シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

ポケットモンスター ジ・オリジン

ピカチュウを連れたトレーナー、サトシを主人公とする現在のアニメ『ポケットモンスター』シリーズ。
自分は『あにぽけ』と略してますが、各シリーズを合わせると800話以上の超巨編となっております(
今回の『ジ・オリジン』はそんなサトシの物語を一旦忘れて
ゲーム『赤・緑』のストーリーを忠実になぞり、ヒトカゲを連れたトレーナー、レッドで2時間スペシャルという放送内容です。
キャストもスタッフも(全てじゃないんですが)新しいアニメポケモンということで
様々な面からの期待がかかったアニメかなと思います。

BW編もサイトの日記と合わせて完走(まだ特別編が残ってはいますが)したこともあり、
せっかくなので今回も感想を書いて行こうと思います。
いや、タイプ考察でネタはあるんですけどね(

[レポート1]レッド

>さいしょからはじめる

 せっていをかえる
の画面から始まり、ほぼ原作再現のオーキド博士の台詞からスタート。
グリーンと共にポケモン図鑑完成の夢を託されたレッドはヒトカゲを受け取り冒険をスタート。
「戦い(VS野生のポケモン)」のBGMが電子音から入る演出は痺れますね。
野生のポケモンを捕まえて進むも、トキワシティ近くでグリーンに惨敗。22番道路での2戦目ですね。
対戦を見ていた謎の青年(まあタケシなんですが)にアドバイスを受け、ジムリーダーとの戦いを決意します。

ニビ博物館で噂を聞いてニビジムにやってくると待っていたのは先日の青年タケシ。
追い払いにかかる取り巻きに対し、タケシは対戦を受けてくれました。
ヒトカゲを繰り出して相性の説明を受けますが、ニビジム攻略のセオリーは岩が超苦手なバタフリー・・・まあ仕方ないですよね(
格闘技のにどけりを使えるニドラン♂イシツブテを撃破するも、イワークのがまんで反されニドラン♂が戦闘不能に。
後続のポケモン達も次々倒され、残るはHPが僅かなヒトカゲのみ。
お互い残りHP僅かということでお約束の交錯の後、倒れたのはイワーク
トランセルのいとをはくの効果で素早さが下がっていたのが敗因、だそうです。やっぱりバタフリーじゃないか(

グレーバッジと初登場のわざマシンを渡し、タケシもオーキド博士も共にレッドの人間性を評価している模様。
ただ『不器用な熱血漢』とサトシと被ってるのがどうにも気にかかるところ。
サトシのほうは経験値が恐ろしいほど貯まってることもあってその辺が歴然なんだよなあ。
といったところでレポート1(第1話)が終了。
レッドは
レポートに しっかり かきのこした!
でレポート2に続きます。

ポケモンの基礎的な話がメインでタケシは原作通り相性の壁役として機能します。
ヒトカゲでいうと技がほとんど機能せず、他のポケモンを育てておかないと・・・という部分は結構リアルですね。
アニメらしくポケモンとの絆の部分にも触れていますが、良く考えるとこれXYに繋がりそうだなあ
ただこの辺を上手く動かそうにも先駆者が電気タイプでもっと不利な状況ってのがやっぱりネックですね。
あちらさんはもっと強引なスプリンクラー起動勝ちだったっけ(

・ビックリするぐらい原作の台詞を再現。「かがくのちからってすげー!」や「1まんこうねんはやいのよ!」も発言者は違うものの登場しました(
・あにぽけでもそうですが、相変わらずモブキャラが可愛いですね。博物館の女の子とかニビジム取り巻きのミニスカートとか(
・ゲームで語られたのはかなり後(BW2のチェレン)ですが、ジムリーダーは相手に合わせて手持ちを変えている設定が登場。あにぽけでも採用されているので今更なんですけどね。
・「ここで倍返しだ!」と最近の流行語が登場しますが、あにぽけの収録の早さを考えると偶然でしょうね。一応原作でも「ばいがえし」は使ってる筈ですし、中の人にしては言い回しが中途半端ですし(

