シンオウカラーズ

ブログ名の由来はポケモン(DPt)のシンオウ地方とスプラトゥーンのシオカラーズより。

シンオウ地方(北海道)から誰得情報を伝えるポケモンブログ。
旧ブログ名『道オフ・ナウ』

第113話「エルVSセレナ!開け未来への扉!!」

「トライポカロン・マスタークラス出場中のセレナはサナ、ムサヴィと共に準決勝に駒を進めた!
 カロスクイーン・エルに挑戦するのは誰なのか!?
 今、決戦の火蓋が切られる!!」
大変白々しいナレーションの後は各陣営の応援。
セレナ陣営はともかく、ムサヴィ陣営もコジロウの熱血応援(ただしぶった切られました)
サナ陣営に限っては描写すらされず。地味に孤独な戦いとなります。
なお、準決勝ではポケモン2体による1人ずつのフリーパフォーマンスとなるようです。

まずはムサヴィ&ニャースパンプジン
ロケット団 団歌』のインスト版と共にパフォーマンススタート。
やどりぎのタネで大きな大きなやどりぎ。フクジのゴーゴートより大きいでしょうか。
ムサヴィ、ニャースパンプジンのダンスの後はやどりぎでムサヴィが上昇。
タネばくだんの花火を上げ、ニャースのみだれひっかきでやどりぎをかき消してフィニッシュ。
体を貼った芸風ではなく王道なパフォーマンスを見せてくれました。
これにはコジロウも大喜び。指笛で音が出ないところとか実にコジロウらしいです(

そして2番手はサナ&フシギソウフラベベ(オレンジ)
ようせいのかぜで円を描いつつ、フシギソウのつるのムチで円をなぞります。
つるのムチで竜巻を作り出し、一緒に回転しながらダンス。
ソーラービーム(太陽の力)とムーンフォース(月の力)の相反する技をぶつけてフィニッシュ。
ちなみに背景は月が出ただけでした。
実のところこれがマスタークラス初のサナのパフォーマンスですが、特に印象は・・・

「ここまで来ると1つのミスが得点に響きそうですね・・・」
とシトロンがフラグを立てたところでラストはセレナ&ニンフィアヤンチャム
こいついっつも演目順ラストだな
演目順変えてたしスタッフ買収してんじゃね

スピードスターを打ち上げて星を降らせ、その中をダンス。
ニンフィアはセレナの右腕にリボンを巻き付けて絆をアピール。
お次はいつものストーンエッジジャンプからようせいのかせ。
吹き下ろしながらセレナとヤンチャムが浮く程度の威力はあるようです(
最後は逆立ちして着地しようとしますが、フラグ回収の着地ミス。
幸いすぐに気付いたニンフィアがリボンで半回転させてカバー成功。
何とかフィニッシュに繋ぐことができました。
ヤシオ、エルがこれに気づいて反応を見せましたが
サトシたちは気づいておらず、パフォーマンスの成功に喜びます。

準決勝も変わらず会場とスマホからの投票。
会場外からの投票も描写しつつ、サトシたちはセレナ、コジロウはムサヴィに投票。
投票の結果はサブタイトルでネタバレしているようにセレナ。
セレナは泣いて喜び、サキも思わず「自慢の娘」と周囲に触れ回ります。
ニャースパンプジンが恐れるも、ムサシはそこまで落ち込んでおらず。
「カロスの奴らも思い知ったでしょ!あたしの美貌を!」と開き直ります(
サナはセレナに泣きついて夢を託すお約束。
「あたしの分の夢も託して良いかな・・・?
 悔しくないって言ったら嘘になるけど・・・
 負けたみんなの分までガンバって!ここの誰よりも凄かったんだから!!」

