シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

XYに向けてのタイプ考察14

フラゲ祭りということで割と『情報の回避』が難しい昨今。
自分はそこまで徹底してるわけじゃないので断片的に出会ったりしていますが、その辺りも難しいところですね。
もっとも、本格避難してる人はこのブログも見ていないと思いますが(

第14回は「ゴーストタイプ」
ゴーストという概念が扱いにくいこともあってか、数は全タイプ最少。
登場するのもホラーな建物ということで出番も遅くなりがちです。
それでも使い手には恵まれており、5世代に渡って皆勤賞。
無効の多いタイプということもあってか物語終盤の登場が多いですね。

攻撃技は専用技のシャドーダイブを除くと
威力80のシャドーボールが最高威力という酷い有様。
初登場時は物理技でとくぼうを下げるちぐはぐな技だったりしました(
その他の特殊技は3つのみと、技不足は否めません。
というのもゴースト技の方も非常に少ないんですね。

物理技のほうが威力が低いという旧物理にあるまじき状態ですが、
こちらも該当技はそもそも5つのみという始末。
オマケにシャドークロー、シャドーパンチは手か引っ掻けるパーツが必須となり
無ければかげうちの40が最高と極めて扱いにくいことに。
ただ技の威力が低い分、補助技を含めて命中は100か必中と安定しているのは褒められるでしょうか。

変化技も数は少ないものの、嫌らしい技が揃います。
中でものろいは変わった技で、ゴーストタイプとそれ以外で効果が丸々変わってしまい
ゴーストタイプが使うと相手を毎ターンHPが減るのろい状態にする効果(呪い)
それ以外が使うと自身の素早が下がるかわりに攻撃と防御が上がるという効果(鈍い)となります。
ゴーストタイプの技となったのは第五世代ですが(それ以前は???)
初登場した第二世代ではトップメタとして扱われる非常に強力な技でした。

攻撃側

×2エスパー・ゴースト
×0.5あく
×0ノーマル
防御側
×2ゴースト・あく
×0.5どく・むし
×0ノーマル・かくとう
フェアリーとは等倍同士ながら、鋼に対するゴースト技が等倍に変更。
抜群2半減1無効1と極めて通りの良いタイプとなります。
得意なタイプの変貌
格闘タイプ‐フェアリーの登場でやや下火。最大の仮想敵なので減少は逆風気味。
毒タイプ‐フェアリーキラーの一角。状態異常は怖いものの半減は心強く、ゴーストタイプにとっては追い風と言えるでしょう。
虫タイプ‐八方塞りの状態。虫技が飛んでこなくなるとゴーストタイプにとってはやや逆風。
エスパータイプ‐フェアリーの登場で色々と危ういタイプ。こちらもゴーストタイプにはやや逆風でしょうか。
苦手なタイプの変貌
ノーマルタイプ‐一致技は受けないものの、ゴースト技主体だと厳しい相手。ゴースト対策のピンポイント気味ながら増えると逆風になります。
悪タイプ‐同じく鋼に通りやすくなったもののフェアリーに弱く。どちらに振れるか次第ですが・・・
鋼タイプ‐ゴースト技が等倍。特にメタグロスには抜群という全タイプ中でも最大と言える追い風となりそうです。

攻撃面がかなり改善され、天敵らしい天敵も居ない状態。
あとは技さえ充実すればドラゴンも真っ青な厨タイプになり得るのですが・・・