフェクトは白色っぽい粒子をかき分ける感じ。
網の要素が無くなったため個人的に見直したボールだったり。
ネストボール
相手のポケモンのレベルが(30より)低ければ低いほど捕まえ易いボール。1000円。
15以上ならスーパーボール、10以上でもハイパーボールのほうが捕まえ易く
30以上なら効果なしと序盤限定。しかし1000円と割に合わないボール。
その為こちらもオシャレボールとしての側面が強いですね。
エフェクトは黄緑色っぽい光+玉模様。
タイマーボール
戦闘開始からのターンが長いほど捕まえやすいボール。1000円。
時間や場所を選ばずに30ターン以上で4倍の補正をかけられるボール。
その為マスターボールを使わない伝説ポケモンの厳選の友として使われてきました。
エフェクトは文字盤に見立てた12個のピンク色っぽい光。
12,3,6,9の位置の光だけ強めとかなり凝ったエフェクトです。
リピートボール
捕獲済みの相手をモンスターボールの3倍捕まえやすいボール。1000円。
ハイパーボールの価値を暴落させた張本人(
個体値親、特にメタモン辺りを乱獲する際には非常に重宝するボール。
正確には「図鑑登録済み」だと補正がかかるため通信で図鑑登録する荒業を使えば
伝説のポケモンの厳選にも使えると汎用性が高いのが強み。
反面ハイパーボールと同じくオシャボ感は下がります。
余談ながら、コロシアムやXDではほぼ同一ポケが出現しない為販売されていません。
エフェクトは黄色っぽい光+黄色と黒色っぽい玉模様。
ダイブボール
××ダイビングで「すいちゅう」に居る場合モンスターボールの3.5倍捕まえやすい(Em)
なみのり・釣りで出現したポケモンモンスターボールの3.5倍捕まえやすい(DP以降)。
価格は1000円ながら、買うことが出来るソフトは少なかったり。
「すいちゅう」で出現するポケモンは僅か3種と効果が薄く
DP以降は入手難の為もっぱらオシャレボール。
こちらもコロシアムやXDでは販売されてないレア種。
エフェクトは水色っぽい光。
ゴージャスボール
捕獲の際の補正はなし。このボールに入ったポケモンはなつき度が上がりやすい。
ボール遺伝後に効果を発揮できる唯一のボールの為
入れるボールに迷ったら入れてしまうのも手でしょうか。
Emではコンテストにおいてリボンの代わりに1つ貰えるレアアイテム。
FLではゴージャスリゾートのおじょうさまにポケモンを見せると貰えるアイテムの1つ。
DP以降は店売りで1000円ですが、昔はかなりの入手困難でした。
使いどころの難しさは否めなく、こちらもオシャレボールの面が強いでしょうか。
こちらもコロシアムやXDでは販売なしとなります。
エフェクトはピンク色っぽい光+ピンク色と緑色っぽい玉模様。
ヒールボール
--捕獲の際の補正はなし。捕獲成功時に全回復して手持ちに入る。300円。
捕獲時に手持ちが6匹ならボックス送り=全回復となるため中盤から出番はなく
手持ち5匹以下の最序盤だとおこづかいを節約したい場面、と噛み合わず。
そもそもよほどのことがなければポケモンセンターに行けば良いだけとイマイチです。
その為オシャレボールとしての使い道がほとんどとなります。
エフェクトはピンク色っぽい光+キラキラ。
クイックボール
--戦闘開始直後に使った時のみモンスターボールの5倍捕まえ易い。1000円。
場所や相手を選ばずに高い補正値が出るものの
戦闘開始直後=相手が一切弱っていない為確実性はイマイチ。
とはいえ個体値親の厳選にはリピートボールと並んで効果的。
例によってオシャボ感がイマイチなのが難点でしょうか。
エフェクトは黄色っぽい線が渦を描くといもの。
ダークボール
--「夜」の時間帯や洞窟内でモンスターボールの4倍捕まえ易いボール。1000円。
場所や時間を選ぶものの汎用ボールでは高い補正値が出るボール。
洞窟出現の伝説は多く、屋外でも夜なら補正がかかるため使い勝手は抜群。
エフェクトも目立つのでオシャレボールとしても活躍と死角の無いボール。
エフェクトは紫色っぽい光が内側から広がるというもの。
昔のボールって引き継がれるの?
XYに登場するボールはマスターボールとプレシャスボール以外引き継がれます。
じゃあXYに登場しないサファリボール、ドリームボール、コンペボール、いわゆるガンテツボールはどうなるのか。
実はXYでもこれらのボールは♀さえ送り込めば引き継ぐことができ、新遺伝技との両立も可能となります。
ただし、ドリームボールを除き隠れ特性と併用できないという点にくれぐれもご注意ください。