展開の都合プログラムの都合からかセレナはいったん控え室へ。
着地失敗による代償は大きく、左手首が真っ赤に腫れてしまってます。
そこへやってきたのはヤシオ。セレナはケガを隠そうとします。
しかしそもそもケガの具合を見に来たようで、隠しても無駄でした。
「握るのがやっとってとこかしら・・・決勝は辞退しなさい
 これじゃまともなパフォーマンスは出来ないし、ましてやエルに勝つなんて無理よ!」
「私・・・私たちの夢なんです!
何もなかった私がやっと見つけた・・・ポケモンたちとの『夢』
ここまで来たから、最後まで諦めたくないんです!」

「最後まで諦めたくないんです!」

同じような状況で全く同じセリフのエルの回想。
以前の「昔のエルに似ている」の台詞が効いて
「ホント・・・どこまで似ているのかしら・・・」と繋がりました。
ワンステージ分の約束で応急処置を行ってもらうことができ
「終わったら医者に診てもらいなさい」ということなので
実際はドクターストップもののケガなんでしょうね。

ということでいよいよラストステージ。
「(あの顔・・・覚悟を決めた人に情けは無用よね!)」と目線で本気を約束。
まずはセレナ&テールナーヤンチャムニンフィアのパフォーマンス。
BGMは初登場の『ドリドリ』(セレナver)
歌うのがセレナ(CV:牧口真幸)になっただけでなく、アレンジも異なります。
パフォーマンスはBGMに合わせただけでなく、EDの映像と同じモーションの箇所が多数。
『夢だったEDの映像を現実のものとした』といった演出となりました。
またしてもようせいのかぜに乗って宙を舞い、3つの技をぶつけて大きな花を咲かせました。
最後は右手を天に伸ばしてフィニッシュとなりました。
「(できるだけのことはやった!!)」

「(悪いけど・・・わたしたちも負けられないのッ!!)」
現カロスクイーンのエル&マフォクシーフレフワンビビヨン(花園)のパフォーマンスは
ポケモン達が1回ずつ技を繰り出したぐらいでフェードアウト。
「(エルさんのパフォーマンス、エルさんの笑顔はみんなに力を与える・・・
 私・・・みんなに与えて貰ってばかりだ・・・)」
会場中が立ち上がるほどのパフォーマンスらしいんですが
ここ省略しちゃったらちょっとなあ・・・
とはいえ投票前にセレナが負けを認めちゃってるので結果は出すまでもないんですよね(
もちろん現カロスクイーン、エルの防衛で終わりました。
「セレナ!楽しかったね!
 また一緒にステージに立とうね!」
「はい!もっともっと練習して必ずエルさんを追い越してみせます!」
「望むところよ!!」

再び先ほどの控室に戻り、約束通り医者の治療を受けたセレナ。
ちなみに女医さんでしたが、ジョーイさんではありませんでした。
(ダジャレになっちゃけど語源だから仕方ないよね)
そしてサトシたちやサナたちより先にヤシオが再びやってきます。
「二度とこんな無茶はしないで。本気でエルに勝ちたいならね」
「そうですね・・・私、ヤシオさんの言った通りエルさんに勝てませんでした
 エルさんにあって私にないもの・・・
 さっきエルさんのパフォーマンスを見て分かった気がしました
 私は未熟だし、仲間やポケモンたちにいつも助けてもらってばかり
 でもエルさんは人を笑顔にしたり見ず知らずの私にアドバイスしてくれたり
 『与えること』が出来る人で
 今まで貰ってばかりの私ですけど
 クイーンになって今度は色んな人に恩返ししたい!
 元気を与えたり、笑顔にしたり、アドバイスや、時には怒ってあげることも!
 だから、もっともっと頑張らなくきゃ!
 立派なクイーンになる為に!!」
「それが分かったなら、あなたは良いパフォーマーになれる
 あたしと一緒に来ない?」
「・・・どういうことですか?」
「『全て』を教えるわ。パフォーマーの『全て』を
 返事は急がないからよく考えて決めなさい」
ちなみにこの話は一部始終を控え室の外でサキが聞いてました。
ヤシオが去り際に気づきますが、お互い一礼して終わり。
サイホーンレーサーではなくパフォーマーの才能を開花させた『自慢の娘』に
サキはどう感じているのか・・・描写はされませんでした。

