シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

新しい組み合わせのタイプ考察41

おかげさまで7月は毎日更新を達成。
タイプ考察が終わって更新が途絶えた時の反動がちょっと怖いですね(

第41回は「こおり・いわ」
モチーフは凍りついた岩になるでしょうか。
鉱物グループという観点で見るとオニゴーリ辺りが近いでしょうか。
アイテムでも文字通り『つめたいいわ』というアイテムがある為
鉱物モチーフの前例が多いポケモンでの登場は難しくないでしょう。

×4かくとう・はがね
×2みず・くさ・じめん・いわ
×0.5ノーマル・こおり・どく・ひこう
×0.25-
×0-
氷タイプにとって氷半減の2/4に抜群を付ける岩技は悪くないです。
しかし残る1/4の鋼タイプにはどちらも半減なのが痛手。
複合的に地面タイプのサブウェポンを持てるかが五分五分なので、それ次第では扱いが難しくなりそうです。
特殊技が充実している氷タイプに対し特殊岩技は皆無と言っていい状況なのもマイナス。
防御面はワースト2タイプが複合してもうフォローが出来る気がしません(
4倍2つに2倍もメジャー揃いと扱い辛さが際立ちます。
一応半減も4つありますが、単鋼で持ち得るタイプのみなので・・・

攻撃面が非常に優秀な岩タイプにとっての氷技は相性補完でいうとややイマイチ。
岩半減の地面タイプに抜群を取れますが、鋼タイプにはどちらも半減。
むしろ残る半減が格闘のみで岩技の範囲が広すぎるんですよね(
物理技となると岩も氷も不安定というのも悩みの種になりそうです。
防御面は悩みの種どころか絶望の花が咲き乱れる悲しい状態。
弱点を突かれないのが難しいぐらい弱点がメジャーに偏っており、
正直今回の考察対象では一番酷いと言わざるを得ない状況です。

総合的に見ると「最悪」と言ってしまえる複合。
3例目となりますがノーマル・氷氷・毒と全て氷複合。
氷は技として非常に優秀な分、タイプとしては全タイプワーストで扱いにくい為どうしても評価が低くなってしまいがちですね。
今回は最多弱点の岩タイプとの複合という事でそれが顕著に出てしまった印象ですね。


XYにおいてはチゴラスの対の化石としてアマルスとその進化形のアマルルガが登場。
モチーフはこちらも恐竜とすっかり事前の予想が外れました。
途中で岩複合は全部化石って言っておけば絶対当たるんじゃね?と気づいて自重したのはナイショ
ちなみに、アマルルガは化石復元のポケモンなので、正確には「いわ・こおり」タイプとなります(タイプ1がいわ)

タイプが上記のようにイマイチで扱い難さが目立つタイプですが、アマルルガの性能も中途半端。
やや耐久重視の種族値配分ですが、極めて弱点を突かれ易いため数値以上に脆さが目立ってしまいます。
ノーマルタイプの攻撃技が氷タイプになって更に威力も上がるという専用特性フリーズスキンを持ち
しぜんのちからの仕様変更と技マシン化の恩恵を受け、トライアタックを威力102の氷特殊技として扱えるのは嬉しいです。
ただ肝心の火力面は並より少々高い程度。岩特殊がげんしのちから止まりな事もあって使い難さが目立ちます。
微妙さは否めないポケモンではありますが、まだまだ登場したばかり。
今後の研究や新技の習得等で真価を発揮する場面が来るかもしれないので、最低評価は取り下げておきます(

と言っても発売前の項目は相性表以外手を付けてません。
発売前と後での印象の違いってのもまた資料になりますからね。