なお、ボールのエフェクトに関してはコンペボールとガンテツボールの8種で共通となります。
(エフェクトは黄色からピンク色っぽく変わる光と黄色のキラキラ)
8種類で同じというのも釈然としませんが、HGSS限定のボールと考えると仕方ない部分ではありますね。
一方でサファリボールとドリームボールは専用エフェクト有り。こちらはしっかりと触れていきます。

そして非常に重要なのが、ガンテツボールの一部はステータス画面と戦闘時でボールのデザインが異なるという点ですね(
訳の分からない事にHGSSのゲーム内とXYのステータス画面で使われている一部のボールと
公式絵とXYの戦闘時で使われいている一部のボールはデザインが異なるという事になっています(
手間をかけて送り込んだのに想像していたのとボールが違うという事が無いように
ガンテツボールに関しては公式絵(戦闘時)とアイコン(ステータス画面)の2つを表示しておきます。

 EmFLPtGSBWXY解説
サファリボール
××サファリゾーン(Pt大湿原)でのみ使える特殊なボール。30個500円。
サファリゾーンでは専用ルールとなり手持ちポケモンを繰り出せず。
石(泥)やエサ(ポロック)を投げてあれこれすることになります。
通常と異なるのは相手が逃げる為レアポケモンと遭遇しても安心できない点ですね(
その為オシャレボールとしての認識は薄かったので注目度UP中?
バージョン限定のポケモンも少なくなく、このボールに入ることがステータスとなる事も。
エフェクトは緑色っぽい光。
スピードボール
 
---××ガンテツボールの1つでしろぼんぐりに対応するボール。
素早い(種族値で100以上)ポケモンに対してモンスターボールの4倍捕まえやすい。
しかし野生で出現する素早さ種族値100以上のポケモンを考えると・・・。
デザインに違いがあるボールで戦闘時のほうが赤みが強くなります。
フレンドボール
 
---××ガンテツボールの1つでみどぼんぐりに対応するボール。捕獲の際の補正はなし。
このボールで捕獲したポケモンはなつき度が高く(基本70に対し200)手に入る。
なつき進化するポケモンの捕獲に便利ですが該当するのはごく僅か。
ボールを引き換える手間分でなつき度を上げたほうが建設的でしょう(
ボール遺伝で効果が出れば嬉しいんですが、残念ながら効果なし。
ヘビーボール
 
---××ガンテツボールの1つでくろぼんぐりに対応するボール。
重い(200kg以上で効果を発揮)ポケモン程捕まえ易く
軽い(100kg未満)ポケモンは逆に捕まえにくくなる。
乗法が基本の捕獲処理において加減法が使われる唯一のボール。
その為捕獲しにくいポケモン程効果を発揮。伝説ポケモンの捕獲に便利です。
ムーンボール
 
---××ガンテツボールの1つできぼんぐりに対応するボール。
つきのいしで進化するポケモンに対してモンスターボールの4倍捕まえやすい。
HGSSで該当して野生で出てくるポケモンは僅か4種と効果は希薄。
その分オシャレボールとしての役割は大きいと言えるでしょう。
ラブラブボール
 