そして入り口前でみんなと合流。
サトシたちも居ますが、まずはサナたちと会話。
夢を託されるも負けたことを謝りますが、次の戦いは始まってる的な流れに。
サナ、ミルフィ、ネネと再びライバルであることを確認し、
ミルフィは相変わらずセレナを小声でからかいます(
今度はステージ出会うことを約束して解散となりました。

一方でムサヴィの陣営。
ステージ上ではケロっとしてましたが
ムサシが落ち込んで何しでかすのか気が気じゃないR団(
しかしやっぱりケロっとしており、「美味しいもの食べるわよー」と元気。
挙句「感謝・・・して・・・ルンパッパ」と感謝の言葉まで口にする始末。
この言葉にみんなでなだれ込み。R団では珍しい光景ですね。
「どこまでもついていきますムサシ様ー!」はコジロウらしいです(

そしてようやくサキと対面。
「決勝、当たって砕けちゃった!」
「全力でやったんならいいの!
 次に向かって走り出せればね!」
とこちらもケロっとした表情。
去り際を引きとめて何かを言いだそうとするセレナですが、躊躇。
サキは察しているでしょうが、自分で結論を出してほしいのか何も言いません。

夕食後の夜でしょうか、ポケモンセンターの外で考え込むセレナ。
ここにサトシがやってきました。
「どうした?痛いのか?」
「ううん、ちょっと考え事してて」
「なんだそっか。もしかして次のパフォーマンスのこととか」
「うん、そんなところ!」
「わかる!オレもバトルで負けちゃっても次はどんなバトルにしようか
 今度は勝つぞーってワクワクするんだよな!!」
「サトシはいつも前向きで凄いな」
「そうか?」「ピィカッチュウ」
「サトシだったら迷わないんだろうなあ」「テナナ」
「オレだって迷うことぐらいあるさ!
 でもさ、迷ってる時間があるならまず動いてみる!
 それで失敗したって何かは残る。無駄な事なんて何もないさ!」
「サトシ・・・」
「さぁ寝ようぜ!明日も朝早いぞー!!」
「うん!!」
今シリーズのサトシは何も考えてないようで結構考える性格。
でも全く表に出てないのは失敗を恐れないからってことでしょうか。
意図せずではありますが、迷いが消えないセレナの背中を押すことができました。

ということで翌朝、ヤシオの下を訪れるセレナ。
以前のことを考えるとやっぱりかなり早いんでしょうね(
「あの・・・誘っていただけて嬉しかったです!
 でも今は一緒には行けません。すみません!」
「どうしてかしら?悪い話じゃないと思うけど?」
「凄くありがたいお話なのは分かっています
 でもこのままサトシたちとの旅を中途半端に終わらせて
 ヤシオさんに付いていくのはダメだと思うんです」
「それは・・・お友達?」
「最初はただ家を出たいってだけで旅に出たけど
 パフォーマーという道に出会って・・・
 ライバルたちやエルさんに出会えて・・・
 その先にあるものを自分でしっかり見つけたい!
 この旅を最後までやり遂げて・・・
 納得できる答えが見えたら・・・その時は・・・!」
しかしヤシオは最後まで聞かずに車に乗ってしまいます。
この話は無かったことになるのかと思いきや
「いいわ!納得するまで突き進みなさい
 そして納得することが出来たら、ここに連絡ちょうだい!」
シリーズ途中であるというメタな理由で途中離脱が認められないセレナ。
それでもヤシオは待ってくれるということで内定を得ることができました。
この辺りは完全にヒロイン補正ですが、まあヒロインなので仕方ないですね(

サトシたちと合流してグロリオシティを出発。
次の目的地であるエイセツシティを(20話前から延々と)目指して次回へ続きます。

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