[レポート2]カラカラ

>つづきからはじめる

 さいしょからはじめる
 せっていをかえる
ってさっきレポートしたところと全然違うところから始まった(
コイキング売り、お月見山の理科系の男、ハナダ民家のロケット団
ヒトカゲだと最難関となるハナダジムのカスミ戦
リザードへの進化、ボロのつりざお、ひでんマシン、マチス戦、自転車の引き換え
・・・とその後のイベントをダイジェストで進行。ゴールデンボールブリッジとマサキ・・・
イワヤマトンネルを抜けてシオンタウンに着いたところから話が始まります。

ポケモンセンターポケモンタワーの話を聞き、さっそく向かおうとしますが、
ポケモンセンターの受付の人(あにぽけのジョーイさん)に勧められ、まずはポケモンハウスへ。
ポケモンハウスでは捨てられたポケモンが集められており、サブタイトルになっているカラカラもその1体。
ロケット団に襲われ、母親のガラガラを殺されてしまい、フジ老人以外には懐かない・・・とややアレンジされてますが原作通りですね。
そのフジ老人は最上階を占拠したロケット団の説得の為ポケモンタワーへ。
話し合いに応じる相手じゃないし、幽霊まで出るということで大人たちは尻込みしてしまいます。
そこでレッドがポケモンタワーに乗り込むことを提案。3つのジムバッジで大人たちを説得してみせました。
一方その話を陰から聞いていたグリーンも打算を巡らせてポケモンタワーへ挑みます。

シオンタウンのトラウマBGMからポケモンタワーに乗り込むレッド。
一方先行して入ったグリーンは6Fで幽霊に遭遇。狼狽しながら下階のレッドと合流してしまいます(
レッドが幽霊と戦闘を開始する中、こっそりと上階に進みロケット団と遭遇するグリーン。
ロケット団を瞬殺し(戦闘シーンすらない始末)シルフスコープを奪って幽霊の正体を暴きます。
原作通りの戦闘にはならず、カラカラの目の前で成仏していきました。
グリーンは手柄を取れないと踏み後をレッドに任せて撤退。
レッドとロケット団の戦闘になりますが、カラカラの介入であっさり勝利。
ロケット団を追い払い、フジ老人の救出に成功しました。

フジ老人を救出し、ポケモン図鑑の手助けにと貰ったのはポケモンのふえと・・・メガストーン。
まあ割と「オチ」は放送前から分かってましたが、メガストーンを出すのが早過ぎる気がしないでもないです(
シオンタウンを出発すると木の上からグリーンが話しかけてきます。なんとかと煙は高いところに
シルフスコープの件を恩に着せてきますが、狼狽の件で逆に煽るレッド。
言い負かされるグリーンが何ともD・・・なんでもないです(

最後の子供のケンカの件も含めて、レポート2はほとんど人間が動く話。
戦闘もレッドのサンダースVSロケット団ドガースの1戦のみ。
シルフスコープの入手もアレンジされており、ちょっとイマイチかなという話でした。
一応、↓の通り原作台詞は非常に多いのが救いと言えば救いでしょうか。

・「アナタ、ゆうれいはいるとおもう?」から「あなたのひだりかたにしろいてが・・・」も原作台詞。細かいところまで拾うなあ
・と思ってリーフグリーン起動したら原作台詞まみれ。特にフジ老人救出後からレイナの台詞までは全て原作台詞とサービスは豊富でした。
・原作のグリーンはラッタ死亡説なんてのもありますが、今回は触れられず。まあ流石に扱いにくい話題ですかね。

[レポート3]サカキ

今回も冒頭はダイジェスト進行。
タマムシジム、ゲームコーナーのアジト潜入、カビゴン起床、すごいつりざお・・・ということは12番道路のルートですね。
セキチクジムも攻略し、リザードンへも進化。そしてヤマブキシティに到着したところから話が進みます。
話は早送りで進行し、シルフカンパニーの社長秘書の救出シーンを省略して話を聞くところ。
シルフカンパニーロケット団の占拠され、社員やポケモン達も衰弱し始めているとのこと。
話を聞いて激昂するレッドに対し、グリーンは関わるまいの態度ですが胸ぐらを掴んでに説得。
秘書と共にタマムシシティの警察へ向かうグリーンに対し、レッドは単身シルフカンパニーに乗り込みます。
この辺り短絡的なのも被っちゃうんだよなあ・・・

