シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

XYに向けてのタイプ考察12

流石に連日2記事更新となるとなかなか追いつかないですね(
一応発売日までタイプ考察以外の更新予定はないので、
何とか追いついて最後駆け抜けて終わりたいところです。

第12回は「むしタイプ」
タイプの名前がそのまんまであり、モチーフは勿論虫。
蝶や蛾が妙に多いものの、現実には幾多の虫が居ることもあって数はそこそこ。
序盤で早々に最終進化を遂げるデザインであり、全体的な種族値が低いのが特徴。
第五世代でゲノセクトが出るまで伝説・幻のポケモンも該当せずと
やや全体を通じて不遇のタイプであると言えるでしょうか。

攻撃技は物理・特殊問わず有用な技程体のパーツに頼る傾向で
物理最高威力のメガホーンは立派なツノが無いと扱えず。
汎用技であるシザークロスもハサミやカマなどが必要となり、
どれも持たない虫タイプはむしくいに頼らなければならないという事態に。
そんな中、相手に攻撃後交代するというトリッキーなとんぼがえりはトップメタになり得るほど強力な技。
ただ例によってこちらも羽が必要な技であり、専ら鳥ポケモンが揚々と使っているのが現実です(

特殊技は4つと少ないものの、先のむしのさざめきが威力90の命中100と安定して使える技。
『さざめき』とあるため羽が無ければ扱えないかと思いきや
デンチュラアギルダーと羽が無いポケモンでも扱える技に。
技マシンや教え技に該当しないものの、特殊アタッカーになり得る虫ポケモンがほぼ皆覚えることもあり
後述するちょうのまいも合わせて特殊虫も十分やっていける性能と言えるでしょう。

変化技は専用技が多いものの、強力な技ばかり。
いかりのこなはこのゆびとまれと同じ効果で、ダブルやトリプルで重宝される技。
ちょうのまいは特攻、とくぼう、素早の3ステータスを一度に上げるとあって
覚えるだけで要注意と言えてしまうほど強力な技となります。
物理の虫にはノーマルタイプの技ながらつるぎのまいがあり、
バトンタッチを覚えるポケモンも多く、積みやサポート要員としても優秀なタイプと言えるでしょう。

攻撃側

×2くさ・エスパー・あく
×0.5ほのお・かくとう・どく・ひこう・ゴースト
はがね・フェアリー
×0
防御側
×2ほのお・ひこう・いわ
×0.5くさ・かくとう・じめん
×0
新タイプのフェアリーに半減され、7タイプに半減されることに。
弱点を突かれないだけマシですが、苦しい状況です。
得意なタイプの変貌
草タイプ‐フェアリー対策が悉くハマって苦しい状況。虫タイプにとっては逆風。
地面タイプ‐フェアリーへのメタのメタとして増えそうなので虫タイプにとっては上がり目。この追い風には乗っておきたいところ。
エスパータイプ‐性能の似たフェアリーの登場でやや苦しい状態。こちらも虫タイプにとっては逆風でしょうか。
悪タイプ‐プラスマイナスゼロでどちらに振れるか分からない状態。虫タイプにとっては可もなく不可もなく。
苦手なタイプの変貌
炎タイプ‐フェアリーキラーの一角。増加するのは目に見えているので虫タイプには逆風となりそうです。
毒タイプ‐同じくフェアリーキラー。こちらも増えると虫タイプへの逆風となり得ます。
飛行タイプ‐天敵ながらフェアリー関連では蚊帳の外。数は多いので現状維持でも厳しいのは確かです。
岩タイプ‐同じく蚊帳の外。とはいえ技範囲の優秀さは変わらずで同じく現状維持でも厳しいところ。
ゴーストタイプ‐XYにおける躍進候補。虫タイプに対する逆風が非常にキツイです。
鋼タイプ‐こちらもファエリーキラー。嫌われているのではというほど逆風が強いです。
フェアリータイプ‐言うまでも無し。もはやトドメですね(

現状では八方塞り状態の虫タイプ。
相性逆転技も上手く扱い、下剋上と行きたいところですが・・・