---××ガンテツボールの1つでももぼんぐりに対応するボール。
同種異性のポケモンに対してモンスターボールの8倍捕まえやすい。
同種異性を用意する必要があり、性別固定や不明の相手には効果がない。
すなわち伝説のポケモンに対して使えない為高い補正が活かし難いのが残念。
ヒールとドリームのエフェクトが派手なこともあり、見劣り感が否めないのが難点。
ルアーボール
 
---××ガンテツボールの1つであおぼんぐりに対応するボール。
釣りで出現したポケモンモンスターボールの3倍捕まえやすい。
同場面でより高い係数が出るダイブボールがあり(ただしHGSSでは入手困難)
釣れるポケモンはほとんどが水タイプなのでネットボールで事足りてしまう。
デザインに違いがあるボールで戦闘時は緑色の部分が青色に近くなります。
レベルボール
 
---××ガンテツボールの1つであかぼんぐりに対応するボール。
相手より自分のポケモンのほうがレベルが高ければ高いほど捕まえやすい。
最大で8倍とネストボールの上位ともいえる補正が出るが
レベル50以上のポケモン相手には効果が薄いのは相変わらず。
レベル差も2倍以上なければ効果が薄い為、結局使いどころが難しいボール。
デザインに違いが大きいボールで、ステータス画面では赤みがありますが
戦闘時は完全に黄色くなる点をくれぐれも覚えてきましょう。
コンペボール
---××HGSSにおける虫取り大会でのみ使える特殊なボール。20個で参加費無料。
スーパーボールと同じ性能で、虫ポケモンしか捕獲出来ないんですが
殿堂入り後は出現ポケモンが増える為種類はそれなり。
デザインがモンスターボールとあまり変わらないのが最大の難点ですね(
余談ながら虫取り大会は相手を弱らせないほうが得点が高くなります。
ドリームボール
----×ARサーチャー及びハイリンクのポケモンを入れるボール
ARサーチャーのポケモンはドリームボール固定。
ハイリンクのポケモンはドリームボールを含む任意のボールに入れられます。
前作ではほぼ確実にドリームボール=隠れ特性でしたが
今作ではボール遺伝により隠れ特性以外も入れることができるように。
エフェクトが分かりやすく出る為オシャレボールとしての側面が強くなりました。
エフェクトはピンク色の煙。他のボールよりも範囲が広く派手です。
マスターボール
野生のポケモンならどんなポケモンでも捕まえられるボール。
基本的にゲーム中1度しか手に入らないんですが
近作ではIDくじなんかもあり複数手に入ることもあります。
一昔前は伝説のポケモンと言えば基本的にこれでした。
最近は伝説のポケモンが大量に出たり捕獲率が高かったりと
マスターボールよりもオシャボに移行しつつありますね。
なお、マスターボールはボール遺伝しない点にはくれぐれもご注意を。
エフェクトはピンク色っぽい光+玉模様+キラキラ
プレシャスボール
--公式配信されたポケモンだけが入る特殊なボール。
2007年以降に配信されたポケモンは基本的にこのボールとなります(例外有り)
エフェクトも派手で最高のオシャボながら限定入手なのは残念ですね。
同じくプレシャスボールはボール遺伝しない点にはご注意を。
エフェクトは虹色の光+キラキラ
参考文献等
ポケモンwikiよりボールの各記事
ボールの効果と入手法。特に後者はGBA時代のサイトがほとんど残っていないので重宝しました。
ニコニコ大百科よりモンスターボールの記事
同じくボールの効果。アイコンもここぐらいしかなかったのでいただきました。
モンスターボール エフェクト」で出てきた動画ニコニコ動画
スロー再生もあったので文字にすることが出来ました。
ポケモンHGSS公式サイトより新モンスターボールの項目
戦闘時の画像は流石に取れないので色が近い公式絵。スキャンしないとないと思ってましたが残ってました。