そのシルフカンパニーの攻略はダイジェスト進行。
一応ラプラスはしっかりと貰っておきますが、あっさり社長室のサカキの下へたどり着きます。
特別広くない社長室でリザードンVSニドクインの重量バトル。そりゃ壁も崩れますよね(
リザードンはあっさりと倒され、サカキには逃げられ・・・といわゆる負けイベントとなってしまいました。

再びダイジェスト進行に戻り、初代ナツメを倒し、隣の格闘道場でポケモンを貰います。
ラプラスに乗ってグレンタウンに上陸し、ポケモン屋敷へ。
後のフラグとなるポケモン日記を閲覧しておきます。
グレンジムを攻略し、最強のジムリーダーという噂のトキワジムリーダーの話を聞き、胸が高鳴ります。

トキワシティにたどり着くと、グリーンと遭遇しグリーンバッジを見せびらかされます(
先行して勝ったグリーンに続けとトキワジムに乗り込むも、件のジムリーダーはロケット団ボスのサカキ。
過去のジムリーダーとの差に怒りを抱き、「悪」との戦いに挑むレッド。
サカキのサイホーンに対しウツボットカブトプスカビゴン、サンダースと立て続けに倒されます。
5体目のサワムラーでようやく相撃ちに持ち込みますが、残るはリザードンのみ。
一方でサカキのほうがモノローグが多く、葛藤を経てレッドに対する感情がイライラからワクワクに変化。
熱血に中てられて昔の自分を思い出し、熱いバトルに楽しみすら感じてしまいます。
何故か2体だけの最後の勝負となったリザードンVSサイドン
最後はあにぽけのフィニッシュでお馴染みのちきゅうなげで勝負ありとなりました。

無事勝利したレッドですが、ロケット団のボスからのバッジは要らないと受け取りを拒否。
それに対してサカキはロケット団解散の連絡を指示。
晴れてただのジムリーダーとなったサカキから最後のバッジを受け取りました。
サカキはレッドに思いを託し、自身の再出発も決意。
ちょっと早い気もする赤緑EDのBGMに乗せてレッドは真っ直ぐ進みます。

原作ではあっさりと解散した印象でしたが、レッドの感情を考えるとラストバトル並に熱い展開なんですね。
ポケモンを愛するはずのジムリーダーが悪のボスという構図はシナリオに力が入る最近に見たかったかもですね。
終盤はサカキ側の葛藤も大きく、この話はサカキが主役と言ってもおかしくない話でした。
事件や息子の所業を考えると、この流れからの金銀におけるサカキの境遇というのも何とも寂しいですね。
あにぽけではロケット団も解散しておらず、サカキも敵役のまま。
むしろニャースのアフレコで散々弄ばれてるのでネタキャラな印象だったんですが、
サカキの印象がガラッと変わりましたね。いい加減HGSSのイベントもやってみるかなあ(

・択一の部分は「レッド」で「こうらのカセキ」で「サンダース」で「サワムラー」自分は2つ目のみの一致でした(
サイホーンのつのをつくで一撃のウツボット。受け方を見る限りその・・・死・・・
・地面使いのサカキに対する水がよりにもよってカブトプス。さっきグレン行くとき乗ってたポケモンは・・・

[レポート4]リザードン

チャンピオンロードを抜けてセキエイ高原に到着。
四天王を次々と倒し、最後のワタルも撃破。
晴れてチャンピオン・・・とはいかず
原作通りの台詞でチャンピオンを紹介され、先に進むと居たのは勿論グリーン。
こちらも原作通りの名台詞と共に「ラストバトル!(VSライバル)」に乗せて戦闘開始。

「この おれさまが! せかいで いちばん! つよいって こと なんだよ!」

サンダースVSピジョットで開幕したラストバトルは一進一退のダイジェスト進行。
グリーンの手持ちもカメックスベースの原作通りでした。
グリーンのラストポケモンカメックスにサンダースが倒され、レッドの残りはリザードンのみ。
奇しくもライバルバトルの最後はサトシVSシゲルと同じリザードンVSカメックスとなりましたというかこの組み合わせ鉄板過ぎる
ハイドロポンプを受けて残りHP僅かながらほのおのうずを狼煙にだいもんじで逆転勝利。
戦闘後の台詞もグリーン、オーキド博士ともほぼそのままに進行。
手持ちポケモンはサンダース、ペルシアン、ストライク、ドードリオラプラスリザードン
ポケモンずかん113ひき、プレイじかん24:31での殿堂入りとなりました。

殿堂入り後はポケモン図鑑を埋める旅。
アーボックメノクラゲはともかく、ここでピカチュウとラッキーってのはあるあるですね。
フリーザー、サンダー、ファイヤーも捕獲し、ダイジェストで149種の捕獲に成功しました。バージョン違いは知りません(
図鑑完成をオーキド博士に伝えに行くレッドですが、グリーンがケガをしたということでグリーンの家へ。
ポケモン図鑑の最後の1匹を埋めようとハナダの洞窟に行くも、ボロボロになって帰ってきたグリーン。
幸い命に別状はありませんが図鑑も壊れてしまったようです。伝説の三鳥は多分複数います(
グリーンがやられた相手は150種目の強力なポケモン、ということのようです。

ポケモン屋敷の日記の情報から件のポケモンミュウツーではないかと推理。
更に日記の主はフジ博士、そしてメガストーンからフジ老人と同一人物ではという話に。
分析結果から、メガストーンをリザードンに持たせることにしてハナダの洞窟へ向かいました。
ミュウツーを発見し、捕獲の為戦闘開始。
フリーザーまで投入するも、皆倒されて残るはリザードンのみとなってしまいます。
リザードンで立ち向かうも歯が立たず、サイコキネシスでレッドごと投げ出されてしまいます。
勿論ここでメガストーンが反応。リザードンメガシンカして

・・・なんだこの姿はッ!?(

いや、残念ながらリアルタイムで見られず、姿だけ先に見ちゃったんですけどね(
新形態のメガリザードンを特別アニメで初公開。これは読めませんでした。
メガシンカ系統のXYの新BGMでしょうか、に乗せてだいもんじで追いつめてハイパーボールを投げるも捕獲失敗。
スピードスター(覚えたんですね)、きりさくからリザードンになってから使い続けているメガトンパンチ。
膝をついたところでミュウツーの捕獲に成功。見事図鑑の完成に成功しました。
・・・と思いきや、レッドがミュウの存在に気付くといったところで話は終わり。
間違いなくサントラに載るであろうメドレー曲でEDとなりました。

やっぱりグリーンとのラストバトルは熱いの一言ですね。
話の都合上短い尺だったんですが、原作台詞満載で嬉しい限り。
そして噂止まりだったフジ老人の裏話がようやく公式の下に。
というか、今まではフジ老人とフジ博士で別枠扱いだったんですね。
リザードンメガシンカまでは予想通りでしたが、まさかの別形態。
最後の最後、持っていかれてしまいましたね。

・公式サイトでキーキャラクターとして扱われているのにほとんど出番が無かったワタル・・・
ポケモンハウスのガーディがかじっているのはみがわり人形。こっそりと宣伝も欠かせません(
・終始一貫して「ゲット」の単語を使わなかった本作。実はゲームでも一度も使ってないんですよね、この単語(スマブラXのムービータイトルが分かりやすい)
・なのでソリティ馬で「ゲットだぜ!」が出たときはビックリしました。ってオリジンと関係ない話でした(


ポケモンXYの宣伝や、メガリザードンの情報はTHE MANZAI2012優勝のハマカーンが担当。
ポケモンゲットTVもそうだけど、ロバート(の山本)というポケモン必死極めて密接な芸人が居るので
他のポッと出の芸人が売名ついでに出てくるのは正直良い気がしないですね。
まあ、1度見れば後はどうでもいいので、今後はすっ飛ばすだけですけど(


通してみた感想は、期待してた以上に面白かったですね。
重要箇所だけを抜粋して他をダイジェスト進行するってのが思いの外ハマってましたね。
やや2話がイマイチだったかなという部分はありますが、フジ老人が関わるストーリーがここだけなので仕方ないですね。
総じて出来は良く、金銀編やRS編等の続編に期待出来るかなと思います(抜粋箇所難しいんですけど)